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福岡自然農塾よりお知らせ

第29回「妙なる畑の会・全国実践者の集い」のご報告

(2026年2月21日〜23日開催)



福岡自然農塾では過去に4回「妙なる畑の会・全国実践者の集い」を開催してきましたが、15年ぶり、5回目となる「妙なる畑の会・全国実践者の集い」(2026年2月21日〜23日)を開催し、無事終了することができました。
川口さんの呼びかけに始まって、全国に広まった自然農が、今を生きる私たちにとって、ますます求められ、重要な存在となっていることを自覚する今、150名という多くの仲間が共に集い、言葉を交わしましたことは、たいへん有意義だったのではないかと思っております。
実行委員長を務めました、鏡山英二が、ちょうど一週間前に病で倒れ、にもかかわらず、多くのスタッフが心を一つにして、その運営に取り組み開催を終えることができました。
その本人も、現在は退院しまして、リハビリも行いつつ、ほぼ、元の生活に戻りつつあります。
皆様には、たくさんの感想と共に励ましの言葉を頂き本当にありがとうございました。

さて、今回のテーマは
  • 人類の歴史から学ぶ、主に文化財を巡る現状に思いを馳せながら、永続可能な社会を私たちはどう実現していくか。

  • 人としての本当に大切なもの、生きるに必要なものとは。
でした。

文化財は私たちが人間としての生き方を営む上でも大きな役割を果たしているように思います。現代は経済優先の時代にあると感じますが、経済活動に終始するだけでは、私たちの人間らしい生き方は保証されないでしょう。 人間には自身を奮い立たせ、やすらぎを与えるような精神的支柱が必要であると考えています。その一つとして、保護法の定義で文化財の芸術的価値に触れていたことに注目したいと思います。 私たちは日常生活のなかで、絵画や彫刻、音楽や演劇などを鑑賞し、やすらぎを得ることがあります。特に、仏像や仏画といった仏教に関わる文化財を専門にしている私にとっては、芸術には「祈り」とも強く結びつく側面があるように思います。 美しい仏像は高い芸術性を誇りますが、それを生み出した背景には、人々の祈りの心があります。そして、こうした祈りの心をはぐくんだのは、科学も未発達だった時代においては、山・海・川、大きな木や岩といった自然であったと考えられます。 自然との関わりの中から、すぐれた芸術が生まれ、これが時代時代の人々によって守り伝えられ、今日の文化財へとつながっているといえます。今日に伝わるすばらしい文化財の数々は、かつての自然と人との絶妙な関係性が、その素地をかたちづくったといってよいと思います。
参加者のお一人おひとりにとって、その言葉がどのように入っていったかはわかりませんが、川口さんがかつて、よく話して下さったことの中に「学びは学ぶ側にかかっている」ということがあります。
この難しい世の中を生き抜いていくのに、今回の学びが、解決への道筋、あるいは、そのきっかけとなって、少しでも良き働きをしてくれることを願っています。
学習会の中半からは、福岡自然農塾にて学び、自然農を暮らしの中心に据えた、3名(井手裕一、柴田浩之、古賀正慎)の発表と資料をもとに、会場の皆様と言葉をかわし、テーマを深めることもでき、有意義な学習会となったと思います。
たった一日半の言葉を通しての学びでしたが、この日の語らい、そして、各々の心に響いたものを大切に、また、育て、ふくらませ、さらに、一人ひとりの成長につなげてゆかれることを願っています。
私達も、福岡のスタッフ一同、今回の学習会に各々精一杯取り組めましたこと、共に学べましたこと、本当にありがたく思っております。
至らぬことも多かったことと自省しておりますが、私達もこれからの日々の暮らしを充実させ、人としての生命のいとなみを、限りなく成長へとつないでゆけますよう歩んでいこうと心あらたに致しております。
ほんとうにありがとうございました。

福岡自然農塾代表
鏡山悦子

2026年 福岡自然農塾・学習会のご案内

耕さず、草や虫を敵とせず、肥料農薬を必要としない
生命の営みに、ひたすら沿う農……自然農

このたび、34年間続けてきた、福岡自然農塾の見学学習会の形を大きく一新することになりました。
考えてみれば、よくも一筋に自然農の世界を多くの方と共有するべく、自らの学びとして、取り組んできたことかと思います。
川口由一さんの指し示して下さった生命いのちの世界の本当を知り、その道から外れない生き方に信をおき、学んでこれたことは、幸せでした。
前半は、川口さんに導かれて、農だけにとどまらず、文化や芸術、教育、政治、経済、医療・・・広い視野で、生命の世界における、あるべき姿を、学ばせて頂きました。
川口さんが来られなくなっても、この学習会は、充実した、意義あるもので在り続けたいと努力してきました。ただ、中心のスタッフが高齢となり、今後は、各学びの場において、それぞれの役割を担うことになりました。
「見学学習会」は、その役割を、一貴山学びの場にゆだね、集合場所も一貴山として、学びの内容も少し広げて充実させたいと考えています。私達も、かってそうであったように、都市生活者が、農的暮らしを営むにあたって、田畑のことだけではなく、暮らし全体を整えるべく、様々な、すべと知恵が必要になってきます。
その一つ一つを、私達もやっと30年かかって築き上げてきたようなものですが、これからは、必要に応じて、思いを同じくする人たちと、分かち合い、伝え、学び合いたいと考えております。
さて、今、世界は、対立に満ち満ちています。各々の立場の主張ばかりで、生命まで奪うようなことが平気で行われています。しかし、対立からは何も生まれません。大地が疲弊し、文化財も破壊され、自然界に大きなダメージが生じています。大本のいのちは、本来一体の営みなので、個々別々のところで起こっていることも、個々別々の健全なる生命の全う(平和)ということはありえません。
川口さんが常々、言っておられたことですが、私たち一人ひとりのいのちを全うをするために、最も大切なことは、ひたすら謙虚であることでした。
この大いなる生命の世界においては、私達は、小さな小さないのちの一つに過ぎないこと。でも、その重なりの上に、次の新しい生命も生まれ、育ってゆくこと………。
起こる出来事は、常に最善ですから、受け入れることは、必然です。
このことは、本当に、ほんとうに難しいです。
足元の、けなげな生命、その清らかさ、美しさに支えられ、生きている私達でありたいと思います。
良き集い、そして確実な学びとなりますよう、私達も心新たに臨みます。
どうぞよろしくお願い致します。
以下、ご案内致します。

2026年 自然農・見学学習会と座学のご案内

月日
学習内容
2026年
4月19日(日)
お米の種おろし
○鏡山農園と一貴山学びの場の見学
○実習田にお米の苗床を作りと種降ろしの仕方
○春夏野菜の種降ろし数種の仕方。草への処し方
5月17日(日) 座学@

6月7日(日) 田植え ○鏡山農園と一貴山学びの場の見学
○夏野菜の手の貸し方、支柱の立て方など
○一貴山の田んぼで田植えの実習、畦塗や水の管理の仕方
7月12日(日) 座学A

8月2日(日) 夏の仕事
田の草へ応じる
○鏡山農園と一貴山学びの場の見学
○田の草への応じ方、田の夏の管理について
○果菜類(ナス,トマト、ピーマン、キュウリなど)の手の貸し方と秋冬野菜の種降ろし
9月13日(日) 座学B

10月25日(日) 稲刈り・稲架たて

○鏡山農園と一貴山学びの場の見学
○稲刈り、稲架かけづくり及び稲架かけの仕方
○畑の野菜への応じ方と手の貸し方
11月15日(日) 座学C

12月6日(日) 脱穀,トウミ,籾摺り,精米
○鏡山農園と一貴山学びの場の見学
○お米の脱穀、唐箕、調整(籾摺り、精米)
昔からの道具を使い手作業で行います。
2027年
1月17日(日)
座学D

2月14日(日) 冬の仕事
畝のたて方
○鏡山農園と一貴山学びの場の見学
○お米の苗床の準備 (畑の作物の苗床作りにも応用できます。)
○新たに畑の畝を立てる、低くなった畝を立て直す。エンドウの種おろし等

見学学習会のご案内

自然農の田畑の実習と見学、そして言葉を交わしての学習会を行います。
参加希望の方は、前日までに、電話(092-325-0745:鏡山)にお申し込み下さい。
●参加費:1,000円
●持ってくるもの:軍手、帽子、長靴、あればノコ鎌、弁当、水筒
●問い合わせ先:
 鏡山 電話:092-325-0745
 または090-9793-9963

1日の流れ

9:00 集合・受付(一貴山 鏡山宅 竹細工工房にて)(−糸島市二丈一貴山560-13)
9:30 開始
午前中は鏡山農園と一貴山学びの場の見学と畑の実習を行います。その後昼食をとっていただき、午後は、田んぼの実習を行います。その後は言葉を交わしての学習会となります。
17:00 終了

座学のご案内

自然農は単なる農法ではなく、生き方です。座学は自然農から農をこえて、様々なテーマで学び合う場です。 過去の川口さんの講義録をもとに、静かに学び合えたらと思います。

完全予約制です。前日までに、電話(092-325-0745)にお申し込み下さい。
  • 日程:
    2026年 5/17,7/12,9/13,11/15
    2027年 1/17
  • 会場:糸島市二丈一貴山560-13
       鏡山宅 竹細工工房
  • 時間:9:30受付、10:00〜17:00
  • 参加費:1人1,000円
    (資料代、お茶、おやつ代など)
  • 定員:20名

自然農を始めるにあたり、必要だと思われる道具

@移植ごて
A曲がり鎌
B手鎌あるいはのこぎり鎌
C鍬
Dスコップ
E作付け縄

自然農では、耕運機や田植え機、稲刈り機、コンバイン、トラクター等の様々な農機具は一斉使いません。
これらの農機具は、枯渇燃料(ガソリンや軽油)を使いますし、数百万円もの購入費用がかかることから、自給を主とする小さな農においては、適していないし、必要としません。
手仕事とわずかな道具があれば、充分にその目的を達することができます。
昔からの道具は最も効率がよく、しかも環境を破壊することなく、経済的です。

自然農の実践地の紹介

見学学集会の時は一貴山の農園と学びの場の見学のみとなりましたが、他にも学びの場と実践地は、いくつかありますので、興味がおありの方は、個別に電話等でお問い合わせ下さい。

松国自然農学びの場

糸島市二丈松国(代表:村山直通)
集合日 月一回第2日曜日
TEL 090-9927-2726

花畑自然農学びの場

福岡市南区花畑(代表:村山直通)
集合日 第1・土日曜日
TEL 090-9927-2726

木下農園

糸島市前原加布里(代表:木下まり)
TEL 090-8418-5801

福岡自然農塾学びの場の地図

地図は、クリックすると拡大します(ダウンロードできます)

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