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北欧旅行
北欧へは白夜の季節には一度、オーロラの季節には4度行きました。 ただ、オーロラはいつ出るか、また、どれだけの時間出ているかも分かりません。 3回目までは写真を撮る努力はやめて、如何に見れる努力をするか、見れる時間を長くするかという方に重きをおいて、オーロラ見物に取り組んでいました。
北欧はカナダと比べれば、私の年齢の人にも楽な環境でオーロラを見られます。 オーロラが見れる場所は、宿泊場所の庭や駐車場などで、現れるまでの間を温かいホテルの室内やロビーで待つことも可能ですし、気温も摂氏0度から―4度ぐらいで見れます。 カナダの場合には特別な観測場所に行かねばならず、気温もー30度以下だとか聞いていますので、それと比べればとっても楽で、私向きだと思いました。
4度目のオーロラ・トライに行ってきました: 2011年3月14日から、2年ぶりにオーロラを見ようと思い、ノルウェーに行ってきました。 今回はオーロラ旅行の4度目で、過去3回はすべて見ていましたので、今回はオーロラの撮影にも挑戦してみようと新型のバカチョンカメラと小型の三脚を持って行くこととしました。 当初計画は、3月3日から行く予定でしたが、我々が乗る予定の沿岸急行船?が、欠航ということになり、急遽3月14日からのツアーに変更しました。 11日に東北関東大震災が来て、これはとても行けないだろうと思ったのですが、旅行社JTBからの電話では催行予定であり、成田空港まで来て、スカンジナビア航空(SAS)が欠航なら催行はキャンセルになるが、そうでなければ催行するとのことでした。 行かなければキャンセル料で全額取られてしまうので、成田空港に行くすべての電車が運行されていない中を、YCATからリムジン・バスで成田空港まで辿り着きました。 大分前から成田エクスプレス(NEX)の切符を買ってあったのですが、NEXは運行していないので、バスはどうかと考えて、早朝に家を出てYCATに向かったのですが、その甲斐あって、NEXを使った場合の予定時刻より1時間も早く着いて、空港で時間つぶししていました。 そしてSASは時刻通りに出発しました。 大地震と原発事故のその後が心配で後ろ髪を引かれる思いでしたが、我々が日本に残っていても何も出来ないし、居なければ電気も使わないから、その方が良いだろうと考えることとしました。
ノルウェーでは、日本とは−8時間の時差があるため、ノルウェーへ出発した日と同じ14日の夜(現地時間)に、コペンハーゲン、オスロ経由でトロムソ空港に着き、その後空港に近いホテルに着きました。 この夜から3晩トロムソでオーロラの出を待つこととなりましたが、ホテルの周りでは市内の灯りが沢山見えていて、これで大丈夫かな?という不安な気持ちになりました。 この不安が的中して、最初の2日間はまったくダメで、3日目の日暮れ時、まだ明るいうちに雲の上の方にオーロラらしき、高さ(幅)のある、長くて白い筋状の光が長時間見えたのですが、その後、暗くなってもオーロラに発展することはありませんでした。 結局、3日間のオーロラ・チャンスには、オーロラは見られませんでした。 翌日からは南に向かい、ベルゲン、オスロ、コペンハーゲンと移動するので、まず絶対と言っていいほど、チャンスはありません。 最後のチャンスは帰りの飛行機からと思いましたが、日本の原発事故の放射能問題でヨーロッパの航空会社は成田空港に向かう便が欠航していて、スカンジナビア航空も日本から自国民を脱出させるための専用機のみが運行中で、結局20日の帰りの成田行き直行便は欠航となり、別のSAS便でドイツのミュンヘンに行ってから、成田行き全日空便に乗り換えて帰って来ました。 でも、全日空機はファーストクラスは1名だけ、ビジネスクラスも10名程度、エコノミークラスもガラガラで、私が見た範囲では、ヨーロッパの航空会社便からの乗換え客らしい日本人の乗客だけでした。 ノルウェーでは日本の大地震と原発事故のニュースが大々的に流れていましたが、道路や広場などで、その義援金の募金が行われていて、日本からの留学生や、ノルウェー人の奥さんになった日本女性などが、募金箱を片手に呼び掛けていましたので、ノルウェー・クローネでも献金してきました。 日本に帰ってからは、日本円での献金もしましたが、被災地や避難場所などのニュースを見る度に、何とか頑張って復旧して欲しいと思いました。
今回のノルウェー行きでは、残念ながらいつもの感動的なオーロラは見れませんでしたが、トロムソからコペンハーゲンの間の旅行写真を少し撮って来ましたので、ご覧ください。
トロムソの昼食を食べようとしたレストラン(結局クローズされたまま)前の港の景色
港からケーブルカー方向を見た写真 トロムソの幼稚園児でしょうか
ケーブルカーで登った山頂からトロムソ市街を見下ろしました
トロムソ中央市街付近の教会と対岸の北極教会
3日目の日暮れ時、雲の上の方に薄白い膜状の光が見えました、雲が去った後も残っていたので期待しました
結局、オーロラは見えず、街の灯りを写しておきました
ベルゲンの市内を散歩しました
世界遺産の街並み
バイキング時代のサーベル?が沢山ありました
世界遺産の街並みを覗く 世界遺産の街並みの裏側です
ホテルの裏側の貴金属や骨とう品の店
ベルゲンで泊ったホテルです ケーブルカーの乗り口です
裏通りのさびれた印象の教会です
ベルゲンからゾグネフィヨルドに向かう途中のVoss付近の教会とグドバンゲンのフェリー乗り場
グドバンゲンのゾグネフィヨルドへの入口 海面には氷が浮いていました
フィヨルドの海面の薄い氷 フェリーの後部甲板からのフィヨルド
Flamに着いたフェリー Flam駅で列車に家族の荷物を運ぶ子供たち
Flam駅の外観 氷結している大きな滝
滝の前で5分停車中のFlam鉄道
オスロ市内の公園(氷結中)
オスロの王宮 オスロ市内のレストランでのサーモン料理
オスロ市内の様子 路面電車
バイキング船博物館
フログネル公園で犬を散歩させている人達 有名な怒りんぼうの像
人間の一生を表現した像を遠望
ムンクの自画像と叫びの画(ムンク美術館)
オスロ港付近
DFDSシーウェイズ船上からオスロ港内を望む(表面が氷結中)
海面が薄く氷結している中をコペンハーゲンに向かってクルーズ
船内のスモーガスボード(北欧風バフェ)の魚介類と、船内バーで飲んだマルゲリータなど
コペンハーゲンの人魚像
ニューハウン(教会と力強い牛の像)
チャーチルの胸像
アマエリンボー宮殿(王様の住む宮殿と衛兵)
皇太子の住む宮殿 コペンハーゲンの水路観光船の発着所
以下は、過去3回で訪れた時の写真です。
ここはノルウェーのトロムソの北極博物館です。右手の写真は、博物館の傍にある捕鯨船で使われていた捕鯨砲です。
トロムソには、マックビールという世界最北のビール工場があります。その工場のバーには北極グマの剥製が置いてあります。
それから、港を跨いで反対側には世界最北の教会があります。 因みに世界最北の大学もここにはあります。 ノルウェーの北の街ですから、何でも世界最北になるようですね。
トロムソからノルウェーの北端(ノースポール)の港に向かうクルーズ客船が北極沿岸急行船です。船は、ノルウェーの海岸線のフィヨルドを静かに北上します。 私は見ることが出来ませんでしたが、運が良ければ、夜間クルーズ中に船のデッキからオーロラが見えるそうです。 デッキには沢山のオーロラ期待の人が居ましたが、生憎その晩は見れなくて残念でした。
港から西方向にバスで大分走ったカラショークに、原住民族のサーメ族のテーマパークがあります。 村の広場では、飼っているトナカイが餌を食べていました。
私が行ったノルウェーでのオーロラ見物では、アルタのホテル裏の駐車場で一番沢山出現しました。 また、アルタには岩絵で有名なアルタ博物館にも行きました。 アルタ博物館の裏手の展望所から岩絵の見つかったという湖が見渡せます。 雪景色の湖がとても印象的でした。
アルタでは、氷で作られたアイス・ホテルにも行きました。でも、ここには泊まりませんでした。 写真はホテル内の教会とベッドルームで、ここで結婚式を行ったカップルが、このベッドに泊まるそうです。 至る所にトナカイの皮が引いてありますが、氷が見えていて寒そうですね。
ここからは、アイスランド旅行です。
アイスランドには一度だけ行きました。 北極圏にある巨大な島国で、火山活動も活発な様子です。 火山活動と同時に氷結した湖や世界最大の氷河などがあって、泊まるホテルの各部屋の風呂には温泉が来ています。 大きな地球の割れ目や、ワシントンとモスクワの中間点の館で東西冷戦終結の会談が行われた場所でもあり、とても印象的な場所でした。 アイスランドは、1、2時間で天候が変わると言われているそうですが、私が滞在した数日間は、晴れた日が殆どで、ヨーロッパで2番目に大きい氷河(世界で2番目?)を巨大な4WD車で見て回る観光タクシーに乗りましたが、大きなタイヤの空気圧を調整しながら、延々1時間以上も氷河を登って行きました。 氷河の上で眺める夕日に染まる山々や北極の海の眺望は、その間続いている晴れた天気のお陰で、とても素晴らしかったです。 この車のドライバーもこんなことは13年間のドライバー生活で初めてだと言って、かなり興奮して自分のカメラでたくさんの景色を写していました。 夜にはオーロラも見ましたが、白っぽいオーロラで、アイスランド風?なのかと思いました。 オーロラはノルウェーの方がカラフルで良かったですが、景色はアイスランドが最高でしたし、ホテルの温泉も、露天風呂ブルーラグーンもとても良かったです。
アイスランドは中々太陽が出てきません。 遅い夜明けにバスで凍結湖や間欠泉などを見に行きました。 街々には湯気が上がっていて地熱暖房をしているようです。
間欠泉の傍には、湯気が凍って花のような氷の華(結晶)が沢山あって、とても綺麗でした。
また、近くでは地球の割れ目(ガウ)が地を切り裂いて走っている姿も見れました。
次に4WDにて氷河の上を1時間以上も登って行き、頂上付近から大氷河の向こうに夕日が沈む感動的な景色を眺めました。
氷河には、沢山の雪上4輪モーターサイクルでのホビーを楽しんでいる人たちがレースさながらに走り回っていました。
アイスランドの市街地には東西冷戦時代に終りを告げる会談が行われた歴史的な建物がありました。 国会議事堂も外から見ましたが、こじんまりした質素な感じの建物でした。
また、市街地を見て回りましたが、新しい国らしくコンクリートの大聖堂やアイスランド立国の士の銅像なども建っていました。