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WorldCruise(北米)
ダブリンを出港後大西洋上に掛かる虹を見ました。 ASUKAUはやや荒れている大西洋上を一路ニューヨークに向けて航海を続けました。 ニューヨークへは早朝まだ暗いうちに入港していきました。 早暁の中、自由の女神像が我々のASUKAUを出迎えてくれました。 また、マンハッタンの高層ビル街の傍から朝日が顔を出し、朝焼けにビルの壁面が赤く染まって、船上には静かな時が流れていました。 
    

ニューヨークでは、市内観光の2階建てバスのチケットを買い、2日にわたって乗車しました。 バスは市内の中心街からセントラルパークの周りを一周して、また市内へ戻り、市内をマンハッタン地区へと進みます。 途中、グランド・ゼロのすぐ近くを通り、やがて、ブルックリン地区に行くバスとの乗り換え地点に進みます。 ここでブルックリンへ行くためにバスを乗り換えて、ブルックリンに繋がる橋を渡りました。 紙面の都合もあり、ニューヨークの情報は多くの場所で見ることができることもあり、ニューヨークでの写真は、少なめにしました。
    

 

ニューヨークでの写真は、トンデモナイ失敗をしました。 ニューヨーク入港直前後に、暗いところでの撮影をした時にISO感度を最大にしていたのですが、それを忘れていて、そのまま写していました。 また、ニューヨークの最初の夜には本場のジャズの生演奏を聴きながら夕食を食べました。
    

    

ニューヨークを出港し、次はカリブ海に浮かぶバハマのナッソー港です。  ナッソーはあまり広くない街ですが、8人乗りの観光タクシーをチャーターして、ドライバーの案内で見て回りました。 
    

ナッソーの一番高台?にある砲台などがある施設跡や、そこから下っていく階段の雰囲気などは、日本の南の島にもありそうな所でした。
    

また、ナッソーで一番大きなホテル?に行きましたが、ヨットハーバーや水族館のある綺麗な立派なホテルでした。
    

ナッソーでは帰り際に、現地を良く知る日本人のお勧めのレストランで食事をしました。 そして、波止場から通船でASUKAUに戻りました。
    

ナッソーの次の寄港地はメキシコのプラヤデルカルメンでした。 我々がプラヤデルカルメンで下船した後、ASUKAUは目の前の島のコズメルに移動、入港して我々の帰りを待っていました。 我々はプラヤデルカルメンから、メキシコの遺跡で唯一海岸にあるところに観光に向かいました。
    

ここの遺跡には、あちこちにイグアナがいましたが、イグアナが素早く、かなりのスピードで走り回る動物だということを初めて知りました。 また、遺跡には、多くの観光客が海水浴を兼ねて来ていました。
    

遺跡見物の後は、海のとてもきれいな海岸のレストランで昼食を食べました。 その後、ASUKAUが停泊しているコズメルに通船で渡りました。
    

コズメルを出港して次はコスタリカのプエルトリモン港に入港しました。 ここは、ナマケモノで有名なところです。 さっそく、タクシーをチャーターして、ナマケモノ・センターに向かいました。
    

乗ったタクシーは韓国メーカーのボロボロの車でしたが、ドライバーはとても気の良い優しい人で、話の内容からは日本ファンのようでした。 途中で友達の飼っているナマケモノを抱いてきて見せてくれました。 また、途中の農家で小さなバナナ(モンキーバナナ?)を買ってきて、勧めてくれました。 このバナナは今まで食べたうちで、最高に甘くて美味しかったです。 ナマケモノ・センターは小さなジャングルが裏手にあって、小さな手漕ぎのボートで森の中の小川を案内してくれました。
    

プエルトリモンを出港すると、いよいよ今回の船旅で2番目の運河パナマ運河の通航です。 パナマ運河は自走式のスエズ運河と異なり、カリブ海と太平洋との水位の違いを階段状に作られた運河の中で水位を変化させながら、両岸のデイーゼル機関車で曳いて進んでいく方式です。
    

パナマ運河には陸上からも観光客が来ていて、通航する船を見れる建物があります。 ここでは、船の中の観光客と建物の展望台の観光客が顔を見合わせ手を振りあう場面が、あちこちで見られました。 運河の出口に差し掛かって、太平洋側の街の遠景が見えると、いよいよ太平洋ですが、「あー日本に近づいたなー」という実感が込み上げてきました。
    

太平洋に出たとたん、イルカの群れが船の左右に現れ、あちこちでジャンプする姿を見ることが出来ました。 太平洋に出てからの初めての寄港地は、メキシコのカボサンルーカスです。 ここは、コズメルと並んで、メキシコで最も人気のあるリゾート地です。
    

カボサンルーカスの波止場を歩いていると観光船の客引きが沢山いました。 その中の一人の客引きと交渉し、一人10ドル、10人で100ドルで観光の話が纏りました。 小船での観光はコースが決まっていて、ボートの船長は客引きから30ドルぐらい貰って、我々を載せて行っているようでした。 観光途中で、もっと先まで行って欲しいという交渉が船長との間でまとまり、海岸沿いにある高級住宅地の方まで、足を伸ばしまして、帰りにはアシカの乗っている岩の傍まで行って、我々に良く見せようとするなどの精一杯のサービスをしてくれました。 追加サービスに満足した我々は、更に一人10ドルづつのチップを船長にあげました。 これが結構楽しいボート観光でした。
    

    

観光の後は、港の近くのレストランでメキシコ料理とメキシコのテキーラ・ベースのマルガリータなどを楽しみました。
    

カリフォルニア半島の先端カボサンルーカスを出港して、ASUKAUはサンフランシスコに入港しました。 サンフランシスコではコウノトリの編隊の歓迎を受けました。
    

ASUKAUはピア39の傍に接岸しました。 沢山のヨットの向こうにASUKAUの姿が大きく見えました。
    

サンフランシスコからは、一度行ってみたいと思っていた世界最初の国立公園のヨセミテに行きました。 途中には3000基以上と言われましたが、風力発電の風車がズラーと並んでいました。 ヨセミテは、とても大きな自然公園なので、日帰りではその一部しか見れませんでした、東京都と同じぐらいの広さで、しかも緑の自然豊かな公園であるということで、昔アメリカの友人が一度は行ってみた方が良いと勧めた理由が良くわかった体験でした。
    

    

サンフランシスコを出港し、次の寄港地バンクーバーに入港しました。 バンクーバーは気候的に寒いところだと思いますが、この時期はとても爽やかで、旅行には最適な時期のように思えました。

    

バンクーバーからは、次回の冬季オリンピックが開催されるウィスラーに行きました。 時期的に夏なので、スキーではなく、バイクのダウンヒルを楽しむ人が大勢いて、バイクリフトが大盛況でした。 当日はケーブルカーが休みだったので、リフトに乗って頂上に向かいましたが、途中のハイキング・コースの近くを歩いているクマを見つけました。 こんな近くで野生の熊が見れるなんて、さすがはカナダだなーと感心しました。
    

また、頂上からのウィスラーの街の遠望も自然一杯でとても良い景色でした。 ウィスラーからの帰り道でライオンの像が飾られたバンクーバーのブリッジを渡りましたが、行き交う車は日本車ばかりでした。。
   

ASUKAUはバンクーバーを出港して、インサイドパッセージに入り、アラスカに進みました。 この海では船の生活排水は捨てられないということで、船は途中で沖合まで全速ではしって、生活排水を捨てていました。 自然維持のためのルールがあるのはとても良いことです。 アラスカでの最初の寄港地はカナダの海岸山地に接するジュノーでした。 ジュノーの近くでは2頭のアシカが仲良く泳いで船のすぐ近くを泳いでいきました。
   

また、クジラが深く潜るときに尾をあげる様子が近くで何回も見れました。 アラスカのジュノーは田舎の港町という風情でした。
    

ジュノーでは、アメリカの国鳥白頭ワシが屋根に止まっていました。 また、氷河も見に行きました。 氷河が河に落ち込んでいる姿が見れましたが、地球の温暖化の影響が目に見える場所でもありました。
    

また、ジュノー市街地にはエスキモーの酋長の娘がやっている土産物店があり、色々と説明をしてくれました。 また、ジュノーからはホエール・ウオッチングの船が出ていて、その船からクジラのジャンプする姿を見ることが出来ました。
    

アラスカでの次の寄港地は、スキャグウェーでした。 スキャグウェーは更に田舎の街でしたが、昔から使われていたホワイトパス鉄道が観光用に使われていました。 我々も列車に乗って山頂のアメリカとカナダの国境に向かいました。 スキャグウェー港には、寄港した船の船員が船のID情報をペンキで書きのこしたものが沢山あります。 岸壁に初代ASUKAのIDペイントを見つけました。
    

    

    

スキャグウェーを出港して、いよいよ最後の寄港地になるアラスカのスワードに入港しました。 スワードでは港から1時間ほど歩いてアラスカの海の生物の博物館?に行きました。 その後、また1時間ほど掛けて歩いて戻りましたが、この運動後に港の近くのレストランでアラスカン・キング・クラブを食べながらビールを飲みました。
    

スワードを出港して、氷河を見ましたが、その後もアラスカ沿岸には自然の美しい姿が続いていました。 最後にアラスカで見かけた花の写真を載せました。 World Cruiseはこれで最後の写真となります。
    

    

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