細やかな感情表現に長けていたこともあり、50年代に「居酒屋」(1956)、「カラマゾフの兄弟」(1958)、「女の一生」(1958)などの文芸作品の映画化によく出演していました。目をウルウルさせている時が、一番彼女に似合っているように見えます。ドイツ生まれであり、弟のマクシミリアン・シェルも国際スターであることは周知のところでしょう。ドイツ人であるゆえか、独特の重いアクセントでしゃべるところがまた魅力的です。いずれにしても、名実ともにドイツを代表するスターの一人であるといえます。60年代には、一時英語作品への出演が絶えますが、70年代に入って再び顔を見せるようになりました。以下の出演作品は、英語作品のみです。 |
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