ホームページの定義を知ろう
誤解されている ［ホームページ］
インターネットが普及し始めた頃、ホームページという言葉は正しく解説されずに混乱したまま定着、いくつかの意味で使われているのが現状です。
Web ページを閲覧するための Web ブラウザ（以下ブラウザ）に表示される文書をひとくくりにして、あるいは特定のWebブラウザのトップページのことを指してホームページと呼ぶこともあります。さらにインターネットというシステムそのものまでホームページと呼んでしまったりもします。そして重宝しているあのソフトウエアの名前からして、「ホームページ・ビルダー」 と呼ばせています。
一般的にホームページと呼んでいるものは、本来 Web ページ あるいは Web サイト と呼ぶべきものでしょう。 Web ページとは、インターネット上に公開された個々の文書のことで、複数の Web ページによって構成された文書の集合体を Web サイトと呼びます。
Web ブラウザあるいはブラウザ
Web ページを閲覧するのに使われるソフトウエアです。ブラウザの種類には、マイクロソフト社が提供する Internet Explorer （インターネットエクスプローラー）、Mozilla 社が提供する Firefox （ファイアーフォックス）、アップル社が提供する Safari （サファリ）などがあります。最近では Google 社が新しく提供をはじめた Chrome （クローム）も話題になっています。
ホームページはブラウザの ［ホーム］ のページ
本来のホームページとは、ブラウザを起動したときに最初に表示される Web ページを指します。スタートページとも言います。ブラウザの ［ホーム］ ボタンをクリックしたときにも表示されるページです。
ブラウザの Internet Explorer 8」 （以下 IE8 ） を例に説明しましょう。
IE8 のメニュー バーあるいはコマンド バーにある、［ツール］ ボタンから ［インターネット オプション］ をクリックすると、 ［インターネット オプション］ ダイアログボックスが表示されます（右図）。
［全般］ タブに ［ホームページ］ フィールドがあります。そこには Web ページのアドレスが入力されています。
IE を起動したときや、IE のコマンド バーの ［ホーム］ ボタン
をクリックしたときには、ここに入力されているアドレスの Web ページが表示されます。この Web ページのアドレスは変更できます。