シジュウカラ


すがた

 スズメくらいの大きさで、背が青色と灰色が混じった色をしている鳥です。顔の頬が白く、胸にネクタイのような黒い帯があります。この黒い帯が、見分けるときのポイントになります。

動き

 木の上、地上にいます。二足飛びで、よく跳ね回り、気ぜわしく動きます。つがい(オスとメスのペア)か小さい群れで動き回り、群れはとてもにぎやかです。いろいろな鳥と一緒に動くことがあります(混群)。

すみか

 家の周りから林、森まで木の多いところにいます。低地や山地の林、落葉広葉樹林、ブナ、モミやシイ、カシの原生林にもいます。

みられるとき

 いつでも見られます(留鳥)。さえずりは、3月〜6月がさかんです。

いるところ

 ほぼ、日本中にいます。

鳴き声

 さまざまな、鳴き方があります。

子育て

 3月の終わり頃からです。巣は木に開けられたキツツキなどの古い巣や自然にあいた穴に、オスとメスが一緒になって苔や毛糸などを運び入れて作ります。1回の子育てで産む卵の数は7〜8個です。
 卵がふ化するのは、メスが卵を抱いてあたためてから、14日ほどしてからです。ヒナの食べ物はオスとメスが運び、17日〜19日でヒナは巣立ちます。


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