巣箱をかけることの賛否両論について

　巣箱をかけることに対して、賛否両論があります。

• 長所
  1. 野鳥の営巣地不足を補う効果がある。減少傾向にある野鳥にとって、すみかを提供し、繁殖の手助けを行なうことができる。
  2. 動物愛護，自然保護への意識を高め，環境教育的な効果がある。

• 短所
  1. 生態系のバランスを崩す可能性がある。
  2. 十分に管理の出来ない巣箱は，役に立たない。（巣箱をターゲットに、密猟が行なわれた例があるそうです。）

　＜結論＞
　　巣箱の効果や影響を十分に理解した上で、巣箱かけを行なうことだと思います。生態系に関しては、都市や街など、自然が少ないところは、ほとんど問題ないと考えられます。

　「あそびの島」の巣箱かけ活動は、緑区「こどもの国」の園内に限らており、もう２５年以上も活動を続けています。
　毎年管理を怠らず、近年はここの巣箱のデータベース化を始め、野鳥があまり入らない地域から入る地域への選択に試行錯誤し、毎年、野鳥使用率も上昇傾向にあります。