油山寺は、行基による開山から1300年以上たつ真言宗のお寺です。目や足腰にご利益があると信仰され、病を癒やす薬師如来が祀られています。
建久元年(1190)源頼朝が眼病平癒のお礼として寄進しました。その後は、孝謙天皇をはじめ、今川義元や、皇室・諸大名から篤い信仰を受けてきました。
境内にある三重塔は、高さはおよそ23メートル、豪壮な木割や強大な相輪、屋根の美しい反りが見事で、複雑な枡組(ますぐみ)など、桃山時代の特徴をよく表しているそうです。上層にいくほど塔身が細くなるよう設計されており、安定感のある美しい塔です。、
可睡のゆり園は、百合の花が咲き始めていて、全山が花に埋まる時期はもうすぐです。数種の色の百合が山ごとに植えられ、アジサイも新種のものが多く色鮮やかで、楽しめます。(2024.6.1.) |