どっちでもいいんじゃないかとい言うなかれ。イギリス人にはそこをこだわる人がいます。ミルクはもちろん紅茶が冷めないように暖めておくのはもちろんなのですが、先にカップにミルクを入れておくのが正しいとか紅茶を注いでから入れないといかんとか侃々諤々。どちらも譲ろうとはしません。
個人的には紅茶の水色をまずは目で楽しみます。香りを確かめて1杯目はストレートで何もいれずに飲みます。渋みはどうか、甘みはあるのかなどなど確認するわけです。そうして2杯目には今度はミルクを入れて飲みます。ミルクをたらして行くとミルクがだんだん紅茶の赤地色と混ざって行くのが見えます。ミルクを入れるとタンニンの渋みや苦味が和らぎます。ストレートとはまた違った味わいがあります。