舐めてないし、付き合ってないし。

■ペンネーム「鳩ポッポ」さんからの投稿です。

 はじめまして〜。
 私もOLの端くれとして迷惑電話の対応は何度となく経験しておりますが、本日はまったく初めての経験だったので、思わず投稿してしまいました。
 
 午前中、我が部署の営業マンS氏宛に電話があり取り次ぐと、それはマンション経営の勧誘だったらしくS氏は即電話を切ったそうです。それも
「はい、はい、はい、ガチャ」と。
 たぶんそれがセールスマンの怒りを買ったのか立て続けに電話が鳴り、最後は私に「不在と言って」というので渋々出たところ
 
相手 「Sさんお願いします」
私 「失礼ですがどちら様でしょう?」
相手 「○○です」
私 「Sは外出しております」
相手 「はぁー? 今いたでしょ。あなた、なめてません?」
私 「え?」
相手 「あなた、私のことなめているでしょ? そう言えってSさんに言われたの?」
私 「・・・。(けっこう動揺)あの〜、Sは席外しておりますので」
相手 「あんたさっき外出したって言ったよね? 席外しに変わってるじゃん。そう言えって言われたわけ?」
私 「(やばい、間違った)、同じ意味で言ったんですけど・・・」
相手 「そんなにSさんかばってさ、あんたら付き合ってんの?
私 「へ?」
 
 途中までは怖くてかなり動揺してたんですが、最後のセリフにはビックリというかばかばかしくなり電話を切りました。
 その後かかってきてません。
 
 ちなみにS氏にその話をしたら
「きっと一日中電話かけ続けて虫の居所悪かったんだよ」
 って。そうしたのは、あなたでは??

■えらいこっちゃ。それでは、代表電話を取り次ぐ役目の人間は、会社中の人間と付き合っていることになってしまいますが・・・。
 
 冗談はともかく、そうか・・・このテレアポ氏にとっては、迷惑電話から同僚を「庇う」理由は「愛」限定なんですね。
 
 ・・・って、テレアポ氏、被勧誘者が他人に「庇って」貰わないといけないような電話をかけている、と認識なさっているんですか。
 迷惑電話の自覚アリですか、そうですか。
 
■でも、S氏も結構イイ性格してらっしゃいますよね。・・・鳩ポッポさん、お疲れ様です・・・。

(2006.3.6)
(参考)
この他の、鳩ポッポさんの投稿は以下の通りです。
ドジっ子テレアポ

■同様の電話について、「招き猫」さんも投稿してくださいました。

 コネタですが、鳩ぽっぽさんの「舐めてないし、付き合ってないし。」を読んで、全く同じ体験をしたので投稿します。
 
 前半は鳩ぽっぽさんと同じ。ブツは不動産。
 仕事中、ハス向かいの同僚男性に電話が来て、すごい勢いで電話をたたき切った直後外線電話が・・・。これは仕返し電話に違いないとピンと来て、「私が撃退してやるね〜」と私が自ら電話を取りました。
 
私 「はい。○○係招き猫です」
悪 「(ものすごーく穏やかな声で丁寧に)私、○○(←個人名)と申しますがカネコ様(←さっきの同僚)いらっしゃいますでしょうか」
私 「申し訳ありませんが、カネコは今席をはずしております」
悪 「(豹変!)あぁ〜ン? いねえだとー! 嘘こけぇ!」
私 「はあ。申し訳ありませんが・・・」
悪 「今ぁ? たった今いたじゃねえか!! ふざけたこと言うんじゃねぇぞ。あぁん(完全にやくざ口調)」
私 「ええ。ええ。今までいましたよ。ほんの今さっき立ち上がってですね・・・、あー! 今戸をあけて出て行きました〜!
悪 「・・・・(しばらく沈黙の後)がちゃ!」
 
 沈黙の間に、「付き合ってんのかー」とか「舐めてんのけー」とか捨てセリフを言うつもりだったんですかね。それより何より、第一声以降の豹変っぷりが未だ忘れられない悪徳業者でした。

■招き猫さんからは、六回目(七本目)の投稿です。いつもありがとうございます〜。
 
 「あー! 今戸をあけて出て行きました〜!」・・・爆笑です。
 業者も「呼び止めろよ!」とか何とかツッコミ入れたかったかもしれませんが、ここまであからさまに取次ぎを拒否されると・・・(笑)。
 
 むしろ、普通に「お取次ぎできません」だと、正攻法なりヤクザ風攻法(?)なりで噛み付く余地もあったのでしょうが・・・招き猫さんの開き直った応対(褒めてるんです:笑)に秘められた「強気」には勝てないと思ったんでしょうね。
 
 きっと、悪徳業者の野生の勘が囁いたのに違いありません。
 こいつは危険だ、ここで反撃してもさらに遊ばれてしまう、って。(笑)

(2006.4.18)