■ペンネーム「招き猫」さんからの投稿の続き(2/2)です。
(2)化粧品
Dっていったかな。週末の夜、のんびりお酒を飲んでいるところにお姉さんから電話がきました。
姉 「奥様ですか?こちらD化粧品と申します。このお電話番号は不作為にかけさせてもらっています。今30代40代の方にサンプルをお送りしているのですが」
私 「D? 知らないねえ」
ほろ酔い気分をじゃまされたので横柄な対応。
姉 「お昼の○○の提供をさせていただいてます。松田聖子さんのCMですがごらんになったことはありませんか?」
私 「フルタイムで働いているので昼間テレビ見てるヒマはないんだよ」
姉 「今エステなどのご利用はありますか?」
私 「行ってるよ」
姉 「エステは結構お金がかかりますよね。私どものDでは、エステと同じ効果を、化粧品で得ることができます」
私 「えーっ!? ヤクルトのエステだけど。安くてとてもいいよ(これ本当)。1回2千円」
姉 「えっと・・・。それでは何かお肌に悩みは?」
立ち直り早っ!
私 「何もないです」
姉 「うー・・・あ。サンプルの・・・」
お酒を中断されて機嫌の悪い私。
私 「サンプル? 送ってもらっていいよ」
姉 「それでは簡単なアンケートにお答えください。(住所、氏名、肌質等を聞かれる。最後に)年齢は」
私 「29です」
嘘。本当は39歳。ところが・・・
姉 「え?」
素で驚く姉。不作為と言いながら名簿(年齢)を使っていると直感した私。さてどうしてくれよう。
サンプルが届いて10日後。
姉 「こちらDと申しますが、先日お送りしたサンプルの・・・」
私 「あーっと。ちょっとすみません。葬儀中ですので」
これでどうだ。
ところが更に10日後。
姉 「こちらDと申しますが、先日お送りしたサンプルの・・・」
いやあ・・・忘れずにかけてくるとはあっぱれ。
このDという化粧品。ピーリングが売りらしい。だからエステ云々というのね。
そして同封されていたカタログによると、高級化粧品なんです。すんごい高い! ものは良いかもしれないけれど、買いきれないし、セールスが続くのも勘弁だったので・・・。
私 「あっ。Dさん? お電話お待ちしていたんですよ!」
姉 「(ぱーっと明るい声で)いかがです? 効果を実感していただけましたか?」
私 「実感もなにも・・・。私の肌が合わなかったのか、かぶれちゃってかぶれちゃって。昨日皮膚科に行ったんだけど・・・こういうのって補償してもらえるんですかねえ。でもサンプルだし・・・無理ですよねえ・・・(ため息付きながらぼやき続ける)」
姉 「あの・・・あの、お肌に合わなかったでしょうか。申し訳ありません。失礼します」 がちゃ。
お姉ちゃんの対応もしっかりしていたし、悪徳ではないです。念のため。
かぶれたのは本当です。私、まぶたに炎症があり、体調が悪いとすぐかぶれるんです。医者に行ったのも本当。化粧品のせいでは無いと思うけど、しみました。
化粧品は、試してみないと分からないし、かといってセールストークに付き合ってどんどん高級品に誘導されるのも困るし、売る方も買う方も難しいですね。
■招き猫さんの投稿がボリュームたっぷりだったので、ネタごとに二つのページに分けさせていただきました。前半部分は「エコな家庭の象徴」です。未読の方は、そちらもどうぞご覧下さい。
■「化粧品のサンプルを・・・」という電話は何度か受けたことがありますが、有名どころは大抵とても丁寧な口調で、断ってもあまりシツコクされなかったですね。
化粧品は、お金をかけようとしたら本当に天井知らずの世界だから・・・、費用対効果と趣味と好みで思い切るしかないような気がします。
ちなみに、今私が使っているのはVINYASAです♪
(2005.10.18)
(参考)
この他の、招き猫さんの投稿は以下の通りです。
「じゃあ僕どうしたらいいんです!?」
「老後の資産運用は・・・」
「エコな家庭の象徴」
「住宅基礎の通気孔にネット?」
「公務員専用の資産運用?」
「舐めてないし、付き合ってないし。・招き猫さんの投稿」
「スタンディングオベーション!」
この他の、招き猫さんの投稿は以下の通りです。
「じゃあ僕どうしたらいいんです!?」
「老後の資産運用は・・・」
「エコな家庭の象徴」
「住宅基礎の通気孔にネット?」
「公務員専用の資産運用?」
「舐めてないし、付き合ってないし。・招き猫さんの投稿」
「スタンディングオベーション!」