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旅の話あれこれ
アムステルダム(日本からの予約)の
ホテルが決まらない


20件以上のホテルにファックスを送っても返事は、全部 full。
どうしたんだろう。何があったんだろう。

ヨーロッパ特有のフォーラムと、ぶつかったのか?
ネットで調べなおしたけれど、そうでは、ないようだ。
今度は、焦ってリストを見ながら
直接、電話を掛けまくった。でも、お手上げ・・??

どうして、こんなにホテルの空きがないのか、
電話先にも尋ねるが、はかばかしい返事がもらえない。
そのうち、やっと、一件のホテルから、理由を聞くことが出来た。

"Gay Games"という催しと重なっているためらしい。
えっ、それって、何? すぐ、インターネットで調べた。なるほど、
アムステルダムで、ゲイの人達の大会が開催されるらしい。

理由は、わかった。じゃあ、条件を変えるしかない。
それまでの問い合わせの宿泊料金目安は、
トリプルで、日本円で、20000円以内だった。
そして、駅に近いこと。
当然、大きなホテルは、考えていなかった。

「駅に近い」という条件は譲れないので、その後の目標は、
4つ星以上のホテルにした。
その結果、3、4件目で、ようやくOKが、取れた。
朝食抜きで、トリプル一泊、520ギルダー。
1ギルダ=74-5円だったので、39、000円なり。
2泊の予定だ。アムステルダム素泊まり2泊で78,000円!
痛いなー。でも、仕方がない。

そんなわけで、旅の締めは、私達としては、
予定外の高級ホテルに宿泊することと、なった。
場所は、アムステルダム駅の目の前だ。


ホテル探しに使った国際電話の料金
47件(うちアムステルダム41回) 10788円
おみやげのワインを送った話

ドイツから、おみやげ用にワインを送ると主人は、決めていた。
初めてのヨーロッパ旅行だし、職場にも迷惑をかけているから、というわけだ。
ミュンヘン三日目
いろいろ調べたものの、どうもドイツには、「宅急便」というシステムがないらしい。
結局、ワインを送りたかったら、ニッポンのM有名デパートのミュンヘン支店から
送るしかないだろうと、いうことになる。その結果、2000円位のワインを6本
送って、377.24DM(30、474円。何と半分以上が送料ということ。
ワインは、日本で買った方が、ずっと、割安なことを身をもって、経験した。
ミュンヘンから荷物を送り返す


ミュンヘンの滞在も後半になっていた。
27日には、ネルドリンゲンに向かうことにした。出発に際して、
荷物を再点検しようということに。

「約3週間の旅」で、「初めてのヨーロッパ」で、一体どの位のものを
持って行くべきなのか随分考えて、持っては、来たつもりだった。

移動のことを考えて、荷物は、一人につき、
中くらいのトランク1個と、リュックということにしていた。
手で、一つをガラガラと引いて、あとは、背中に、そして、片手は空ける。

ところが、どのバツクも、もう、ミュンヘンの数日で、
ほとんどパンパンになってしまっていた。これは、まずい。

主人は、総点検の結果、一部の荷物を、日本に送り返す、と言う。
「大移動」のための「荷づくり」を意識し過ぎて、入れ物が
小さ過ぎたのかもしれない。
それぞれの荷物から「必要最小限」以外のものを集めて、
日本に送り返すことになった。

それにしても、ドイツに宅急便がないことは、わかったばかり。
では、どうしたら?
ホテルのフロントに走る。荷物を送れるのは、郵便局からだけ。
しかも、小包は、「中央郵便局」からしか送れないのだという。
(すぐ近くの駅にも郵便はあるのに)その上
小包専用のダンボール箱も中央郵便局で、買わなくてはならない
という。

相談して、
送り返す荷物は、前日までに1箇所にまとめておき、翌朝、出発前に、
急ぎ、中央郵便局まで、ダンボールを買いに行って来る。
その役目は、言葉の都合で私(・・;)ということに。

シナリオは、次の通り。

1.送る荷物は、前夜のうちにまとめる。
2.出発の汽車の時刻も前夜までに調べておく。
3.出発の日、ホテルから、全部荷物を持って出て、駅に行く。
4..娘に自分たちの残りの荷物を駅で見張らせておいて
5.主人と2人で、郵便局で荷物を送り、駅に戻る。
ふうっ。

旅先で、予定外のことが起こると、本当に疲れる。
日本じゃ、荷物の入れ物は、決まっていないし、その辺のコンビニでも送れる。
それが、荷物ひとつ送るのが、こんなに手間だなんて。


この時の、荷物送り返し料は、DM191。16、000円強である。
大、中、小と、ダンボールは、あったのだけれど、大が、
あまり大きくなくて、荷物が、二つになってしまったせいもある。
何だか、とても無駄で、今でも、悔しい出費として、心に残っている。


*駅で、一人で6個の荷物を番していた娘も怪しいグループに
目をつけられていて、こわい思いをしたのだそうだ。
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