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先月を 振り返って |
<先月の本>
先月の★★★★★は、北川歩実の「透明な一日」。彼女の本を読んだのは、この本で3冊目。今までも面白くはあったのですが、ストーリー的な部分でちょっとなあと思っていたのが、この本はストーリーがよかったので、超おすすめをつけました。記憶を蓄積することのできない研究者の哀しいお話です。
先月は結構捨てがたい本がたくさんありました。殊能将之の「ハサミ男」はあちこちで評判が良いので、いまさら付け足すこともありませんが、メフィスト賞とは思えない出来です(^^)。次の作品が楽しみ。同じく新人さん、井上直登「T.R.Y.」も、中国に行って来たばかりに読んだこともあって、かなり楽しめました。また、初めて読んだP.D.ジェイムズの「人類の子供たち」は、超おすすめを付けようか、ものすごく迷った作品。これはかなりおすすめです。
すでに8月末あたりから、新刊ラッシュの模様。これからの発行本がまた楽しみです。
<先月の私>
先月頭は中国旅行。その後、立て続けに飲み会があったり、先月末から3泊4日で出張に行ったり、さらにまだ夏休みが残っていることもあって、夏休み気分が全然抜けきりません。気が付くと8月が終わっていたという感じ。そういえば、グランドクロスだの、ノストラダムスだのはどこへ行ってしまったのでしょう。まだあと2000年まで4ヶ月近くありますけど。
先月は、本当に破産するかと思えるくらい出費がありました。なんでそんなにお金が無いのかと思ったら、ボーナスを当てこんでカードを使ったものが、今ごろ請求が来たからなんですね。もうボーナスなんて残ってません(旅行行っちゃったから)。なのに請求はいつもと桁が違う・・・。私は本当に青くなりました。その上、夏休みが重なったこともあって、出張旅行費が後払い。それなのに、パソコンを自作する自分もどうかと思うのですが、そんなことをいまさら言っても遅いのです。昔から、後先を考えない人間でしたが、今度ばかりは自分にさえ愛想がつきました。来月は電話代&電気代の請求が怖い。次の給料まであと2週間。財布はもつでしょうか・・・。
<先月の映画感想>
ショーン・コネリーはいつまでもかっこいい「エントラップメント」。