1999年
7月
-July-
文月
先月を
振り返って

INDEX


前の月へ
後の月へ

<先月の本>

先月は、結構私の好きな作家さんが次々本を出してくれて、嬉しい月でした。京極の新刊もありましたし・・・(^^)。

そんな中の★★★★★は1冊で、柄刀一の「4000年のアリバイ回廊」。このところでは珍しい吃驚トリックを主とする柄刀さんの長編が私は大好きなのですが、この話は、縄文時代の遺跡の様々な謎と、現代で発見された死体の謎がうまく絡み合った傑作です。4000年も前の謎を、発見される証拠から解き明かそうとするロマンチックな設定がいいですね。私は遺跡とか大好きなので、こういう話には弱いです。

ずーっと読んでいる作家さんの本だと、どうしても点数が辛くなってしまうというか、超おすすめ!を付けづらいのですが、「涙流れるままに」は、吉敷シリーズファンなら、必読です。今まで何度か登場した、吉敷の元妻・通子とのお話に、やっと決着がつく長編。どきどきしながら読んじゃいました。

<先月の私>

先月は、旅行の準備もあって、買い物ばかりしていた気がします。外国に行くのは本当に久しぶりで、スーツケースとかの基本的なものはあったのですが、プラグだの変圧可能なドライヤーだの、そうすると洋服も欲しくなったりして、結局その方がお金がかかってしまったり・・・(^^; 。旅行自体はよく行くので、国内旅行なら「いざとなれば、コンビニあるし」と思って、本当に前日に用意して、はい、行ってきますという感じなのですが、海外だとそうもいかず、意外なものが必要だったりしますよね。中国の場合、フィルムや電池は絶対に日本から持っていけってガイドに書いてありました。でも、水も同じようなことが書かれていましたが、こちらは結局エビアン5本では足りず、向こうで調達しましたけれど。そうそう、飛行機の中は気圧が変わることは知っていたのですが、整髪用のムース、だめでした。爆発しなかっただけましというか。あと、化粧品の瓶、最後の最後、北京〜成田の飛行機で割れてしまいました。最後だったことが不幸中の幸い? もう1本、化粧品の瓶があったのですが、これは大丈夫だったんです。どういうときがだめなんでしょうね。友人に、韓国土産のキムチが爆発したなんて聞きましたけど、これは悲劇というより、喜劇ですね(^^)。

先月から、「現在の本模様」を残しています。なので、今回は映画感想は、インデックスだけ。
ケビン・スペイシーが超かっこよい、『交渉人』。
ちょっと切ないラブストーリー、『恋は嵐のように
SWファンは、そりゃもう必見、『スターウォーズ エピソード1
8月も面白映画目白押しなので、封切りが楽しみです。