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先月を 振り返って |
<先月の本>
先月の★★★★★は、1冊。「高く孤独な道を行け」。これだけでなく、ニール君シリーズすべてに★★★★★を付けたいですね。本当に面白いです。母親はヤク中、父親はわからず、摺りをしたりしてその日ぐらしをしていたニールを、ある「銀行」の裏組織が拾って、探偵に仕立て上げる一連のシリーズです。特に「高く〜」は、ニールを地獄から救い出したグレアムと、ニールのやりとりがとっても印象的でした。シリーズはあと2冊。終わってしまうのがとっても残念です。
先月は森博嗣、柴田よしきが相次いで新刊を出して嬉しい月でもありました。森博嗣は初めてのハードカバー作品「そして二人だけになった」。柴田よしきもハードカバーで、「Miss You」。「そして二人だけになった」は、密室状態で、ひとりひとり殺されていく嵐の山荘系(?)のお話。そして二人だけになったときにわかる衝撃の真実・・・だけじゃない、すごい話です。「Miss You」も、女性編集者を主人公にした力作。第2の緑子になりそうな予感がする面白さでした。
7月も続けて新本格が出るようですし、楽しみですね。
<先月の私>
先月観た映画は、3本。「メッセージ・イン・ア・ボトル」と、「菊次郎の夏」、「ハムナプトラ」です。
『メッセージ・イン・ア・ボトル』は試写会。原作をずいぶん前に読んでしまっていたため、いまいち感動に欠けたのですが、原作を忠実に再現しているところに好感がもてました。コラムニストの女性が、海で見つけたボトル入りの手紙に感動し、その差出人である男性を探すという、典型的な恋愛映画なのですが、なかなか良い話ですよ。
『菊次郎の夏』は、爆笑間違いなしのほのぼの映画です。幻の母親を探そうとする正男と、それに成り行きでついていくことになってしまった菊次郎との珍道中。最初は菊次郎を怖がっていた正男が、だんだん仲良くなっていく様が感動的。夏休み映画としては、おすすめです。
『ハムナプトラ』は、恐怖の冒険物語。ハムナプトラという幻の都に眠る財宝を探しに行き、ずっと封印されていた怨念を起こしてしまうという恐怖映画です。CGを駆使した映像はすごいですが、脚本はまあまあ、どちらかというと観客をびっくりさせるタイプの映画。「インディー・ジョーンズ」と比べられていますが、全然違いますよ。結構怖いので、お子さんを連れて行くのはおすすめできません。
7月は、とうとう「スターウォーズ エピソード1/ ファントム・メナス」(う、長い)ですねー(^^)。私は7月中に行けるめどが立ちました。また「現在の本模様」で紹介しましょう。他にもそろそろキアヌの『マトリックス』も来そうですし、『交渉人』は面白かったですし、7月は映画の月になりそうですね。
1999年7月と言えば、そろそろノストラダムスの予言の月ですねぇ。子どもの頃は、結構本気で信じていましたが、実際にその月になってしまうと、忙しくて忘れてました(^^)。人間そんなものですよね。そんな事忘れて、夏休みの予定を立てました。どこに行くかは、内緒。もしかすると、来月の頭あたり旅行記を書くかもしれません。(<無事に帰ってこられればですが(^^))。何はともあれ、あれだけ世間を騒がせた予言です。一体何が起こるのでしょうか・・・。ドキドキ(ホントか?)。