2003年
7月
-July-
文月
先月を
振り返って

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<先月の本>

先月読んだ本は8冊。なんだか梅雨で鬱々としているのもあるのか、電車の中で本を読むよりも寝ているほうが多かったような気がします。しかも仕事が微妙に暇なのもよくないのかも。これから夏の間は本が極端に減る時期です。

読書にノれなかったせいもあるのか、なんとなくこれはおすすめ!って本が先月は無かったんですよね。バイオリズムの変化みたいなものがあるのか、やたらと本が面白いと思える時期と、そうじゃない時期との差があるんですが、皆さんはいかがでしょうか。そんな中でも面白かったな、と思えたのは、桐野夏生『グロテスク』、クック『闇に問いかける男』かな。前者は女性の嫌な部分をこれでもか、これでもか、というほど見せつけてくれる怪作、後者はいつもはじっくりと暗いミステリを書く著者が書いた、スリル満点のカウントダウンミステリーです。暑い夏がやってくるそうなので、こういうのもいいかもしれません。

<先月の私>

とうとう7月中に梅雨が明けなかった2003年。特に7月下旬は太陽をいつ見たっけ?というくらいどんよりな天気で、気分も暗くなってしまいました。そういうこともあって、7月中は日記がいまいちですね。すみません。そんななかでキラリと光るのが、初めて行ったお寿司屋。「このイワシは夢に出ますよ」と言われたイワシは、本当に今でも食べたい〜と思う味でした。また行こう。

福島の原発が動いたこともあってか、あるいは記録的に涼しい7月だったことが良かったのか、停電になるような事態にはならず。逆にその気候のせいで、このところ野菜が高いです。この前薬味に万能ネギを入れようかな、と見てみたら、この束でこの値段かよ、っていう価格で、結局薬味はショウガだけにしてしまったのでした。青菜のほうが打撃をうけやすいのでしょうか。うちは米だけは片桐の田舎から送ってもらってるので、値段で困ることはあまりないのですが、それにしたって限度があるからなあ。ちょっと主婦な心配をしている片桐でした。

<先月の私>

遺伝子技術は人間に幸せをもたらすのか『ガダカ
ターミネーターファンにはおすすめしないし、これを観てターミネーターを観たと思うな『ターミネーター3