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ふと携帯を見ると画面が真っ暗でした。別に慌てません。電池が無くなっただけなのです。ああ、そう言えば随分充電してなかったなーと思いました。っていうか、それくらい携帯見てないし。意味ないし。
そんな携帯は今も進化し続けているようです。昨日Zdnetで携帯の多目的化は止まらないという、100万画素カメラ搭載を超えた新たな携帯付属ツールの記事を読みました。ポイントカード代わりになったり、乗車券=携帯画面だったり。そう言えば超お騒がせ事件で、歌番組よりもニュースに良く出ていたタトゥーのイベントは、携帯メールをチケット代わりにしてたので、簡単に中止の連絡が取れたという記事を別のところで読みました。便利ですね。他にもロッカーの鍵代わり(!)なんてものもあるそうです。すでにどれも実用化済み。
確かに携帯ならいつでも持ち歩いてるし、携帯=本人直通ですから、連絡方法の確認もいちいち取る必要も無し。ロッカーの鍵のようなケースでは、暗証番号を教えれば、鍵を渡さなくてもロッカーを開けてもらえます(ある意味犯罪にも使われそうですけど)。切符を無くしたとか、切符を忘れた、とかいう事故も少なくなりそう。が、しかし。
私のように充電を忘れると悲劇!
携帯持ってれば完璧だぜ!と思って、新幹線乗り場で携帯を取り出したら・・・あらま!
画面真っ暗・・・
どうすんだろ、そういうとき。携帯を多機能にする前に、いつでも充電できる体制を作ってよ>携帯メーカーさん。
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来月はかなりハードカバーが充実。楽しみな1ヶ月となりそうです。まずは佐藤賢一『オクシタニア』。13世紀フランス、しかも異端のカタリ派ときたら期待です。大沢在昌『天使の爪』は『天使の牙』の続編のようです。あの話に続編?という気はしなくもありませんが、前作が好きな作品だけにこちらも期待。五條瑛は出るときは立て続けに出るようで。『3way wait』が中旬発売。私の最近おすすめの一人、大倉崇裕は『七度狐』が下旬に出るようです。講談社の新しいレーベル「ミステリーランド」は面白そう。特に小野不由美『くらのかみ』はbk1で予約受付中です。他も島田荘司、殊能将之と豪華なメンバー。最後まで気を抜いていない7月は、ラスト服部真澄、川端裕人でだめ押し。他にも加納朋子、北森鴻など、著者買いメンバーがそろったのは、恐らくボーナスを当て込んでのことかな?こんなところにもボーナス商戦。一覧はこちら
そう言えば、昨日法科大学院の申請が72校で締め切られたそうですが、現在来年度開設に向けて、あちこちの大学が法律関係の書物を買いあさっているため、特に法学系雑誌のバックナンバーの需要が急速に上がり、品薄状態なんだそう。在庫一掃のチャンスとばかり、本屋も抱き合わせ?でまとめて売りつけてるのでしょう(<偏見)。図書流通業界にも地味な特需です。
単なる興味からここ2年ほどフィスコのメルマガをとってるのですが、このところ株価の線が上向いてますね。一体どうしたのかしらん。まあ値上がりって言っても、「そこまではいかんだろう」と言われてたのに、9.11の影響であっさり割り込んだ日経平均株価1万円にさえ届いてないんですけど。
それはさておき。何故か先月は、bk1@hpl経由で同じ本が何冊か売れたのでした。というわけで、突然売上ランキング。
1位 伊坂幸太郎『重力ピエロ』
2位 横山秀夫『真相』
2位 帚木蓬生『国銅』
2位 乙一『ZOO』
2位 中野順一『セカンド・サイト』
2位 火星の人類学者
全然ランキングになってないやん。>自分
3位は1冊しか売れてない本多数です。皆さん、お買い上げありがとうございます。『セカンド・サイト』って誰の本だっけ?と思ったら、サントリーミステリー大賞受賞作でした。『国銅』が2セットも売れたのがびっくり。テーマも面白そうな帚木だけに私も期待は大きいです。新刊重視らしい私のページの売上でした。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
佐藤賢一『オクシタニア』
佐藤賢一『オクシタニア』が出てました。さっそく読みます。
夏と言えばスイカ。暑い日に冷えたスイカを食べるのは格別です。いよいよ夏本番で、八百屋のスイカも安くなってきました。
しかし、我が家にはスイカを買うのには問題があります。相方がスイカが嫌いなのです。それに対してスイカは安いので、かなり大きめな単位で売られていることが多い。我が家でスイカを食べるのは私一人。でも私はスイカが結構好きなのです。何しろ片桐の家は、祖父がスイカに目が無くて、冬でもスイカを食べている家でしたから。
ちょうど相方が大阪出張でいないとき、八百屋で甘そうなスイカがカットで売られていました。お、これなら食べられるかも。持って帰るのにもそれほど問題なさそうです。少なくともそう見えました。
が、やはり大きかった。さっそく切ってみようとすると、ちょうどまな板にちょうど乗るくらいなのです。食べきれるのか?!
先日、相方も大阪に出張に行ってるし、と思ってバーゲンに行ってみたんですよ。ところが。
ダメでした。
何なの、あの人、人、人は。いつもガラガラのデパートが、休日の渋谷の駅前交差点なみに混んでましたよ。しかも試着まで並んでるし。しかもその前の週に同じ場所で買った服は、やはり裏にひっこんで、バーゲン品にはなってませんでした。全品バーゲンです、なんて、確かに出てるものはバーゲンだけど、ちゃんと区別してるんですよね。
どっちかっていうと、次々履き替えられる靴とか、普段はあまり買わないベルトとか装飾品のほうがよさそう。ただ、24.0-24.5のバーゲン品ってあんまり無かったりするんですよね・・・。今日は違うデパート行ってみようかな。
今日は七夕。子供の頃、私は毎年「字がうまくなりますように」という子供らしい?七夕のお願いを書いていました。が、その時の私の字が下手すぎて読めなかったのか、それとも最初から七夕さまは自らの恋愛でいっぱいいっぱいで、子供の願いなど聞き届ける余裕がなかったのか、私の願いむなしくいまだ悪筆を誇っております。
今は字など手で書かなくても、こうして美しくパソコンが書いてくれますので、そういう意味ではあのとき「字がうまく」というのも、キーボードを打つ速度が速くなることで補完されてしまたのかもしれませんが、字がうまい人、絵がうまい人は無条件にうらやましい片桐です。
今年はあまり天気が良くないようです。織姫・彦星も、地上の人間の無理な願いに邪魔される事無く、二人だけの時間を過ごせることでしょう。あえてお願いを言うならば、例年と同じく
京極夏彦の新刊が、予定どおり発行されますように。
ということで。
そう言えば、今週はボーナスだ♪
昨日、いつも私がわがままを言って困らせているシステム担当の派遣さん(男性)が、自家製タルトを作ってきてくれました。すげー。タルトなんて作れないよ、私。それに何故私の周りには、お菓子を作る男性が多いんだろう。
相方が蚊取り線香買ってきたんです。早速使ってみようと、そいつを蚊取り線香立てに立てて、火を点けようとしたのですが、なんだかうまくいかない。悪戦苦闘している私を見かねて、相方が手を出してきました。そして驚いたように言いました。
おい、これ2つに分解しなくちゃ使えないぞ。
えー蚊取り線香って2つに分解するんですか。私、蚊取り線香の匂いは大好きなのですが、そう言われてみると11階で蚊取りなぞ必要なかった家にしか住んだことのない私、蚊取り線香は他人の家でしか見たこと無かったのです。生まれて28年、今まで蚊取り線香に自ら火を点けたことの無いという衝撃の事実。
知らなかった・・・。
実家が一戸建ての相方に、さんざんバカにされましたとさ。
そしてやはり気密性の高いマンションでは、蚊取り線香の匂いはちょっときつかったのでした。
煙い。
おとといのクローズアップ現代は、弥生時代の始まりが500年も古かったという発表が、学会に与えた衝撃の話でした。500年も古かったことがわかったのが、私も大学時代に文化財科学の授業で習ったC14法による絶対年代測定によるものだったそうで。すごいなあ。もうこれで縄文時代・弥生時代は今までとは全然別の方法で判明することになるのでしょうね。なんだか私が歴史の授業を受けていた教科書って、ほとんど間違いなんじゃないの?と思う今日この頃。誰だよ、まるで本当のことのように言った奴。
でも、この放射性炭素の測定法は、いままでの日本の歴史を決めていた土器編年法の結果とは相容れないものがあり、放射性炭素による測定を「世界標準」だと言う歴民博側と、100年もいろんな文献、史料を元にしたこの方式でやってきたんだ、という主に九州地方の学者との対立を見て、歴史学会の中にまで日本の伝統とグローバル化の対立という図式はあるんだなあと変なところで感心したのでした。
それにしても、1000年から2000年も前の話を、これほど熱心に語れるっていうのは、ある意味ものすごくロマンチストですね。
監督:アンドリュー・ニコル
出演:イーサン・ホーク, ユマ・サーマンほか
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 1997年/アメリカ映画/106分/カラーそう遠くない未来。地球では遺伝子技術が発達し、DNA操作によって生まれる「適性者」と、自然分娩によって生まれる「不適正者」が区別されていた。不適正者であるビンセントは、宇宙への夢を抱くが、宇宙飛行士はエリートの遺伝子を持つ適性者のみがなれる職業だった。しかし彼は諦めず、裏社会でエリートの遺伝子を買い取り、宇宙飛行士養成所のガタカへ就職を果たすが・・・。
当時は新しかったであろう試験管ベビーも、遺伝子による管理も、ネタとしてはかなり使い古されてしまいましたが、この映画から6年経った現在、実際のところ遺伝子からどこまでその人の人生を割り出すことができるようになったのでしょうか。あるいは遺伝子操作でどこまで「完璧な」人間を作り出せるようになっているのでしょうか。恐らく理論的には「近視ではない」とか「ハゲにはならない」とか「背が高い」とか、きっと遺伝子操作で可能なんだろうなと思うのですが、それとどこまで人間として幸せに生きられるかというのは全く別の問題。きっとこの皮肉な映画は、そんなことが言いたかったんだろうなと思います。
所詮人間の考えの及ぶところなんて、たかがしれているのです。これぞ完璧、と思っても、意外な落とし穴があるところが人間らしくもあり、人間が栄えた理由でもあると思うのです。みんな同じになってしまったら、環境適応が出来る可能性が低くなる。確か生物の時間に、有性生殖ができるということは、遺伝子の幅を広げることができることだから、大きな環境変化に対応していける可能性、つまるところ人間が生き残れる可能性が高くなると習いました。ということは、人間のエゴで、その遺伝子のバリエーションを狭い幅に収斂させてしまうことは、ひいては人間を絶滅に向かわせる第一歩であるってことですよね。科学者だってそれはわかっているはず。私から見ると遺伝子技術って非常にホラーな世界だと思うのですが、それが当たり前になる時代が来るんでしょうか。うーん怖い。
映画は思っていたのとは随分違いましたが、逆に妙に考えさせられる映画でした。おすすめ。
直木賞候補作が決まったそうです。そろそろ梅雨も明けるかな。
メールでも指摘されたのですが、ちょうど真保裕一と東野圭吾のは表裏とも言える作品で、かつ同じ評価点(4.5)をつけてるんです。それに伊坂幸太郎のは久々の★5つ作品。例年になく個人的におすすめの3作が入りました。3作のうちどれかが取ってくれるんじゃないかと私は期待しているのですが、他のを読んでないのでなんとも。最終選考は17日です。
全然関係ないんですけど、映画関係で取ってるメルマガに勝手についてくるBIGLOBEのメルマガ。まあメルマガなんてそんなのたくさんあると思うのですが、それを見るともなしに見ていると、次号予告にこんなことが!
【BIGLOBEカフェ 7月15日(火)号】
・カフェ的お役立ちブックマーク
友人に差をつけよう!暑中見舞いリンク集
・その場で当たる!カフェくじ
賞品は、ナント!「うまい棒」1年分です!
このうまい棒って・・・(笑)。ねらーは今すぐチェック!(爆)
なんだか本当に天気が回復しましたね。先週も土曜は暑かったですけど。週末晴れてくれるのは嬉しい。
私もボーナスで浴衣を買いました(笑)。そして夏休みの旅行代金と家賃のボーナス割り当て分(と自分で勝手に思っている分)を払って終わり。やっぱりボーナスは無駄遣いですね。っていうか、江戸っ子でもないのに、ボーナスを1日で使ってどうすんだよ>自分。でも競馬につぎ込むよりはましか?当初の予定どおり、8月半ばまで競馬は我慢です(たぶん。マーメイドSのメンツを見たら、賭けたくなってきてる自分。)
そう言えば、相方のボーナスに家賃補助が入ってるのに、なんで私だけ払ってるんだ?!旅行代の半分くらいは払って貰わないと・・・。ぷんぷん。
忘れっぽい私は、買ってこなくちゃと言っておきながら忘れることがよくあります。特に毎日買うわけではない調味料とか、帰ってきて、がびーん、そう言えば味噌なかったよなんてこともあるわけです。
そういうときは、相方に、
明日味噌買うの忘れないように言って
と言ってみるのですが、そんなの自分で覚えておけ、とつれない返事。手に書いておけ、と言われるのですが、手に書いていても、買い物をするときに手を見なければ忘れてしまいます。それじゃあ顔に書いておけ、と言われて、顔のほうが自分じゃ見られないんだからもっと忘れるよ、と反論しました。すると相方
顔に書いておけば、レジの人が気づいて言ってくれるだろ、味噌買いましたか?って。
そ、そうかもしれない。。。
というわけで、突然にしむら家ご近所の時代屋で開かれた酒学会に誘われて、行って参りました。マティーニってジンにさらにお酒を入れた超オトナな飲み物だったんですねー。きついー。でも最後にフルーツカクテルで作ってもらったスイカにジン、桃にジンはジンの強さを、フルーツの甘さがおさえてしまってるので、かなりいけました。が、ジンはジンなのです。どちらかというと、「こいつは強いんだぜ」という雰囲気のマティーニよりも、フルーツのカクテルのほうが危険なのでした。
どちらかというと抑え気味の我々よりも、一番強いはずのにしむら氏が最初に壊れ、あとはたきどりさんとしみみ姉さんと、お隣の常連さんと共に、静かなカウンターを尻目に騒いでいたのでした。
昨日最大の話題は、たきどりさんの嫁の話(謎)。
うーん、飲み過ぎ?
そして帰ってきたら、しみみ姉さんの携帯を拾ったという知らない人から電話があったのでした。ねえさんメール見て(私信)。実は普通に見えて、酔っぱらいは多分全員だったようです。
大学近くの交差点。大きな道とちょっと細い(でも交通量は結構多め)の道が交差する場所で、そういう場所がどこもそうであるように、そこも右折禁止です。ところが、標識を見落として思わずやってしまうのか、細い道が国道からこちらの道への抜け道ということもあるのか、右折しようとしてタクシーやバスに痛烈に怒られている一般車が後を絶ちません。
そこへやってきたのはパトカー。よく信号無視して渡っている横断歩道で、いつものように渡ろうとした私は思わず急ブレーキ。さすがにパトカーの前を信号無視するほど、私の順法精神は低く無いようです。が、そのパトカー、交差点に入ろうとするところで突然サイレンを鳴らし、ボソボソと「右折します」とつぶやいて、その交差点を右折していくではないですか。
むむーあやしい。あれは職権濫用とみた。
なんだかヤな感じ。
大沢在昌『天使の爪』上下が出てました。bk1は未入荷のようですね。あとでリンクします。上巻に大極宮通信 vol.007が挟まってました。