白村江創作ノート01

2016年10月

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10/01/土
月が変わって10月となった。ここでノートのタイトルを「白村江の戦い」と更えたいところだが、まだ営業会議のOKが出ていないので、しばらくは仮免許状態に先に進むことになる。なすべき作業としては、夏に書いた「梶井基次郎の文章術」の仕上げがある。編集者とメールで打ち合わせをして、本のボリュームがもう少しほしいということだったので、総論に文章術だけでなく、文学論的なものを加えることと、各論として論じる作品を増やそうと思っている。梶井の作品は総量としても少ないのだが、本が厚くなることを恐れなければ、主要作品のすべてに言及することも可能だし、意味のあることだ。夏の作業は手元に梶井の文庫本を置いてやったのだが、研究室にはもう少し収録作品の多い本があるので、研究室のアキ時間に書き進むことも考えている。だが、これは来年になってからでもいい。いまは「白村江」の出だしの部分をどうするかで、試行錯誤を重ねている。この作業は中断したくないので、「序章」がまとまるまでは続けていきたい。さて、本日は休みなので、序章を少し書き進んだ。それから、かなり前に書いた児童文学の短篇がゲラになって送られてきたので、校正の作業をした。『青い目の王子』でインドが好きになったので、今回も古代インドの話にした。仏陀は出てこないが、弁財天は出てくる。登場人物の名前は、英語をサンスクリット語にするサイトで調べた。書いた時から時間が経過したので、元の意味が何だったのか、書いた本人も忘れている。それでいい。サンスクリットの語感がいいので、宮澤賢治のエスペラント語とも呼応するインド=ヨーロッパ語の響きがよいという理由で、古代インドの話にしたのだ。明日は日曜だが入試で出勤だ。朝が早い。体調を万全にしたいので寝酒を飲まずに早めに寝ようと思う。明日は夜にFootballの試合がある。日本時間の日曜夜に試合があるというのはめったにないことだ。もしかしたら時々やるイギリス開催なのかもしれない。

10/02/日
日曜だが出勤。AO入試。受験者多く疲れた。本日から妻が実家。夜は酒を飲みながらFootballを見る。

10/03/月
朝からFootball。先週惨敗したスティーラーズが本日は快勝。これで調子が戻るだろう。夕方の学科会だけ。明日は2限の授業なので早めに寝る。

10/04/火
妻がいないので朝は起きられるか緊張するが、昨夜早く寝たので目覚めは爽やかであった。2限の小説の歴史。それから三鷹のサテライトで2時間の講座。夕方には自宅に帰れた。

10/05/水
本日は午後の3限だけ。毎回、100枚のレポートを読まないといけないのだが、とりあえず番号順に整理する。学部長会議。ものすごく重い書類を配布された。いつもは会議が終わると直接帰るのだが、研究室に書類を置きにいった。ついでに大学院の資料を作る。陽の沈むのが早くなった。暗い夜道を帰宅するのは気が滅入る。まだ妻はいない。仕方がない。洗濯をする。全自動だから問題はないのだが、えらい時間がかかる。ゴミを捨てる。こういうことをちゃんとやっておかないと、妻が帰って来た時に叱られる。『白村江』の打ち込み。まだ調子が出ない。

10/06/木
木曜は2限から6限まで授業があるのだが、本日は1限に会議が入ったので、超ハードな一日になった。さすがに疲れて、自分の仕事は進まなかった。

10/07/金
本日は休日のはずだが事務手続きのために文藝家協会へ。いったん自宅に戻ってからマッサージ。自宅に帰ると妻も戻ってきた。メールを確認すると、河出の営業の会議で、白村江の企画が無事に承認されていた。編集部の会議は通っていたのだが、書籍が売れなくなったいまは、営業がダメと言えば本が出せなくなる。とにかく通過してよかった。このノートのタイトルも「白村江」と改めることにした。これから半年ほどかけて、白村江について書くことになるが、負け戦の話だけでは面白くないので、大化改新のクーデターを、じっくりと描くことにする。これまでのように滅びた蘇我を悪く書くのではなく、クーデターの側の野望に焦点をあてる。とくに蘇我毛人は「いい人」として描きたい。そのあたりは『聖徳太子』でも、毛人のキャラクターを描いてきたのだが、この作品だけを読む読者のために、毛人のキャラクターをしっかりと描くことにしたい。

10/08/土
妻がいて日常が戻っている。夕方、四谷の主婦会館で、羽田プロジェクトの講演会。1967年10月8日の死者を弔う会も、いよいよ50周年の直前となった。会場は満席。多くのカンパが集まった。旧友もいて二次会は楽しかった。昨日、「白村江」が会議を通ったので気合いが入っている。打ち込みをかなり進めた。並行して資料も読んでいる。

10/09/日
関西大学教授の義弟(妻の妹の旦那)が学会で上京して、寄ってくれたので、近くの店で昼食。夏に孫が泊めてもらって、平仮名を教えてもらうなど世話になったのでお礼を言う。義弟とはいえ年齢は同じ。あとは「白村江」を書き進む。

10/10/月
祝日でも大学は開講しているのだが、学科会がないので自宅で仕事。しかし大学が開いていると事務的なメールがどんどん入ってきて雑務に追われる。それでもFootballの中継があるのでちらちらと結果を確認する。ニューヨーク・ジャイアンツ惜敗。午後は野球で東京のジャイアンツが惜敗。運に見放された日であった。巨人ファンのわたしにとっては、本日で今年の野球は終わった。あとは気楽に日本ハムと横浜を応援したい。ネットでその他のFootballの結果を確認すると、スティーラーズが好調で大勝利。出だしで4勝1敗というのはいいペースだ。新人QBシーミアンが負傷したブロンコスはこれも新人のリンチが出場したが、今年初めての敗戦。これで全勝はバイキングズだけか。ジャイアンツは今シーズンもだめみたいだ。ブロンコスはシーミアンの負傷が長引きそうだと黄信号。スティーラーズとイーグルスがおもしろそうだ。シーホークスもそのうち調子が出るのではないか。ペイトリオッツはブレイディーが戻ってきた。ものすごく強い。アメリカン・カンファレンスは熾烈なプレーオフになりそうだ。バイキングスは正QBが負傷で今シーズンは絶望かと思われていたのだが、新人QBウェンツが入ったイーグルスがブラッドフォードを放出したので救われた。しかしこの調子は長続きしないだろう。ナショナル・カンファレンスはやはりシーホークスが出てくるだろう。今年の野球が終わったのでこれからはFootballだけが楽しみだ。もう1つのFootball、サッカーは明日、オーストリアと対戦するが、大敗しそうな気がする。

10/11/火
本日から大学は3連休。金曜は担当の授業がない。ただし土曜は父母会があるので、金曜までが休みということになる。午前中に主治医に出向いてインフルエンザの予防注射。午後は文藝家協会でオーファン委員会。これが最終的な準備委員会で、いよいよ実証実験(正式には実証事業)がスタートする。当初のプランはあくまでもプランであって、準備の段階でプランどおりに行かないことが見えてきたが、とにかく実証事業はスタートできる。実験だから、その結果を見て軌道修正することになるが、実験できるというのは一歩前進だ。

10/12/水
本日も休み。ひたすら打ち込み。まだメモがたくさん残っているが、プロットの順番からすると、メモのない断章も必要で、いきなり打ち込んでいる。とにかく序章が終わって区切りがつくまでは、一気に打ち込んでしまいたい。

10/13/木
妻の体調がよくなくて寝込んでいる。義父母の世話をする実家での疲れが出たのだろう。こちらはひたすら入力。序章として書き始めたのだが、当初の予定より長くなりそうで、これを第一章としてもいいかという気もする。とにかく区切りのよいところまで書き続けたい。

10/14/金
本日は休み。ひたすら仕事。

10/15/土
今週はずっと大学が休みだった。久し振りに中央線で三鷹に行く。摩耶祭という大学祭に合わせて、父母会が開かれる。大学の父母会などというのは、自分が学生だったころは想像もつかなかったが、この大学は昔は女子大だったこともあって、父母会というものがある。専任になってから6年目なので、もう慣れた。学部長なので最初にやや長い挨拶をする。わたしは1年生の担任はないので、2年ゼミから1組の父母が個人面談に来ただけ。すぐに終わったので大学祭を見に行く。ぴったりのタイミングで能楽研究会の公演があったのでグリーンホールに行く。2年ゼミと大学院ゼミの教え子が出演している。なかなかのものであった。あとは自分の研究室で雑用。帰りはキャンパスが混んでいたので裏口から出て、武藏境まで歩こうと思ったのだが、独歩通りに出たところでバスが来たので乗ってしまった。まあ、ちょうどよい距離の散歩だった。

10/16/日
自分の仕事と大学の仕事で、いくつかの雑用がたまっていたので、すべて果たす。細かい雑用は忘れてしまいそうで、それがプレッシャーになる。片づけてしまった方が楽になる。

10/17/月
昨日、大学の雑用を片づけてメールで送ったし、定例の学科会は本日は休みなので、自宅にいる。午後、ペンクラブの理事会。先月のこの会議で会議中にメモをとったのが『白村江』の出発点だった。あれから一ヵ月たったのだなと思う。先月は如水会館だったので歩いていけたが、今月は茅場町のペンクラブ。秋葉原まで歩いて日比谷線に乗る。この路線に乗ることはめったにないのだが、この路線でしか行けないところもあるので、駅まで歩いていけるので便利だ。

10/18/火
2限の授業のあと、研究室で雑用。自宅に帰って、夜はイーブックの担当者と打ち合わせ。住んでいる集合住宅の1階の地ビール屋で少し飲んでから、近くのバーでさらに飲む。

10/19/水
いつもは3限だけの水曜日だが、本日は2限に大学院2年生の、修士論文中間発表。それから授業をやって、学部長会議。さらにハラスメント委員会の仕事があって、長い一日だった。

10/20/木
1限にハラスメント委員会。2限の2年ゼミ、3限の3年ゼミ、4限の4年ゼミ。5限はアキ時間。少し自分の仕事。6限の大学院ゼミは昨日の中間発表に振り替えたので、本日の2年ゼミの校外研修会とした。12人集まって交流を深めた。

10/21/金
本日は大学は休みだが、内閣府の仕事。夕方から自分の仕事ができた。

10/22/土
週末は休み。朝からひたすらパソコンの前で、直接入力していく。蘇我鞍作(入鹿)と毛人の親子が、流れを作り始めた。日本書紀が示すような悪人のイメージではなく、誠実な権力者というコンセプトで書き進んでいく。当初は、大化改新のクーデターまでを、短い断章を重ねて序章としようと思ったのだが、もう30ページを越えているので、100枚近くになっている。全体を500枚と考えるともう20%のところまで来ている。序章ではなく、第一章にすべきだ。このペースで進んでいくと、全体のボリュームが大きくなりすぎるのではという懸念はあるが、この序章と想定していたテンポの早いプロットの展開を、最後まで持続すれば、コンパクトにまとまるのではないかと思われる。しかしこのきわめてテンポの早い展開は、淡味になるようにも思われる。ここぞという時にはテンポを落としてじっくり描く必要があるだろう。

10/23/日
ひたすら入力。いい感じで進んでいる。来週もハードだが、何とかこのペースで進みたい。

10/24/月
昼過ぎに大学に到着。大学の雑用がいろいろあって時間がつぶれる。教授会、研究科委員会など、定例の行事を済ませて帰宅。自分の仕事も少し。明日は早起きなので酒を飲まずに寝る。

10/25/火
大学2限。すぐに大学を出て内閣府へ。三鷹から国会議事堂前。丸ノ内線にどこで乗り換えるかで、荻窪、新宿、四谷と選択肢が三つある。時間に余裕があったので荻窪から始発に乗る。少し早く着いてしまったのだが、入口から隣の8号庁舎に行く渡り廊下に椅子があったのでそこで少しメモをとる。こういう短い時間が、アイデアの宝庫だ。先週水曜日のポスターの選考に続いて、作文の選考。無事終了。

10/26/水
本日は3限だけ。3時半には自宅に戻って仕事。いま調子が出ているので、このペースを崩さずに持続させたい。

10/27/木
木曜はいつも長い一日になる。先週は1限から会議が入ったが、本日は2限から。6限の大学院の授業は学外での特別講義とした。たまにはこういうのもいい。何年か前、受講生が男子学生一人だった時は、毎回、学外での講義にしていた時期がある。今年は女子ばかり6人というメンバーなので、ふだんはまじめに講義をしている。さて、これで今週も山を越えた。白村江は順調に進んでいる。皇極女帝が雨乞いをする場面が鮮やかに書けた。間人皇女のイメージが麗しい。この作品のヒロインといっていい存在だ。

10/28/金
大学は休み。朝、Football中継を見ながら資料を読む。タイタンズが圧勝の気配。マリオタという2年目のQBを応援している。ただチームの完成度がまだまだで、地区優勝は難しいだろう。パソコンを開いて入力。李世民について書く。唐の二代皇帝。兄の首をもって父の前に立つ。そのイメージを、愛人の首をもって母の前に立つ中大兄のイメージと重ねたい。メモをとるノートのストックが尽きたので、冷たい雨が降る中、神保町のキャンドゥーへ。ここの100円のノートを愛用している。それから文藝家協会へ。いよいよ実証実験が始まる。正確に言うと「著作者不明等の場合の裁定制度り利用円滑化に向けた実証事業実行委員会」で、三田が委員長になっている。責任がある仕事だが、ある程度の目算を立てて始めた計画などで、粛々と進めたい。夜は学生の宿題を読む。入力の少々。週末は仕事に集中したい。
多忙のためFootballについて書くひまがなかったが、ここで書いておく。本日の試合は第8週の最初の試合だが、7週を終わった時点で全勝のチームはなくなった。Aカンファレンスから状況を見ておく。東地区は毎年のことだが、ペイトリオッツがぶっちぎり。地区優勝はほぼ確実。北地区はスティーラーズが4勝3敗で単独1位だが、QBのロスリスバーガーが負傷しているので危うい。ここは強敵のレイブンズとベンガルズがいるので、先は見えない。南地区は混戦。マリオタのいるタイタンズは本日の勝利で4勝4敗だが、まだチャンスはある。南地区はブロンコスとレイダースが並んでいる。新人QBのシーミアンはペイトン・マニングの抜けた穴をよく埋めている。たぶんブロンコスが脱け出すだろう。ということは、プレーオフのカンファレンス決勝は、昨シーズンと同じブロンコス対ペイトリオッツになるのではないか。負傷のロスリスバーガーの早い回復を期待したい。Nカンファレンスの東地区はカウボーイズが脱け出している。新人QBが活躍している。わたしが応援するジャイアンツは4勝3敗で勝ち越しているのに順位はビリだ。これから調子を上げてくれば地区優勝の可能性はあるが、ここは新人QBウェンツのいるイーグルスも調子がいいし、レッドスキンズも勝ち越しているので、2位でワイルドカードというのも難しい。10勝6敗というのが一つのボーダーだろう。いま4勝3敗だから、残り試合を6勝3敗で乗り切らないといけない。北地区は全勝だったバイキングスが1敗した。ここは古豪のパッカーズが出てくるだろう。南地区は混戦。どうでもいい。西地区はシーホークスが苦しみながら4勝1敗1引き分けで1位を維持している。Footballの試合で引き分けは珍しい。先週のカージナルスとの試合の延長戦でお互いにフィールドゴールを蹴り損なうという珍事で引き分けたので、ころうじて首位を維持しているが、調子はよくない。ただわたしがこのところ応援している49ナーズが絶不調なので、ここはシーホークスが出てくるだろう。このカンファレンスはカウボーイズとシーホークスの決勝になるのではないか。49ナーズは絶望。ジャイアンツとイーグルスが調子を上げてワイルドカードから勝ち上がるという奇蹟を夢見ている。仕事の白村江関連を別とすると、わたしの頭の中の半ばはFootballで占められている。日本シリーズは日本ハムを応援しているが、広島では広島が強そうだ。大学は今年から4学期制になった。わたしのスケジュールでは、1学期と3学期が多忙で、2学期と4学期は楽になる。来月の半ばで3学期が終わる。そのあたりから仕事に集中したいのだが、まだ第1章も終わっていないので、そろそろピッチを上げないといけない。

10/29/土
週末。妻の体調がよくない。今月の初めに実家に帰っていたのだが、その時の疲れが尾を曳いて、ずっと体調がよくなかった。引きこもって寝ているばかりで回復しないので、気分転換にいっしょに外出した。少し歩きすぎたかもしれないが、夜ぐっすり眠れば気分的に回復に向かうのではないかと思う。こちらもやや疲れ気味だが、この週末は自分の仕事に集中しなければならない。大化改新のクーデターの直前まで来ているのだが、まだ必要なプロットが揃っていない。飛鳥寺の蹴鞠という有名な史実で1章を終えたいのだが、なかなかそこまで行かない。妻が早く寝たのでパソコンを打ち続けている。日本シリーズは最後に日本ハムの打線が爆発した。どうしたわけか最初に2連勝したあと広島の勢いが止まった。こんなに弱いチームに巨人は負けてしまったのかと不思議だが、勢いというのはそういうものだ。広島はシリーズの早い段階で優勝を決めたのに対し、日本ハムは最後までソフトバンクと競り合っていた。その緊張感がクライマックスシリーズに続いた。その疲れか、広島では下降気味だった打線が、札幌に戻ると持ち直した。接戦をサヨナラ勝ちするなどで勢いがつき、最後に爆発した。しかし本日のゲームも途中までは接戦だった。接戦に強いという自信が、最後にパワーになったように見える。Footballでも、ワイルドカードのチームが勢いでスーパーボウルに勝つことがある。ジャイアンツの2度の優勝はそういうケースだし、ハリケーンで打撃を受けた年にニューオリンズ・セインツが優勝した時もそんな感じだった。スポーツというのはそういう要素があるのでおもしろい。さて、白村江は軽王が登場した。前半の重要人物だ。類型的だがいいキャラクターで出てきたと思う。

10/30/日
妻の体調に気づかいながらも軽く散歩。あとは入力作業。

10/31/月
昨日の夜中、ネットでFootballの情報を見る。中継をやっていないのだが、レッドスキンズとベンガルズの試合をやっている。どうやらロンドンでの試合のようで、経過が早い。同点で延長へ。先週も引き分けの試合があったが、2週連続で引き分け。しかも延長では両チームとも無得点だった。いったいどんな試合なんだ。Footballは引き分けの少ないゲームだ。同点なら15分の延長があり、点が入らないということはふつうはありえない。数年前までは3点でも入ればサドンデスで勝敗が決まったのだが、それならコイントスで攻撃をとったチームが圧倒的に有利になるので、コイントスで買ったチームが3点入れてもサドンデスではなくなった(タッチダウンなら決着がつく)。相手チームも3点入れたら、そこからサドンデスということになる。先週の試合は3対3の引き分け。それが今回は0対0だった。これは珍しいこと。さて、本日は朝から中継がある。カウボーイズ対イーグルスという好調チームの激突だ。これがまた延長になった。カウボーイズの攻撃で、キックで3点かというところでギャンブルでファーストダウンをとり、最後はパスが決まって決着がついた。新人QB同士の対決はカウボーイズの勝利。ここはロモという名QBがいたのだが負傷で新人に出番が回ってきた。これではロモが復活しても出番はないだろう。
さて、10月もこれで終わり。思えば今月の初めはまだ営業部のOKが出ていなかったのだった。とにかく本が出ることになったので、安心して仕事に取り組める。この一ヵ月で、草稿は100枚は越えている。この調子なら、予定の半年で完了ということも実現できそうだ。


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