 | 峠には三体の石像、 石碑が置かれている。 石像は釈迦三尊とのことである。 昔、 旅人がこの峠に至り、 これからの道程の無事をこの三尊にお願いしたことであろう。 |
5分ほど休み、 細い尾根道を辿って、三方分山へと向かう。
一旦下った後、 また登り返す。 小さなコブをいくつか越え、 登りが急になると、 左手に 富士山 が見えるようになってきた。 |  |
 | 道は急だが、 それほど厳しいものではない。
明るい日差しの中、 黙々と登りをこなしていくと、 やがて道は緩やかになってきた。 感覚的に頂上は近そうである。 |
そして、8時11分、三方分山頂上着。
頂上は樹林に囲まれ、 あまり展望は利かない。 |  |
 | 唯一、 南東方面が開けており、 富士山 と精進湖の姿が楽しめる。
まだ登り始めて 1時間20分ほど、 休むにはあまりにも早い時間なので、 すぐに頂上を離れ、 釈迦ヶ岳へと向かう。 |