2001年の流氷ダイビングで鮮烈なデビューを
したオネクリオン。その後、封印される結果と
なったが、一部を改造し再び降臨。
元々、C2−オネクリオンはシンプルな構造で、
ごんずい3号の中で唯一水没していない貴重な
マシーンなのだ。だが、使用から1年半も経過
していたので、スイッチ部が腐蝕しており、改造
した。ここでも手法は実績のある『あかりちゃん』
の構造を参考に、シンプルを心掛けたのだ。
またごんずいらしい、洒落た改造として、ヘッド
部分にボトルキャップ・コレクションを連結させる
”意味の無い機能”への心配りもなされている。
封印と解かれた事で、新たなごんずいの歴史が
刻まれる事は間違いない!
スイッチ部
従来のオネクリオンでは、本体外部にスイッチが露出し、それを最強の防水ゴム:コンドームで
覆うという防水構造であった。しかし、長期にわたり使用する事を考えると、薄さと快感を追求した
コンドームではさすがにモロいのである。実際に2001年3月のオネクリオンのデビューでは全く
水没していなかったが、その後に腐蝕してしまい、1年後にはこのスイッチ部分だけが機能しなく
なっていた。そこで今回、『あかりちゃん−pikodoll』のスイッチ手法を取り入れたのだ。
上の写真の左は外から見たスイッチ。防水の蓋を開けた写真が右である。防水ゴムの上から
中のスイッチを押せる様になっているのだ。
ヘッダー部
今回の改造でもう1つ、ヘッダー部分の修正を行った。
見た目に明らかに異なるのが、獲物ホルダー(写真
中央の透明な部分)の上に付けられたペットボトルの
キャップ。
最近はペットボトルを再利用した工作が巷にも溢れる
様になったが、ごんずい3号シリーズでは、一貫して
この姿勢を貫いている。材料費が安価である事と、
防水性である。
機能的には今回写真の下にあたる部分、すなわち
獲物ホルダーから獲物を出す穴を大きくした。
新しく上に付けたキャップの秘密は驚くなかれ、以下の
写真の如く、ボトルキャップ・コレクションの取り付けだ。
写真ではダイドーMIUの深海生物フィギュア・コレクションの例。
コレクションで余ったモノを取り付けるのだ。オレの場合、左のホウライエソ(第1弾)と、メンダコ
(第二弾)がかなり余っているので取り付けてみた。・・・どうだ、洒落ているだろう。
そして運命の日:2002年10月13日の実録ドキュメントはここだ!