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私が、滝について書きたいことや、ページにするには大げさな断片的な情報を載せようと、このページを作ったのですが、 本編すら製作が遅延していますので、よりいっそう遅れるでしょう.少しづつ追加していきますので、これにこりずに、またご訪問ください.
1999年滝見遊山の記録
 今年に入り最初の訪問は、秋川の払沢の滝.もっとも滝を見に行ったのではなく、浅間尾根に登る前に立ち寄っただけである.考えてみたら、よく出かける秋川とはいえ、氷結した払沢の滝をみたのはこれが初めてであった.浅間尾根を越え数馬に降りて、汗の引いたときの寒さは昨日のようだが、もう1年もたってしまった.
 春になって出かけたのは、秩父の大除沢不動の滝.まだ周りの木々には葉はなく、吹き抜ける風は肌寒かった.帰路の秩父湖の湖面は寒々としていたし、まだもう少ししないとお客がのらないとバスの運転手と話をした.
 春先、力をいれ毎週通ったのは丹沢の滝.最初はモロクボ沢の大滝であったがこれではまってしまった.このような沢行きを始めた理由は、昨年ヨセミテ滝を見たことによる.この滝を見てきてから、その辺の観光地にあるような中途半端な滝を訪れるのがばからしくなってしまった.ならば滝見に違う楽しみを求めようと、あまり知られていなく道もない滝を探すことに目的を移すことにした.
 山中湖から峠越えをした世附川大棚の帰路は長かったが、山桜が満開で美しかった.畦ヶ丸に登りながら西沢の本棚、下棚、大滝沢の大滝を訪問.沢を登っていったモチコシ沢の大滝では岩にへつって写真をとった.週ごとに通った丹沢の滝も、大滝沢の地獄棚で 西丹沢の滝訪問はひとまず終了した.この後、ヤドリ沢のイイハシの大滝も挑戦したのだが、時間がなく敗退している.
 最後に、鍋割山に登りながらミズヒ大滝、黒龍の滝と小さな滝を2つ訪れ、今年の丹沢の滝訪問は終結した.
 7月に入り、奈良県と三重県の県境大台ヶ原を訪問.20年来訪問を待ち続けた、中滝、西の滝をついに見た.規模の大きさに圧倒されたが、近づけなく遠見だったのが少しだけ残念.時間があれば、日の出山から大杉谷を下って数多くの滝を見てみたかったのだが、これは来年の楽しみに残った.この谷は毎年死者が続出する滝見の名所だ.
 大台ヶ原を訪れる前日、バスを調べるついでによったのが、吉野の蜻蛉の滝.近鉄を使うと吉野は思ったより大阪から近かったのに驚いた.名物の笹寿司もなかなかであった.
 7月中旬、久しぶりに青春18切符を買って出かけたのが、栃木県の龍門の滝.JRの駅のすぐそばにあるのが理由であるが、その駅名が滝であるのも興味をひいた.
 毎年、年を越してしまう計画が続出するのであるが、この赤岩の滝も、遠いこと、道のはっきりしないことで今年に持ち越したものであった.行ってみると考えていたほどの困難さは無かったわりに、滝の良さは予想をはるかに越えていた.
 沢につかりきりたい真夏がやってきて、わざわざ出かけたのが北海道の積丹大滝.ここには踏み後すらなく、北海道のワイルドさが実感できるすばらしい場所であった.午前中滝を見てから、東京にもどったこの日の午後はとにかく疲れた.道路は混み、さっぱりバスは進まないし、JRは遅れているという.暑さでレールが曲がったのが原因だったようだ.
 北海道に行った半月ほど後、今度は南の島に飛ぶことになった.奄美に滝があることはあまり知られていないから、滝を見にこの島まで行く人は少ないだろう.もっとも滝を見るためにだけ高い航空運賃を払う人はもっとまれであろうが.さすがに、私も滝だけが目当てで行ったわけではなく、私なりの小さなバカンスをこの島に求めただけである.観光案内にも載っているマテリアの滝は大したことはなかったが、 タンギョの滝はなかなかすごい滝であった.
 一月で北と南に行った8月の反動で、9月と10月の活動は休止状態.その理由は休日にはもっぱら山に出かけていたからであります.大岳山に登る途中に海沢渓谷に立ち寄ったのと馬頭刈尾根に登る時千足沢を通ったのが唯一の例外であった.久しぶりに見てみると、三つ釜の滝、ネジレ滝、大滝いずれもずいぶん小さく感じた.天狗滝、綾滝は雨後で水量が多く、再訪する価値があった.
 活動休み空けの11月は、今度は地球の裏側カリブ海のジャマイカまで遠征し、滝登りをしてきた.これぞ観光目的の滝訪問である.石灰岩質の岩はおもったより滑らなくビーチサンダルで簡単に登れた.本当は滝の訪問のためにこの国に渡ったのではなくブルーマウンテンに登るためである.
 年の背も迫った12月に出かけたのが、平湯大滝.私はこの時期になると全く無計画な旅に出かけたくなるのであるが、名古屋にいったついでに、ふとここに立ち寄ることに決めた.
さて数えてみると、今年の滝見訪問は以上26滝(うち再訪6)であった.


未整理のままの写真
アメリカ合衆国のシアトル近郊の観光地 Snoqualmie_fall.


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