- Last Modified '00/08/12 -
一応これが正式な商標表記。カタカナではゲーム&ウォッチと書きますが、読み方は『ゲームウォッチ』だったりします (CMでそう言ってたんだから間違い無いでしょう (^_^;))
その名の通り、ゲーム中のキャラクタを操作するためのボタンで通常の丸いゴムボタンの他、十字キーなどのプラスティックボタンがある (例外としてカラースクリーン・テーブルトップのジョイスティックがある)
ゲーム開始時に押す小さい楕円形のボタン (クリスタルスクリーンでは丸ボタン)。押しっぱなしにしている間はハイスコアを表示します。
通常 GAME A と GAME B の2つのボタンが装備されていますがスーパーマリオブラザーズ (ニューワイド版)やクライマー (ニューワイド版)、バルーンファイト (ニューワイド版)等のように GAME しかないもの、ゼルダのように START、CONTINUE といった変則的なパターンも存在します。
また、通常 GAME A と GAME B は通常難易度が違う (GAME B の方が難しい) だけでゲーム内容に変化はありませんが、フラッグマンやブラックジャックのように全く内容が異なるものもあります。
時刻表示モードにする時に押す小さい楕円形のボタン (クリスタルスクリーンでは丸ボタン)。アラーム機能が搭載されたゴールドシリーズ以降では、このボタンを押しっぱなしにしている間アラーム設定時刻を表示します。
リセット (ALL CLEAR) スイッチで、これを押すとハイスコア、時間、アラーム時刻が全てリセットされ、液晶が全表示状態になる。この状態で時刻設定を行なう事が出来る。
簡単に押せないような構造で先の尖ったもので押す仕組みになっている。当初は本体奥まで届くようなものが必要だったが、ワイドスクリーン以降、非常に押しやすい (本体表面までスイッチが浮き上がってる) 構造になった。
アラーム機能が搭載されたゴールドシリーズ以降で搭載されたスイッチで、これを押すことでアラーム時刻を設定する。
ACL スイッチ同様簡単に押せないような構造になっているのだが、スーパーマリオブラザーズ (ニューワイド版)、クライマー (ニューワイド版)やバルーンファイト (ニューワイド版)等のように小さい楕円形のボタンに割り当てられている場合もあります。
上記、GAME ボタン、TIME ボタン、ACL スイッチ、ALARM スイッチの総称。
各機能の割り当ては機種によってマチマチだが、小さい楕円形のボタンが3つという構造は、シリーズ共通 (クリスタルスクリーン除く) の仕様である。
ゴールドシリーズ以降で採用されたゲームシステムで、一定の得点に達した時点でミスがあった場合、それらのミスを帳消しにするボーナスシステムである。
タートルブリッジ以降の機種で採用されたゲームシステムで、以後ミスをするまで (機種によっては一定時間) の間得点が2倍になるというボーナスシステムである。
シリーズ名 | 規定得点 | ミスクリア制 | チャンスタイム制 |
ゴールドシリーズ | スコアの百の位が2あるいは5になった時点 | ○ | × |
ワイドスクリーン | スコアの百の位が2あるいは5になった時点 | ○ | △ |
マルチスクリーン | スコアの百の位が3になった時点 | ○ | ○ |
ニューワイド | スコアの百の位が3になった時点 | ○ | ○ |
テーブルトップ | スコアの百の位が3になった時点 | ○ | ○ |
パノラマスクリーン | スコアの百の位が3になった時点 | ○ | ○ |
スーパーカラー | スコアの百の位が3になった時点 | ○ | ○ |
マイクロVSシステム | スコアの百の位が3になった時点 | ○ | ○ |
クリスタルスクリーン | スコアの百の位が3になった時点 | ○ | ○ |
実は、現在液晶分野ではトップともいわれる(株)シャープが開発に携わっていたらしい (この時に作った液晶の生産ラインが現在のシャープの液晶開発の基盤になっていると言われている)
諸般の事情 (原作者、セ○、B○Sとの著作権絡み) により発売中止となったテトリスJRというマルチスクリーンがあったらしい。
ファミコンのディスクシステムのゲーム (F1レース) 発売時、そのゲームの全国大会が開かれたのだが、その時の商品でオリジナルG&Wがもらえた。
ケースはディスくんケースで本体色は黄色。あと形が正方形に近いらしいのですがこれはまだ確認してません。
ニューワイドシリーズのスーパーマリオブラザーズ (SUPER MARIO BROS.) で、ゲーム内容は同じながらも本体のカラーリングが異なった特別バージョン (真四角で濃い黄色)。年代は1987年で、S.N.はYM−901−S。さらに驚いた事には、スクリーンのサイズがワイドでは無くて、シルバー&ゴールドと同じ小さなスクリーンだそうです。
情報提供:RATH@da.airnet さん (^_^)/
初期G&Wの人気モデルファイア。実はこのゲームにはオリジナル版が存在した。
といっても製品としてではなく、デザイン段階でのお話。実は完成デザインでは右側のビルから飛び降りてきた人々を担架で左側の救急車に運ぶというモノだったのだが、液晶のパターンを作る人が左右を反対にして作ってしまい、製品として出てしまったというのが真相らしい。
この幻のファイアはゲームボーイギャラリー3のオマケゲームとして遊ぶことが出来るますが、慣れというのはやはり恐ろしいもので左右が逆になっただけでかなり難しく感じました。
秋葉原にあるメディアランド秋葉原には、G&WをはじめとするたくさんのLSIゲームが入荷されます (不定期にですが)。過去の名作を見てみたい方は1度足を運んでみてはいかがでしょうか (連絡先:03−3251−2919)?
また、最近はオークションサイト (http://auctions.yahoo.co.jp/) などで頻繁に出品されています。値段は高めですが、色々な機種が出ているので1度覗いてみると良いでしょう。
YAHOO!オークションや雑誌などでたまに見かけるのですが、G&WソックリなのにG&Wの表記の無いモノが存在します (FIREMAN、TOSS UP など)。これは、フィギュアで有名なメゴ社 (MEGO) が任天堂のライセンシーを取って海外でリリースした製品。ボディの裏を見れば NINTENDO のロゴが入っています。
まぁ、コレクターズアイテムとしては貴重だと思いますが、高いお金を出してまで買うシロモノではないような気がします (^_^;)。一般人にはパチモノ扱いされるのは目に見えてますしね!?
これを裏技といっていいのかどうかわかりませんが、あやしい技はシルバーシリーズから存在していました。やり方は『電池ブタをゆるめ、電池で電源のON/OFFを繰り返す』というもの。そのうち暴走して変わった挙動をするようになり、リセットもしくは電池を抜くか、特別な操作をするまでその状態は維持され、特殊な効果をもったままゲームが遊べるようになる (無敵・超高速モードなど)。慣れれば数回で出来るようになります。
※特筆すべきはファイアで、ゲームをスタートさせると人が間隔無しに連続して降ってくるようになります。いきなり最も難しい状態でプレイが始まるので、ノーマルゲームに飽きたユーザーはこの状態で遊んでました。ただしなぜか GAME A.を押すと普通のゲームに戻ってしまうので、GAME B.専用となります。
※中には GAME A.のボタンを切り取ってしまい、この状態を間違って解除しないようにしてた人もいました。慣れればこの難易度でも100点くらいはいけます。
・分解して偏光パネルだけ取り出す。浮かせた状態で90度反転させると白黒逆の液晶 になる。(後のカラーものはこの状態で裏から光を当てている)。
・偏光パネルだけ取り出す。2枚でめがねを作ると、画面内容は本人にしか分からない完全一人プレイが出来る。
・分解して偏光板と液晶板の間に自分で書いたイラストを(ゲームの邪魔にならないように)挟み込む。
・圧電スピーカーの線を裏のスタンドの間とスタンドに配線し、スタンドそのものを 効果音のON/OFFスイッチにしてしまう (これで授業中もバッチリ?!)
・初代〜ゴールドシリーズまでは、中のつめを切り取ったカセットケースの中にぴったり収まる。横にちょっとだけ隙間が出来るが、そこにスポンジをいれて予備電池ホルダとして活用する。
情報提供:OGA@udn さん (^_^)/