☆. FL-02:フラッグマン .☆

(FLAG MAN)

- S55.06.05 Released (\.5800) -

受ける、逃げる、やっつける。アクションは異なっても、そのどれもが反射神経を競うG&Wにあって、記憶力で勝負というひときわ異彩を放っていたG&Wで、さらに GAME A と GAME B で全くゲーム内容が異なっていたというのも特筆すべきところです (他のG&Wは難易度は変わってもゲームのルール自体は変わっていない)

GAME A は記憶力ゲーム。フラッグマンが両手両足を駆使して数字を提示してきます。プレーヤーはフラッグマンの提示した数字をボタンで入力していくという一見簡単なゲームなのですが、段々と覚える数字の桁が増えてくるに従い、格段に難易度が上がっていくという非常に厳しいゲームでした (私の頭が悪いだけ?)。

サイモンという同じ内容のLSIゲームがあった(こちらは音と光を発する4つのボタンを使う)のですが、どちらが先に発売されたのか分かりません。ただ、携帯できるという点でG&Wの方が個人的に好きです (暗闇で遊ぶサイモンというのも魅力的でしたが)。

GAME B は反射神経を競うゲーム。左端に数字がランダムに表示され、制限時間以内に同じ数字のボタンを押さなければミスになるというもの。この制限時間も最初のうちは悠長なものだが、最後の方になってくると、本当にあっというまにタイムオーバーになってしまいます。

このゲーム、ボールとは逆に、ゲーム表示の時もコロンマーク (:) が付いています。コロンの左がミスの回数で、スターと時の3からミスするたびに1ずつ減っていき0になったらゲームオーバーになるというものでした。桁数の関係上ハイスコアは必然的に99となるのは言うまでもありませんね?

多分、当時は子供には人気がなかったと思うのですが (内容的にね)、社会人でもこのゲームの面白さが分かる人は少なかったと思います (まぁ、私もあまり偉そうな事は言えませんが (笑))

個人的には、今でも欲しいと思っているG&Wのひとつです (何処かに無いかな?)。

★『ボタンを押している間ゲームの進行がストップするため、GAME A ではメモしておけばいくらでもハイスコアが出せる(意味無い)。GAME B では押し続けている間休める』(OGA@udn さんからの情報)