<打球が中堅から左翼線の範囲へ飛んだとき (中堅に飛んだ打球を含む)>(図98) |
a) 三塁塁審
打球を追います。ファウルライン際の打球は、ファウルラインをまたいで打球の行方を注視します。そしてフェアの宣告の後、野手が打球に追いつき、内野へ送球するのを確認します。プレイが一段落するまで内野へ戻りません。
b) 一塁塁審
内野内、一・二塁間の中間近くまで走りこみます。走りこんだ直後に身体を反転させ、打者走者の一塁触塁を確認します。もし引き続いて打者走者が二塁へ向かって走りましたら、走者を追ってともに二塁へ走ります。そして打者走者の二塁触塁を見ます。もし外野から返球があって、二塁上でタッグプレイが発生したときはその判定を行います。
この後、球審が三塁をカバーするために本塁を空けることになりましたら、本塁へ走って打者走者の本塁突入に準備します。
c) 球審
打球の行方を確認するために内野へ入ります。そして、打者走者が三塁をうかがったときは三塁へ走ります。打者走者の三塁上におけるプレイを三塁塁審に代わって判定します。 |