インターネット一時ファイル

WebブラウザのInternet Explorerには、インターネット一時ファイルというキャッシュ機能が備わっています。

これは、一度表示したサイトのデータをハードディスクへ保存しておき、次回そのサイトを表示した際にサーバーからデータをダウンロードせずハードディスクのキャッシュを使用しより高速に表示するための機能です。

インターネット一時ファイルは、低速回線での待ち時間を減らし素早く表示するために考えられた機能です。現在では高速回線が一般的に使用されており、これらの場合インターネット一時ファイルを使用してもサイトの表示速度に違いはほどんどありません。

また更新頻度の多いニュースサイトやブログを見る際に、インターネット一時ファイルが表示されると情報が古いため、ページを更新しなければならなくなります。

そこで、ここではインターネット一時ファイルの設定を変更し最新の情報を表示する方法を紹介します。

インターネット一時ファイルの設定を変更する

① Internet Explorer のメニューの「ツール」⇒「インターネットオプション」を選択します。

② 「インターネットオプション」 ダイアログ画面が表示されます。「全般」 タブで、[閲覧の履歴] の項目の [設定] ボタンをクリックします。

③ 下の画面が表示されます。4つあるチェック項目にてインターネット一時ファイルの設定を変更します。

インターネット一時ファイルを自動でクリアする

インターネット一時ファイルを使用すると、サイトのキャッシュファイルがハードディスクへ溜まってゆきます。これらファイルが溜まるのがいやな場合は、ブラウザを閉じるたび、インターネット一時ファイルを削除することが出来ます。

① Internet Explorerのメニューの [ツール] ⇒ [インターネット オプション] を選択します。

② 「インターネットオプション」 ダイアログ画面が表示されます。[詳細設定]タブを選択します。

③ [セキュリティ] の 「プラウザーを閉じたとき、[Temporary Internet Files] フォルダを空にする」 にチェックを入れます。

インターネット一時ファイルを手動でクリアする

① Internet Explorerのメニューの [ツール] ⇒ [インターネット オプション] を選択します。

② 「インターネットオプション」 ダイアログ画面が表示されます。「全般」 タブで、[閲覧の履歴] の項目の [削除] ボタンをクリックします。

③ 「閲覧の履歴の削除」 ダイアログが表示されます。

ヒントのアイコン

「閲覧の履歴の削除」 のヒント

メモリ内に残っている現在の閲覧セッションの Cookie をクリアしたら、Internet Explorer を閉じる必要があります。これは、公共のコンピューターを使用している場合に特に大事なことです。

閲覧の履歴を削除しても、お気に入りや購読したフィードの一覧は削除されません。

Web の閲覧の際に履歴を残したくない場合は、Internet Explorer の InPrivate ブラウズ機能を使用します。詳細については、「InPrivate ブラウズとは?」を参照してください。

閲覧履歴など、Internet Explorer の最初のインストール後に変更した設定は、すべて削除できます。詳細については、「Internet Explorer の設定のリセット」を参照してください。

④ [インターネット一時ファイル] にチェックを入れ、[削除] ボタンをクリックします。

ディスククリーンアップでインターネット一時ファイルをクリアする

Windows に標準的に付属するディスククリーンアップを使用し、インターネット一時ファイルをクリアすることも出来ます。

ディスククリーンアップを使用してインターネット一時ファイルをクリアする方法は、ディスククリーンアップを行なうを参考にしてください。

ディスククリーンアップで選択できる項目のうち、Temporary Internet Filesがインターネット一時ファイルにあたります。

ページトップへ

| |  | 11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  |