News >「仕事日記」2006年7月


7月1日(土) 補講3、4 セッションにて前期のまとめ
C Jam Blues ブルーノートだけで(1・b3・b7)
皆そこそこ出来る。が、ある程度アドリブ経験のあるひとばかりのようで、解説により把握したとは捉えられない。

I’ll Close My Eyes スケールによるアドリブ
見本を示そうとして果たせず。典型的なラインプレイはそれ自体難しいというか無理があることを発見。生徒に弾かせてみるとそこそこ弾くので“どうやって?”と聞くと、コードの変わり目は特に気をつけつつ矛盾のない音を選んでいるという。
整合性のある説明困難なり。

岸徹至(B)手伝いに来てくれて嬉。スケールについて助言を求めると、モードの方が却ってスケールアドリブやりやすいかも、ということで、、、

Milestone
実にスムースにセッションがすすみ意外だった。

○コーダルチューンが和音がそれ自体次の和音を要請するのに対してモードの曲はワンモードそれ自体には推進力はなく、違うモードへの変換があるばかり。曲としての統一性、構築性を支えているのはメロディラインと、フォーム、、、なのか?
7月2日(日) 平野レミ お唄のレッスン ご自宅
船で書いてきた新曲がまず気に入ってもらえて嬉。アレンジの解説と練習用のピアノ録音など済ませたところ、当初予想していたよりもスムースに作業が進みそうで一安心。和田誠さんもずっといてくれて細かいメロディの直しなど助かる。

夕食は近く(上原)の豚料理屋さん。とんこつスープでのしゃぶしゃぶが新鮮。最後の雑炊がわりに中華麺でおなかいっぱい。“芋”というタイトルの芋焼酎をいただいたらいくらでも飲めるので困った。和田さんとはいつも愉快だが、レミさんマネージャーの奥田さんがまた、出来のいい女性仕事人がほぼそうであるように、飲み上手でパーティ上手。雨も我々が外を歩く時にはやんでいる。去年の富山行を思い出す。レミさんは晴れ女。
7月3日(月)
小井政都志とバーンスタイン特訓。終わってみたら5時間ほども経っていた。細かいところまでお互いに理解できたのも収穫だが、一緒に時間を費やして目標に向かったのだという実感の共有が現場で力になってくれるだろう。

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2006年