博物館で遊ぼう!
博物館が,子ども達が気軽に訪れ,遊び,学ぶ場所になったら……

 これは,市立の小さな博物館である「我孫子市鳥の博物館」を,
 地域の環境教育の拠点として,
 また,子ども達の学びの場,遊びの場として
 生まれ変わらせていった,試行錯誤の記録である。

 そのプロジェクトは,たった3人の話し合いから始まった……



 2003年8月。我孫子市鳥の博物館主催の自然観察会がスタートを切った。
 意外かも知れないが,鳥の博物館の単独主催による観察会が継続的に行われるようになったのは,開館して14年目の,この年からなのである。

 この観察会は,単なるイベント事業の強化だけを目的にしたものでははなく,博物館全体を活性化するための,さまざまな夢と将来計画を持って始められた。そして,その成果は,少しずつではあるが,着実に実を結び始めている。

 今ではすっかり,地域の定番イベントとして人気を集めている,鳥の博物館の観察会も,主催者の熱い思いと,さまざまな苦労と努力,試行錯誤の上に成り立っている。

 「博物館に子ども達の笑い声を取り戻そう。」
 「地域の自然史博物館として,市民に深く根を下ろそう。」
 「そして,なにより,この我孫子の自然を愛する人を増やしたい!」


 そんな思いや期待を担って動き始めた,観察会事業の姿を,少しずつ紹介しよう。


☆注意:
 このコンテンツ本文は当面,「暫定版」とし,随時,修正が入ります。
 修正,加筆を入れつつ,作りながら公開してゆきたいと思います。
 (プロジェクトは現在も進行中です。)
 関係者のみなさま,もし,内容に不都合があれば,早めに御連絡ください。


「博物館で遊ぼう!」  も く じ

−2003年度−

Chapter 1 プロローグ(未定稿)
      1−1 それは,ひとつの「つながり」から…
      1−2 それぞれの事情
      1−3 ゼロからの企画立案
      1−4 プランの隅々まで,「こだわり」を持つ

Chapter 2 嵐を呼ぶ第1回観察会(未定稿)
      2−1 まずは,夏休み対応イベントから
      2−2 パンフレットを必ず作る
      2−3 予約受付開始
      2−4 下見は必ずする
      2−5 台風直撃!
      2−6 雨上がりの夜空に

Chapter 3 「夏休みシリーズ」第2幕(未定稿)
      3−1 晩夏の「虫あそび」
      3−2 どうやって,虫を見せる?
      3−3 プラスアルファの小道具
      3−4 やはり下見が大切
      3−5 いざ本番! ちょっと嬉しかったこと
      3−6 長丁場はダメ
      3−7 予告無しのオプション

Chapter 4 夏休みが終わって(未定稿)
      4−1 夏休み科学作品展
      4−2 博物館と学校を繋ごう

Chapter 5 秋を見る,秋を伝える(未定稿)
      5−1 里山の秋
      5−2 下見のほうが楽しい?
      5−3 助っ人登場
      5−4 何でも見ます!

Chapter 6 新たな展開(未定稿)
      6−1 ちょびっと遠征,冬の雑木林
      6−2 下見は平日に
      6−3 単調な観察を単調にさせない
      6−4 コンパクト&インパクト
      6−5 共催への道

Chapter 7 ワクワクの春,ワクワクの里山(未定稿)
      7−1 春は里山から
      7−2 里山らしさを考えた演出
      7−3 「春」は見つかった?
      7−4 いろいろサプライズ

Chapter 8 館内でも遊ぼう(未定稿)
      8−1 体験学習室
      8−2 まずは春休みイベント
      8−3 次は夏休み?


  −−番外編1 メディアで活動する−−


−2004年度−

Chapter 9 定例探鳥会,スタート!(未定稿)
      9−1 定例イベントの必要性
      9−2 定例探鳥会の「個性」
      9−3 「旬」を楽しむ
      9−4 「てがたん」の隠し球

Chapter 10 迷走する「共催」 その1(未定稿)
      10−1 共催企画の行方
      10−2 とりあえず開催

Chapter 11 初年度の成果(未定稿)
      11−1 2003年度の成果
      11−2 環境教育学会へ向けて

Chapter 12 たとえ報われなくても(未定稿)
      12−1 ゼロ査定

Chapter 13 快走!「てがたん」(未定稿)
      13−1 天気も快調,観察も快調
      13−2 「探鳥会」でも観察対象はノンセクション
      13−3 「てがたんレポート」の魅力」

Chapter 14 メニュー強化!体験学習室(未定稿)
      14−1 博物館で遊ぶ夏休み

Chapter 15 プロの技を盗め!(未定稿)
      15−1 「プロ」の自然解説者が来る
      15−2 いよいよ当日
      15−3 「プロの技」を分析する

Chapter 16 参戦!日本環境教育学会(未定稿)
      16−1 朝一番に会場へ
      16−2 「学会発表」をする意義
      16−3 発表内容
      16−4 発表タイム

Chapter 17 超人気!予約の取れない観察会(未定稿)
      17−1 今年もセミの季節がやってくる
      17−2 ダブルブッキング
      17−3 予約殺到!
      17−4 満月と一緒

Chapter 18 迷走する「共催」 その2(未定稿)
      18−1 ホタル頼み,セミ頼み
      18−2 キャパシティはどのくらい?
      18−3 とりあえず,見えました
      18−4 ホタル騒動,ふたたび

Chapter 19 不完全燃焼(未定稿)
      19−1 不人気の理由は?
      19−2 力作?「あびこの鳴く虫図鑑」
      19−3 夕方から雨ですか…
      19−4 レクチャーが観察会を救うか?

Chapter 20 この夏の総括は?(未定稿)
      20−1 科学作品展で,成果を実感

Chapter 21 虫とのふれあいが伝えるもの(未定稿)
      21−1 探鳥会でバッタを追う
      21−2 「昆虫三部作」の仕上げは…
      21−3 「ガキ大将」は,ちょびっと朝寝坊
      21−4 バッタ捕獲へGO!
      21−5 最後は,コンテスト

Chapter 22 雨ニハ勝テズ(未定稿)
      22−1 ダブルブッキング,トリプルブッキング

Chapter 23 友の会展,ジャパンバードフェスティバル(未定稿)
      23−1 はじめての「職員外企画」
      23−2 企画最終週

Chapter 24 迷走する「共催」 その3(未定稿)
      24−1 誰が参加者?
      24−2 とりあえず,予定通りに
      24−3 勧誘

Chapter 25 「鳥博ブランド」の醸成(未定稿)
      25−1 おかえり!
      25−2 無告知で40人!
      25−3 グループ分けの難しさ
      25−4 参加者層を分析する

Chapter 26 研究への還元(未定稿)
      26−1 鳥インフルエンザ禍
      26−2 やっと実現した市民向けレクチャー
      26−3 共同研究

Chapter 27 久しぶりの単発イベント(未定稿)
      27−1 春はここから
      27−2 なんだか人が多いぞ
      27−3 大人数でゾロゾロと…
      27−4 マップでいろいろ発見

Chapter 28 年度替わり(未定稿)
      28−1 恒例行事
      28−2 今年度の,新しいこと
      28−3 継続中,快走中
      28−4 「ゼロ査定」ふたたび

−2005年度−

Chapter 29 環境教育学会,ふたたび(未定稿)
      29−1 いざ,京都へ
      29−2 発表前の過ごし方
      29−3 新たな研究パートナー
      29−4 やっとこ発表

Chapter 30 「とねたん」に向けて(未定稿)
      30−1 組織内コラボレーション
      30−2 担い手を増やせ!

Chapter 31 「市民スタッフ」登場!(未定稿)
     31−1 「市民スタッフ」への期待
      31−2 「市民スタッフ」の可能性
      31−3 「市民スタッフ研修」

Chapter 32 市民スタッフ,観察会初参戦(未定稿)
      32−1 模様替え
      32−2 多目的ホール」初イベント?
      32−3 「てがたん」下見会
      32−4 夏の「てがたん」は楽しい

Chapter 33 大賑わい!手賀沼公園(未定稿)
      33−1 3度目の夏,3度目の「セミ」
      33−2 マンネリ化対策
      33−3 マンネリ脱却のための,意外な演出
      33−4 増殖する参加者

Chapter 34 夏休みは博物館で(未定稿)
      34−1 充実!夏休み館内イベント
      34−2 屋外イベントは1勝1敗
      34−3 自由研究も応援します

Chapter 35 試行錯誤の「鳴く虫」観察会(未定稿)
      35−1 やっぱり大人向き?
      35−2 部屋で見せて,鳴かせて…
      35−3 「実物」の魅力

Chapter 36 学校とのパイプ(未定稿)
      36−1 学校と博物館の関係
      36−2 息切れ?総合学習
      36−3 博物館が自由研究をグレードアップ

Chapter 37 去年とひと味違う「秋の虫観察会(未定稿)
      37−1 「虫いじり観察会」の本命
      37−2 三部構成
      37−3 親子で遊べる観察会を,もっと!

Chapter 38 共催も続く……(未定稿)
      38−1 下見をしなくては…
      38−2 また初顔合わせ
      38−3 プログラムはバス次第?
      38−4 「あちら流」と「こちら流」

Chapter 39 市民スタッフ,ジャパンバードフェスティバルに乗り込む!(未定稿)
      39−1 ありそうで無かった観察会
      39−2 企画出遅れ
      39−3 不利な場所
      39−4 準備作業
      39−5 企画倒れか?

Chapter 40 「欠席」の効用(未定稿)
      40−1 すみません,欠席します
      40−2 研修会,下見会
      40−3 今回はサブ担当です
      40−4 「てがたん」の「たん」って?

Chapter 41 「カリスマ」はいらない(未定稿)
      41−1 「人作り」の模索
      41−2 誰もが主役になれるときを
      41−3 「カリスマ」を作らない

Chapter 42 手賀沼のあちらとこちら(未定稿)
      42−1 餅は餅屋,鳥は鳥屋
      42−2 やはり下見は怠らず…
      42−3 丸投げ?全然構いません!

Chapter 43 「季節」を感じる観察会を作れ!(未定稿)
      43−1 既に「定番」かな?
      43−2 下見は土壇場に
      43−3 平均年齢上昇中
      43−4 待ちぼうけ

−2006年度−

Chapter 44 気持ちも新たに,新年度(未定稿)
      44−1 新しい委嘱状
      44−2 人数が読めない
      44−3 フェイスリフト

Chapter 45 晴れたり曇ったり,そして時々大雨(未定稿)
      45−1 室内展示と連動する観察会
      45−2 企画倒れか?宣伝不足か?
      45−3 都合により2日連続
      45−4 大人気の陰で…

Chapter 46 降板宣言(未定稿)
      46−1 主役交代を始める
      46−2 逃げた「昨年の主役」は……
      46−3 今年はセミが遅い
      46−4 「鳴く虫」は難しい


      (本文は順次,追加してゆきます)



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