ゆったり朝食を摂り、いくつかある鶴の湯の温泉巡りをして、9時半という比較的ゆっくりめのチェックアウトをした後は、次第に強くなっていく雨の中、乳頭温泉郷全制覇を目指し、昨日行く事が出来なかった残りの施設をまわった。 後ろ髪を引かれつつ乳頭温泉郷をあとにし、次の目的地である「新玉川温泉」に向かう。立て続いて「玉川温泉」に立ち寄ったあとは、高速に乗り秋田市に向かう。 秋田市に入って最初に立ち寄ったのは「こまち健康ランド」。続いて「福祉健康新屋温泉」、「華の湯」に立ち寄り、今夜の宿である液にほど近い好立地にある秋田ビューホテルにチェックインする。一人旅には十分な広さである。 | ![]() | ![]() |
チェックインを済ますと、一服するまもなく夕食を摂りに秋田の町に繰り出す。秋田の名物を食べさせてくれるという、事前にリサーチしておいた「無限堂」という店を訪れる。カウンターに案内される。店内を見回すときらびやかで広く、一人にはあまりなじまない雰囲気であるように思える。実際、一人客は自分ひとりであった。 秋田の事をほとんど知らない自分にとって、真っ先に浮かぶ秋田の名物は「稲庭うどん」「きりたんぽ」「比内地鶏」である。折角なので少し量が多いかなとは思いつつ、この3品を注文する。きりたんぽはモチモチしているにもかかわらず、しっかりとした歯ごたえがある。味がじわっと染みていてなかなか絶品。次に出てきたのは稲庭うどん。讃岐うどん・きしめんと並び3大うどんに数えられているらしい。見た目はそうめんのようだが、中が空洞になっているらしい。そのためそうめんに比べて、歯ごたえを感じる。おだしも程よく、麺にしっかり絡んでいる。比内地鶏はお上品な味で、しっかりとした歯ごたえを感じる事が出来る。おなかも気持ちも満足である。 | ![]() | ![]() ![]() |