昨年夏に「Windows98 Upgrade版」をインストールしてから、一年経ちました。その後、小さなトラブルが続出し、Microsoft 提供のアップデータをその場しのぎにインストールしてきましたが、何かのきっかけでシステム全体が不調になる傾向は前バージョンからそのまま受け継いでいるようです。その度にインストールのやり直し、アップデータも Microsoft のサイトに繋いで Windows Update を使わないとインストールできないものもある始末。
いい加減うんざりしてきたので実費販売の言葉に釣られて Windows98 SECOND EDITION Update(以下、SE ) を買ってしまいました。新規インストールする都度繰り返させられる苦行
-「アップグレード互換チェック」の時、「旧バージョンを確認します」という理由で Windows95 製品版 の全20枚組フロッピーディスクの中から10数枚を延々と出し入れさせられる
から開放されるかも知れないという思惑もあったのですが、甘かった。Microsoft のサイトから通信販売で購入するこのバージョンは、あらかじめ「Winodws98」がインストールされていることを前提としていて、DOSモードではインストーラさえ起動できないのでした。
一時は店頭販売されている製品版を買おうかとも真剣に考えたのですが、最近 Linux に傾いている私としては、これ以上 Microsoft にお布施を渡すわけにはいかん!!! と、思い直して SE のクリーンインストールに挑んだのです。ものすごく、面倒くさい手順を何度も繰り返して。
最初にお断りしておきますが、私の環境はかなり特殊なので、これから綴っていく内容は全く役に立たない情報かも知れません。どちらかと言うと、私自身のための「覚え書き」として書きました。また、IRQ 等リソースの割り当て状況を確認したかったので、インストールを始める前にサウンドカードとネットワークカードは取り外しました。