ウィーンの美術館
Museum in Wien
親にとってウィーンは建築と美術と都市への旅であり、子供にとってはプラターの遊園地がお楽しみ。フェルメールを、ブリューゲル、そしてボッシュを求めはるばる訪ねたこの地。リンク沿いにはオペラ座、国会、市庁舎などとともに美術館・博物館、アカデミー、ちょっと遅れて分離派の発表展示の場としてのセセッションなどが建ち並んでいます。パリやロンドン、そして今後のベルリンのように、美術館を都市形成戦略の要に置くような動きはもはやないけれど(ポンピドーに対抗する訳ではないけれど、テートモダンはインパクトがありますよね)、・・・そういう意味では過去になりつつあるような、(美術史美術館とはよく言った)この都市の美術館を3館を訪ねました。しかし上の3人はみんなフランドルの人たち。全くハプスブルク家のつながりは本当たいしたものです。 |
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美術史美術館からは、ブリューゲルの「農民の婚礼」。何かとても楽しそうで好きな一枚です。 | |||||
アカデミー絵画館、ボッシュの「最後の審判」祭壇画の扉部分。描かれた人はコンポステラの聖ヤコブです。布教僧としての姿がなかなか。で、色彩がない、いわばグレースケールであ描かれた絵というのも味があります。ちょっと日本画風ですね。 | |||||