はじめに |
隠岐ノ島ツーリングで知り合った旅仲間に海外ひとり旅の面白さを教えてもらってから、年に2度のペースで海外を旅するようになりました。
それまでの私は、国内48都道府県を走破した後、本土から離れた離島めぐりを始めたところでした。
離島のツーリングも、本土に比べて時間の進みがゆっくりだとか、郷土色が色濃く残っているとか、旅人に連帯感が生まれやすいとか、
それぞれに良いところがあります。 それはそれとして、自分の中で、もう少し変わったアプローチが出来ないものか、と思案している最中でもありました。 とにかく私自身「好奇心旺盛!新しいモノ大好き!」といった性格ですので、旅のマンネリ化を感じていたのです。 そこで、旅仲間の口車にうまく乗せられて出かけた先は中華人民共和国、いわゆる中国です。 「北京なんて楽勝ですよ!」と言われていた割には、現地では毎日暮らして行くのが精一杯の状態で、 カルチャーショックに翻弄され続けていた9日間のひとり旅でした。 ツアー旅行に比べると、目的地の数はかせげないし、宿の保証はないし、切符購入の保証はない。 旅先で失敗してもすべて自分の責任になるので、他人に八つ当たりも出来ない。 苦しくて、つらくて、おまけに面倒くさいのですが、自由と達成感は存分に感じることが出来ました。 さらに、旅の予習(地理・歴史・文化の理解)と復習(旅行記の執筆)をすることによって、 現地を訪れた時の感動も深まりますし、それ以後もずっと心に深く残ることにもなります。 そんな旅の記憶を、自分の中にだけ閉じこめておくのはもったいないので、以下にその一部を紹介します。 写真は、1回の旅で500〜1000枚程度撮影するのですが、写りの良さそうなものだけ紹介します。 おすすめは、もちろん最新のヒマラヤトレッキング(カラ・パタール)で撮影した写真です。 写真の技術はともかく、なかなか行けない所(標高:5545m)なので、一見の価値はあると思います。 |
これまでのたび |
1992年 8月:中国ひとり旅・・不安的中!!!初めての海外旅行で何かと苦労する 1992年12月:ネパールひとり旅・・ヒマラヤの美しさと、ネパール人の素朴な優しさに心打たれる 1993年 8月:トルコひとり旅・・コーランの調べに哀愁を感じ、古代遺跡に圧倒される 1993年12月:インドひとり旅・・異国で聴く紅白歌合戦と、ガンジス河に昇る初日の出 1994年 8月:ヨーロッパ・ツーリング・・ハイジとモーツァルトと赤い屋根 1996年10月:カラ・パタール登頂トレッキング・・標高5545mの大パノラマ 2003年 8月:スペイン・スタジアム巡礼の旅・・サッカー、闘牛、フラメンコ 2005年 8月:バルセロナへサッカーを見に行くぞ!・・カンプノウ・スタジアムで感動する 2006年 8月:ペルー・アンデス世界遺産周遊・・ついにマチュピチュを見た 2007年 8月:イタリア浪漫紀行10日間・・ピサの斜塔に上ったよ 2007年12月:古代エジプトの世界遺産8日間・・ついにピラミッドを見たぞ |