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はじめに |
今回のエジプト行きは、夏のイタリア紀行に引き続いて、子どもの頃からの夢をかなえる旅である。
それはもちろん、大スフィンクスと3大ピラミッドをこの目で見ること。もうかれこれ35年来の夢になるかも。 ギザにあるスフィンクスとピラミッドの他、ルクソールには王家の谷や巨大神殿がある。アスワンの南には、アブ・シンベル大神殿があり、 カイロの考古学博物館には、あのツタンカーメンの黄金のマスクがある。世界遺産の他にも見逃せないものはたくさんある。 今回も、タイトな日程で一通りの見所を押さえることのできるパッケージツアーで行くことにした。 夏同様、短い期間で見所がぎっしり詰まった忙しい旅になるが、楽しんでこようと思っている。 |
旅の日程・行程 |
月日 | 曜 | 発着地名等 | 行程・行動 | |
01 | 12/25 | 火 | 自宅→広島駅 | アストラムライン、徒歩、いよいよ出発! |
広島駅→新大阪駅 | のぞみ10号 | |||
新大阪駅→関西空港駅 | はるか19号 | |||
大阪→ルクソール | 大阪・関西空港→エジプト・ルクソール空港:MS0963便(エジプト航空) 空港→(バス)→ホテル;ソフィテル・カルナック泊 |
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02 | 12/26 | 水 | ルクソール西岸観光 (王家の谷) |
ホテル→(バス)→王家の谷:王墓入場(ラムセス4世、ラムセス9世、ラムセス3世、ツタンカーメン)→(バス)→ハトシェプスト女王葬祭殿 →(バス)→メムノンの巨像→(バス)→レストラン・昼食→(バス)→ルクソール空港 |
アブ・シンベル観光 | ルクソール空港→(チャーター便)→アブ・シンベル空港→(バス)→アブ・シンベル神殿(大神殿、小神殿)→アブ・シンベル空港→(チャーター便)→ルクソール空港 | ルクソール東岸観光 | ルクソール空港→(バス)→ルクソール神殿(ライトアップ)→レストラン・夕食→ホテル;ソフィテル・カルナック泊 | |
03 | 12/27 | 木 | ルクソール東岸観光 | ホテル→(バス)→カルナック神殿:アメン大神殿(大列柱室) |
ルクソール→エドフ | ルクソール→(バス)→エドフ:ホルス神殿観光 | |||
エドフ→コム・オンボ | エドフ→(バス)→コムオンボ:コム・オンボ神殿観光 | |||
コムオンボ→アスワン | コムオンボ→(バス;昼食・弁当)→アスワン→(チャーター船)→ホテル;ピラミサ・イシス・アイランド ホテル→(チャーター船)→ レストラン・夕食→ホテル;ピラミサ・イシス・アイランド泊 |
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04 | 12/28 | 金 | アスワン観光 | ホテル→(チャーター船)アスワン→レストラン・昼食→(バス)→切りかけのオベリスク→(バス)→アスワンダム→アスワン・ハイダム:写真撮影→ (バス)→砂漠にて砂漠の砂採取→(バス)→香水店→(バス)→レストラン・夕食→(バス)→アスワン空港 |
アスワン→カイロ | アスワン空港→(航空機)→カイロ空港→(バス)→ホテル;ラムセス・ヒルトン泊 | |||
05 | 12/29 | 土 | ギザ3大ピラミッドとスフィンクス観光 | ホテル→(バス)→ギザ→クフ王のピラミッド:ピラミッド内部を観光→(バス)→3大ピラミッドを一望する丘;写真撮影→(バス)→カフラー王のピラミッド、 メンカウラー王のピラミッド→(バス)→スフィンクス:河岸神殿、スフィンクス→(バス)→レストラン・昼食→(バス)→ダフシュール |
ダフシュール、メンフィス、サッカラー観光 | ダフシュール:屈折ピラミッド、赤のピラミッド;写真撮影→(バス)→メンフィス:ラムセス2世の巨像→(バス)→サッカラー:階段ピラミッド(発熱);写真撮影→ じゅうたん屋→(バス)→パピルス屋→カイロ→ホテル;ラムセス・ヒルトン泊(ナイル川クルーズ・ディナーは発熱のためキャンセル) | |||
06 | 12/30 | 日 | カイロにて静養 | 発熱のためホテルにて終日休養(アレキサンドリア観光はキャンセル)、ホテル;ラムセス・ヒルトン泊 |
07 | 12/31 | 月 | カイロ市内観光1 | ホテル→(バス)→オールド・カイロ:聖ジョージ教会(コプト教会)観光→(バス)→エジプト考古学博物館:ツタンカーメンの黄金のマスク・棺・玉座…、歴代ファラオのミイラ室、… |
カイロ市内観光2 | エジプト考古学博物館→(バス)→ハーン・ハリーリ観光:みやげ物屋物色→(バス)→レストラン・昼食→(バス)→カイロ空港 | |||
08 | 01/01 | 火 | カイロ→大阪 | エジプト・カイロ空港→大阪・関西空港:MS0962便(エジプト航空) |
関西空港駅→新大阪駅 | はるか | 新大阪駅→広島駅 | のぞみ | |
広島駅→横川駅→自宅 | アストラムライン、徒歩、無事到着! |
旅の終わりに |
行く前から分かっていたが、やはりピラミッドは大きかった。クフ王のピラミッドや隣にあるカフラー王のピラミッドは本当に大きくて、写真を撮る時の距離感がつかみづらいほどだった。
普段、地元で見ている裏山と同じぐらいの大きさなので無理もないだろう。カフラー王のピラミッドに隣接している大スフィンクスも大きかった。 面白かったのは、ピラミッドが作られているのは周囲より高くなっている砂漠の台地なのだが、その台地を降りるとすぐに市街地になることだ。 激しく車の行き交う街中から、山のように大きなピラミッドが見えるのは面白かった。 ルクソールやナイル河岸に点在している巨大神殿も見応えがあった。中でも、アブ・シンベル大神殿入り口の巨像と大列柱室には度肝を抜かれたし、ルクソールのカルナック神殿にある大列柱室の柱の大きさには驚いた。 各神殿の壁面に、はっきりと残っているレリーフも見事だった。 カイロにある考古学博物館も見所満載だった。ツアーだったので、じっくり展示物を見ることはできなかったが、有名なツタンカーメンの黄金のマスクをはじめとする黄金の品々には言葉を失った。 歴代有名ファラオのミイラも展示されていて、これも圧巻だった。 体調不良のまま出発したことで体調を崩し、予定していたアレキサンドリアの観光はやむなくキャンセルしたが、まあしょうがないだろう。 カイロの交通渋滞と人の多さには閉口したが、エジプトはなかなか面白い国であった。今度行くなら、ナイル川をゆっくりクルーズする旅もいいなと思っている。 |