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はじめに |
最近、テレビの世界遺産関連番組を見るのが楽しみの1つになっている。NHKが募集した人気投票『世界遺産
絶景!これが見たいベスト30』では、2位のモン・サン・ミッシェルを圧倒的に引き離して、マチュピチュが堂々第1位に輝いた。人気投票のことは旅に出てから知ったのだが、以前から行ってみたい場所であった。 マチュピチュと言えば、南米のペルーにある。日本から見ると地球の裏側だ。遠い故、時間も予算も厳しいのだが、今回何とか粘ってチャンスを得ることができた。今回の旅は、目的地、時間、治安などを考えて日本からのツアーに参加することにした。慣れない“至れり尽くせり”のツアー旅行ではあるが、地球の裏側にある“天空の別世界”で何かを感じてこようと思っている。 |
旅の日程・行程(行程・行動をクリックすると写真にジャンプします) |
月日 | 曜 | 発着地名等 | 行程・行動 | |
01 | 08/17 | 木 | 自宅→広島空港 | リムジンバス、いよいよ出発! |
広島空港→羽田空港 | JL1604便 | |||
羽田空港→成田空港 | リムジンバス | |||
成田空港→ロサンゼルス空港(トランジット) | JL062便 機中にて日付変更線越え |
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ロサンゼルス空港→リマ・ホルヘ・チャベス国際空港 | LA601便(ラン・チリ航空) 空港→ホテル;メリア・リマ泊 |
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02 | 08/18 | 金 | リマ市内観光(バス) | ホテル→アルマス広場→サンフランシスコ教会→ペルー黄金博物館→ レストラン・ラ・ロサ・ナウティカ(昼食)→天野博物館→ホテル;メリア・リマ泊 |
03 | 08/19 | 土 | ホテル→空港 リマ空港→クスコ空港 |
バス スター・ペルー航空1117便(アンデス山脈の雪山とクスコ市街) |
クスコ市内観光(バス) | クスコ市内観光(インカの石組み、アルマス広場、サント・ドミンゴ教会「太陽の神殿」)→ レストラン・ラ・カバ・デ・サン・ラファエル(昼食) | |||
クスコ(3400m)→ユカイ(2850m);バス | クスコ→サクサイワマン遺跡観光→ ケンコー遺跡観光、プカ・プカラ遺跡、→タンボ・マチャイ遺跡観光→ ユカイ(2850m)→ホテル;ソネスタ・ポサーダ・デル・インカ・ユカイ泊 | |||
04 | 08/20 | 日 | ユカイ→オリャンタイタンボ遺跡 | バス車窓風景、オリャンタイタンボ遺跡観光 |
オリャンタイタンボ駅→マチュピチュ駅 | ペルー鉄道(ビスタ・ドーム号)車窓風景 | |||
マチュピチュ駅→マチュピチュ遺跡 | シャトルバス、マチュピチュ・サンクチュアリ・ロッジ | |||
マチュピチュ遺跡観光 | アンデスの雪山、王女の宮殿、インティワタナ(遺跡最高所)、
陵墓&太陽の神殿、 ホテル;マチュピチュ・サンクチュアリ・ロッジ泊 |
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05 | 08/21 | 月 | マチュピチュ遺跡観光 | “霧の空中都市”マチュピチュ |
ワイナピチュ登山 | ワイナピチュ(2690m)から遺跡全景 | |||
マチュピチュ遺跡観光 | コンドルの神殿(コンドルの石)、リャマ | |||
マチュピチュ観光 | いろいろなみやげ物屋を散策 | |||
マチュピチュ駅→ポロイ駅 | ペルー鉄道(ビスタ・ドーム号)、車内パフォーマンス、車窓風景 | |||
ポロイ駅→クスコ | クスコ(3400m)の夜景、ホテル;モナステリオ泊 | |||
06 | 08/22 | 火 | クスコ→ラクチ遺跡 | ホテル・モナステリオ、バス車窓風景 |
ラクチ遺跡観光 | ビラコチャ神の神殿跡、みやげ物屋 | |||
ラクチ遺跡→ラ・ラヤ峠 | バス車窓風景、ラ・ヤラ峠(4335m)・みやげ物屋 | |||
ラ・ヤラ峠→フリアカ | バス車窓風景 | |||
シルスタニ遺跡 | ティワナク時代の円筒墳墓 | |||
シルスタニ→プーノ | プーノ(チチカカ湖)→ホテル;リベルタドール・ラーゴ・チチカカ泊 | |||
07 | 08/23 | 水 | プーノ(チチカカ湖) | ホテルの窓からチチカカ湖 |
チチカカ湖観光 | トトラ(葦)で出来た浮き島を船で訪ねる | |||
プーノ→フリアカ フリアカ空港→リマ空港 |
レストランで昼食 スター・ペルー航空、ホテル;JWマリオット泊 |
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08 | 08/24 | 木 | ホテル→リマ空港→イカ空港 | アエロ・コンドル航空(プロペラ機)、イカ空港 |
ナスカ地上絵観光 | イカ空港←6人乗りセスナ機→ナスカ地上絵遊覧飛行 | |||
イカ市内観光 | コンドルと記念撮影、イカ考古博物館、砂漠のオアシス | |||
イカ空港→リマ空港 | ホテル;JWマリオットにて休憩 | |||
09 | 08/25 | 金 | リマ・ホルヘ・チャベス国際空港→ロサンゼルス空港(トランジット) | LA600便(ラン・チリ航空) 飛行時間しめて20時間。我慢の限界。。機中にて日付変更線越え、機中泊 |
10 | 08/26 | 土 | ロサンゼルス空港→成田空港 | JL061便 無事帰国、空港→ホテル;成田ビューホテル泊 |
11 | 08/27 | 日 | 成田空港→東京・羽田空港 | リムジンバス |
羽田空港→広島空港 | JL1604便 | |||
広島空港→自宅 | リムジンバス、無事自宅に到着 |
ペルー・アンデス周遊写真館 第1日目、第2日目、第3日目、第4日目、 第5日目、第6日目、第7日目 |
旅の終わりに |
マチュピチュは、やはり別世界だった。“謎の空中都市”とはよく言ったものである。麓の谷底からは何も見えないのに、標高差400mの尾根上には、石で作られたインカの要塞都市が広がっていた。コンドルが飛んでいれば、なお雰囲気が出ていたであろう。 遺跡には1泊2日間滞在したが、初日の昼間には晴れたマチュピチュを、夕方からは雨のマチュピチュを、翌日朝には霧のマチュピチュを堪能することができた。特に、霧のマチュピチュでは“天空の別世界”、神秘的な雰囲気を感じることができた。また、マチュピチュの裏にそびえているワイナピチュ(2690m)にも登って、250m上空から遺跡の全景を見ることができた。 マチュピチュも含め今回のツアーでは、インカ帝国の遺跡を多く訪ねたのだが、その建築技術の高さに驚いた。“カミソリの刃も通さない”と形容される精巧なインカの石組みである。大きな石にも、手間暇かけて、現代の先端技術でも難しいような石材加工をしているのだ。 今回の旅で、自身が好きな世界史の空白地帯であった「アンデスの古代文明」に興味を持つことができた。これをきっかけに、いろいろと知っていきたいと思っている。やはり、その場所へ行くのが一番の近道であるな。。 |