北京旅行記
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「11月23日」 帰国

8:55離陸の飛行機ということで無茶苦茶早起きだ。 フロントに行ってチェックアウト。前金方式なので預かり金が かなり戻ってきた。タクシーの約束の時間までしばらくロビーで 待つ。すっかり馴染みの運ちゃんもさすがに眠そうな顔をして現れた。 まだ夜が明けておらず真暗なのだが、おまけに霧がすごい。 さすがの北京市民も慎重な運転になる。視界が5mほどしかないのだから当然か。前の車の ライトを見ながら後をついていくしかない状況だ。

何とか無事に空港に到着。奥さんはそのままとんぼ返りなので 運ちゃんにはしばらく待っていてもらう。ターミナル内で 発着情報の電光掲示板を見ると何かヘン。私が乗るはずの飛行機が ない!どうしたんだろう?カウンターで聞いてみる。「fog」 「one o'clock」という単語が耳に?1時?何が?さっぱり事情がわからず、 奥さんに再度聞きに行ってもらう。そこでようやく霧で飛行機の 到着が遅れ、離陸が13時に変更されたことが明らかになった。 言われてみれば、掲示板の便はどれもDELAYEDの文字が。霧のため 全く飛んでいないようだ。もうこうなれば待つしかない。この時点で 奥さんとは別れ、一人で時間をつぶすことになった。

新しいターミナルビルの写真( その1その2 )を撮ってみたり。なかなかきれい。関空みたいという話も?
カフェにてコーヒーとサンドイッチで朝食したり。さすがに空港料金! 高い!(二つで80元くらい)
本屋さんで車雑誌を買ってみたり。 読んで…と言うか眺めてみると結構面白い。

もうすることもないので早めに出国ゲートを出て搭乗口で 待つことにした。まだ外は霧で視界不良。 この頃には、全体的に遅れているものの、飛行機は 少しずつ離陸している様子。 何とか飛びそうなので、奥さんに 電話を入れておくことにしよう。…。テレホンカードがないと 電話がかけられない。出国間際に買うのも癪だが仕方ない。 ビジネスセンターで一枚購入する。 50元なり。中国のテレカは接触型ICカードである。このあたり 日本より進んでる。
北京で最後の食事。空港のレストラン。自分で好きな皿を取って、 まとめて会計するという、日本にもあるアレである。マーボー豆腐 定食風の組み合わせにしてみるが、味のほうは今一つ。この値段で これかい!?みたいな印象。王府井の屋台が恋しい。

13時過ぎ。ようやく搭乗が開始されると同時に、並んで搭乗。 しかし、なかなか離陸しない。もう座ると同時に熟睡の私。待ち時間も 前後不覚であったためあまり関係無かった。 目を覚ますと、離陸のアナウンスが。特別機の到着を待っていたため、 との説明が管制塔からあったらしいが、特別機とは何か不明とのこと。 中国らしい話である。結局離陸したのは15時頃。欧米人の乗客から 拍手が沸き起こる。
その後は順調な空の旅であった。それにしても相変わらず機内食は まずい…。自宅に着いたのは23時頃。半日は空く計算だったのが、 とんだ1日になってしまった。
しかし、大きな事故もなく帰れたからよしとしよう。それに、帰国日 以外は快晴に恵まれたわけだし。


Last Update 1999.12.27

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