「11月21日」 北京の秋葉原
今日も特に予定はなし。この日の朝旅行から帰ってきたという 奥さんの友達とお昼ご飯を食べることに。お勧めのお店があるという ので遠出。そのお店というのは、中央民族大学の近くにある、中国の 少数民族タイ族の料理を出すところと言う。中央民族大学は 中国の少数民族のエリート教育の為に設立された大学である。 当然、漢民族は少なく異色の大学と言える。その付近もやはり 雰囲気が違っており、道行く人は人種からして違うのだ。 お勧めのお店はそんな街の中に地味にある。しかし、留学生には 人気らしく、留学生一同から贈られた絵が飾ってあったりする。 確かにここの料理は美味しい。どれも素材の味を生かした
あっさりした味付けで、中華料理とは全く違う。ここの料理は
大変気に入った。日本人一般の舌に合うのではないか。
調子に乗って昼間から竹筒に入った甘いお酒も飲んでしまう。
アルコール度数はかなり低いので、お酒というよりはジュースみたい。
食後は中央民族大学で学ぶSさんのお友達の部屋へ遊びに行かせて
もらった。この人は、チベット仏教を学ぶ日本人なのだが、
まだ若い。20そこそこか。既にチベットで勉強(修行?)を
した経験もあるという、なかなか飛んでる?若者なのだ。
香が立ちこめるお部屋もとってもユニーク。しばらく、
雑談をして、お茶を出してもらって、くつろがせて
いただいた。 さて、これから何処に行くか。迷ったが、 ここはやはり北京の”秋葉原”に行かねばならない。 北京大学の近くにあるのだが、ビルが新築(電脳城と言う) され、そこがディープらしいのだ。近くのバス停から バスに乗り現地を目指す。間違えて1個手前のバス停で 降りてしまった…まあ散歩に丁度良いだろう。 おっと 北大の門発見。 天安門事件以後しばらくはキャンパスに 入るのに許可が必要であったが、今は自由に出入りできる ようだ。 電脳城はなかなか立派な建物。入り口ホールは
吹き抜けに
なっている。ビルは7〜8階建てくらいかな?ワンフロアは広い。
大体店舗は4階まで。上の方はオフィス兼倉庫みたいになっていた。
中は小さい店の集合になっており、丁度秋葉原の
ラジオ会館の
フロアが広くなったような雰囲気だ。
うろちょろするが、去年の調査で既に、基幹部品については安くないのは
分かっているので半分冷やかし。
日本に比べて安いのはキーボード
やマウスなどの小物である。店員もVideoCD上映会に熱中していたり
するので、客引きされることもそれほど多くない。 ここからタクシーで前門
に移動。前門と言う名前自体は遺物みたいなもの
(紫禁城に対する”前門”らしい)だが、有名なのはその近くの
通りで、ここは日本でいう”アメ横”だそうだ。有名な皮製品や漢方薬の
お店などがある。道脇では何故かレーザーポインタを売っていたりする。
歩いている人の服装などやはり”銀座”王府井とは違う。
街の雰囲気を十分味わって、またもやスーパーに入ってしまった。
御菓子の詰め合わせセットなどを購入。私って…。 ホテルに戻り、夕飯は初日に奥さんのクラスメートと会食をした 韓国料理屋さん。 ここのメニューに野菜揚げ(てんぷら?)のようなものがあるのだが、 これはお勧めである。コロモに少し甘味があっておいしい。 その他豆腐チゲなど…最後にキムチチャーハンでしめた。 ふぅ。お腹いっぱい(こればっかり 笑)。そろそろ外食続きで 胃も疲れてきたな〜。 |