北京旅行記
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「11月18日」 出発

出発日朝、仕事カバンと、旅行カバン、手荷物用の小さなリュック、 の3つを抱えて家をでる。重くて会社に着くまでにフラフラになった。 どたばたと仕事をまとめ、13時過ぎに会社を出る。

まずは成田エクスプレスに乗るために丸の内線で新宿に向かう。 新宿で乗車券と指定券を確保してからLUMINEでお土産を追加で購入。 奥さんのルームメイトの子に手袋を買う。常夏の国インドネシアの人で 北京の寒さに戦々恐々としているという話を聞いていたから。 あと、奥さんに頼まれていたバレッタを探してみる。納得できるもの はなかったが、妥協して購入。

成田に向かう列車内で昼食を取る。見渡すとほぼ満席。 いつもながら、NEXは最悪である。何が最悪かって?あの車内のデザインだ。 妙にジェット機を意識した作りになっているが実用性のかけらもない。向かい合わせに 固定された4人がけの席も問題外。大体、大の大人が座るには窮屈 すぎるのだ。大柄な欧米人が小さくなっているのを見ると気の毒に なってくる。まったく設計者の良識を疑うほかない。早晩あの車両は 消え去ると前から思っていたが、なかなか無くならない。JR東日本に 猛省を期待す。

成田に着いてする事はチェックインと保険の加入くらいか。 保険は是非入れと言われていたので、入っておくことにした。 一番安いのにして6日間7000円であった。申込書を記入して いると、英語で若い女性から「換金したいけどどう記入すれば いいの?」と話し掛けられた。「換金はあっち。これは保険の申込書。」 と答えて撃退。ほっとする。流暢にお話できるならお友達に でもなるところだが。(笑)

チェックイン後は荷物を預けて身軽になったのだが、な〜んにもすることがないので さっさっと搭乗口に向かう。かなり時間があるが、ぼ〜っと待つことに する。何だかやけに欧米人が多いな〜と思ったら私が乗る便はDetroit →Beijingというルートで飛んでいるらしい。PIAとは随分雰囲気が違う わけだ。

満員の飛行機は予定より30分ほど遅れて18時15分の離陸。機内での楽しみ は食事と映画くらいだ。機内食は…まずい(ガッカリ)。PIAの方が美味 しかった。映画は「The mummy」。邦題は何と言ったっけ「ハム〜」とか いうタイトルで少し前に上映されていた。B級ではあるが、それなりに楽しめる。 回りも同様らしい。スクリーンの前に立ったりすると見入っている 人達から文句が出る。そうこうしている内に着陸体制に入っている。 東京→北京は4時間ほどだ。狭い座席での空の旅もこのくらいの時間なら まあ許せる。

北京の首都国際機場(空港)は噂通り、きれいなターミナルビルに変わっていた。 11月にオープンしたらしい。この時は夜で暗かったが、ガラスも多く採光も 良さそうな作りだ。空港の従業員の制服も何だかオシャレな感じ。前回訪問時は軍服 のような堅苦しいものばかりだった。機内預かりの荷物の受け取りに少し時間が かかったが、問題なくゲートを出る事が出来た。ゲートの向こうで手を振っている 懐かしい顔がある。そう言っても3ヶ月程度だけど。(笑)

奥さんの馴染みというタクシーの運ちゃんが一緒に待っていてくれたので、 一年ぶりの北京の街を眺めながらホテルに向かう。途中、運ちゃんと奥さんは 何やら話しているが、私にはさっぱりである。断片的な単語が耳に入ってくる のみ。3ヶ月という短期間での成果に感心するが、そればかりではいけない。 私もちゃんと勉強せねばいかんのだ〜。 この日はホテルに到着してダウン。お土産を広げ、予定の相談を したのみであった。北京と東京の時差は北京-1時間。時差ぼけもなく、明日から バリバリ行動する予定。


Last Update 1999.12.26

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