守門岳( 守門岳(袴岳):1,537m ) 2007.07.24 登山



【PHOTO & 記録 守門岳 3】

周囲に広がる雄大な景色を楽しみながら、 緩やかな稜線を登っていくと木道が現れ、 やがて少し先で青雲岳 (アオグモダケ) 頂上に飛び出した。
頂上を示す標柱の後ろには、 銀色の鐘がぶら下げられている。 誰もいないので 迷惑にはなるまいと、 鐘を鳴らしてみる。
この青雲岳の頂上は、 草原状になっており、 風が吹き抜けて気持ちがよい。 また、 木道横にはニッコウキスゲが 黄色い花を咲かせており、 疲れた身体を休めるにはもってこいの場所である。

木道の先には、 形の良い三角錐の山が見える。 あれが目指す守門岳 (袴岳) に違いない。
地図では、 この青雲岳から守門岳まで 20分ほど。 時間を見ればまだ 10時1分、 これは早すぎると 暫し休憩する。

青雲岳頂上にはトンボが飛び交っている。 もう秋という訳でもなかろうが、 昨年の女峰山といい、 山にはこの時期トンボが多く見られる。
聞けば、 トンボは暑い夏の間、 暑さを避けて高い山に集まるとか。 里に秋が来るのに合わせて、 徐々に下りてくるようだ。
10時14分、 青雲岳を出発。

一旦下り、 そこから見た目よりもなだらかな守門岳の斜面を登っていく。
振り返れば、 青雲岳頂上の木道、 そしてその右手に大岳から始まる山並みが見える。 なかなか気持ちの良い光景である。

10時26分、守門岳頂上到着。
頂上には先達が2名おられ、 のんびりと休んでいた。 この守門岳頂上にも鐘があったが、 さすがに今度は迷惑になると思い、 打ち鳴らすのを自粛する。

頂上からは ほぼ 360度遮るもの無く周囲を見渡すことができる。 しかし、 思った通りここまで気温が上がっていたのでは、 周囲の山はぼやけ気味である。


守門岳 1、  守門岳 2、  守門岳 4、  守門岳 5 もご覧下さい。

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