守門岳( 守門岳(袴岳):1,537m ) 2007.07.24 登山



【PHOTO & 記録 守門岳 2】

ブナの林を抜け、 尾根筋の道を登る。 太陽は頭上にあり、 ジリジリと照りつけて暑い。
尾根道はかなり細く、 所々 台風で壊されたような雰囲気があり、 やや足場が悪い。
やがて、 『 中間点 標高 1,000m、滝見台 オカバミ滝 』 と書かれた標柱に到達。 確かに、 右手奥に滝が見える。 しかしやや遠く、 また木々に遮られている部分が多い。 時刻は 8時45分。 ここまで 1時間15分ほどかかったことになる。

先の滝見台からほんの少し登った所から、 恐ろしく長い登りが始まった。 しかも、 樹林のトンネルのようなところを進む形で、 展望は得られず、 足下はぬかるんで滑りやすい。 最悪である。
この登りの起点となるところに、 『 長ーい、長ーい 登りです ガンバ 』 と書かれた手作りの表示板が 木にぶら下がっていたが、 その通り、 苦しく長い登りであった。 せめて景色でも得られれば良いのだが、 風もなく、 苦しい。
もう少しで終わりかと思うと、 まだ先があるといった状態が続く。 なまった身体には厳しい。

50分ほど登り続けたであろうか、 ようやく傾斜が緩み、 その先で大岳への分岐点に到達した。 ここから大岳へは、 一旦下って また登り返すという形である。 守門岳 (袴岳) 登頂の後、 このコースを辿るつもりであるが、 樹林の間から見えた大岳の登りに、 些か尻込みする。
また、 樹林越しに見えるのは大岳だけなので、 ズングリムックリの姿は さほど魅力的には映らない。

分岐を過ぎ、 すぐに大岳がスッキリと見えるようになった。
ただ、 先にも述べたように その姿は単体では さほど魅力的ではない。

イヤイヤ、 守門岳への見晴らしの良い登山道を進むうち、 大岳の全容と、 それに続く中ツ又岳などの 姿が見えてきた。 これは素晴らしい。
これまで見えていた緩やかな斜面の反対側は 急斜面になっており、 その落ち込んだ先には残雪も見える。 この山は、 雪庇が大きいことで有名なようであるが、 左の緩やかな斜面に積もった雪は、 右の急斜面に大きく張り出す ということなのであろう。


守門岳 1、  守門岳 3、  守門岳 4、  守門岳 5 もご覧下さい。

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