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二酸化炭素の頁

現時点の二酸化炭素濃度

1760年 276.72ppm
1950年 311.26ppm
1970年 325.65ppm
1990年 354.19ppm
2001年 370.88ppm

earth−policy.org

地上気温変動


エアコン排水の処理について(温暖化問題への一提案)


 
省エネ対策とならんで、エアコンの排水にも注意をはらうことで、エアコンを動かすエネルギーがそのまま二酸化炭素回収のエネルギーとしても使える。エアコン台数は、住宅、自動車、除湿器を含め現在1億5、000万台を超える。雨水と同様にエアコンの排水中にも、二酸化炭素が大量に含まれる

二酸化炭素は気温0℃1気圧のとき、水1gに1.17g溶け、気温が40℃を超える今夏のような酷暑のときでも0.53gも捉えている。エアコンの排水(一機一時間あたり2g余)を屋外に垂れ流しにするのではなく、石灰石(園芸用の苦土石灰でもいい)を詰めた植木鉢にいったん受けることを提案したい。

石灰石は水には溶けないが、二酸化炭素を含んだ水には反応して、炭酸水素カルシウムとなって溶ける。炭酸水素カルシウムは無害で、むしろ水を美味しくする。土に返しても問題はない。何れにしても、エアコンからの排水処理を違えるだけで、温暖化の原因とされている二酸化炭素問題を、私たちの手で幾分かは緩和できそうだ。

 (
管理者注)
 @詳しくはこの頁の、「Dエアコンや除湿器からの排水に、あまりに無関心過ぎはしませんか?」、をお読み下さい。
 A「園芸用の苦土石灰でもいい」との附書きについて、小尾信也さまから、「石灰を作るプロセスで大量に二酸化炭素を排出する」とのご指摘をいただきました。
 確かに小尾様のご指摘の通りで、石灰の製造にはたくさんのエネルギーを必要とし、製造の際に大量の二酸化炭素を排出することは、私も存じ上げておりました。
 「苦土石灰」と附書きしたのは、石灰を製造する際に排出された二酸化炭素をそのまま放置せずに、そのわずかな一部でもいいから回収できたらいい、と安易に考えたからです。誤解を与えるような表現をとったのは私の過ちでした。申し訳ありませんでした。
 クーラーの冷却水の中に大量に含んでいる二酸化炭素を、中和することで安価にかつ安全な物質に変える別の方法として、冷却水を水酸化ナトリウム(NaOH カセイソーダともいう)の中に落とし、炭酸ナトリウムもしくは炭酸水素ナトリウムに変えてしまうことが考えられます。

H2CO3+2NaOH →Na2CO3+2H2O

NaOH+CO2 → NaHCO3

水酸化ナトリウム(NaOH カセイソーダ)の製造には大量のエネルギーを必要としませんから、むしろこちらの方がいいかも知れません。

もっとも水酸化ナトリウム(NaOH
は、塩化ナトリウム(NaCl) 溶液を電気分解することから得られます。この電気分解に火力発電で得られた電力を消費するなら

結局は二酸化炭素を出してしまうことになります
本当に二酸化炭素問題とは厄介な問題です。

 まえがき

 20代後半の頃、主催者はもう忘れてしまいましたが、都内で開催された二世経営者のための勉強会に、2年間ばかり出席したことがあります。

 講義をされた先生方のお名前や一体何を話されたのかは、今となってはもうすべて忘れてしまいました。しかし、ただお一人、初代気象庁長官であられた和達清夫(学士院第17代院長)氏のお話しだけは、いまだに鮮明に覚えています。

 和達先生の講義をひと言で要約すれば、「大気中の二酸化炭素濃度がこのまま増え続けていけば、近い将来に地球は大変なことになってしまう」という内容でした。
 
 実のところそのときは、そんなものかな、と思った程度でしたが、不思議なことに和達先生の言葉はいつまでも心の奥底に残ったままで、今日まで消えることはありませんでした。

 その時にいただいた資料は大切に取っておいたのですが、三年前の冬、保管してあった自宅の別棟が漏電で火事になり、青春時代の思い出とともに燃えてしまいました。

 二世として小さな運送会社を経営しながらも、和達先生の話しをお聞きしてからというもの、何だか日々絶えず排気ガス(
マスコミ報道では自動車のことばかりが喧伝されていますが、飛行機(民間機と軍用機を合わせたら一体何千何万機が世界中の空を毎日飛び回っていることでしょう)が撒き散らす炭酸ガスや窒素酸化物は自動車が排出する量とは比べものにならないくらいに多く、ただでさえ酸素濃度が希薄な成層圏近辺において不完全燃焼した燃料は真っ黒な煤となって対流圏まで舞い降り、北極圏や南極圏、高山を厚く覆っている雪や氷の上に薄黒く降り積もって太陽光線を吸収し、瞬く間に氷や雪を溶かしていってしまう )を出し続けていることが、業として已む終えないこととはいえ、常に後ろめたさを感じてきたことは確かなのです。

 今年になって代表者を辞任してまず考えたことは、理系音痴の私がいうのも厚かましくそして恥ずかしいかぎりですが、これまでの罪滅ぼしの意味を込めて、自宅(自動車も含めて)から排出される「二酸化炭素」の削減(二酸化窒素(NOX)の排ガス装置の方は親戚の者が開発して既に商品化されています)に焦点を絞って取り組んでみよう、と考えたわけです。もっとも二酸化炭素は最も安定した分子のひとつ(結合エネルギー799KJ/mol。ちなみに、「水」は459、「酸素分子」は494 )ですから、何せ化学にはド素人の私のことです、どこまで出来るかは分かりません。

 それに人間はこれまで二酸化炭素や窒素酸化物ばかりでなく、煤を含めて汚い物をすべて川や海、大気のなかに棄ててきました。真っ先にこれを改めなければ、温暖化を含めた環境問題は解決しないでしょう。地球全体の掃除も欠かすことができないのです。どこまで出来るかは分かりませんが、和達清夫氏の講義を聴いたのも何かの縁でしょう、二酸化炭素を含めて環境問題にこれからの余生のすべてを注ぎ込んでみる覚悟でいます。

 先ず二酸化炭素の勉強をしなければと考え、たまたまインターネットを検索していて、手頃な価格の炭酸ガスの測定装置を開発した株式会社ユー・ドムを知り、早速東京本社を直接訪ねて装置を譲っていただきました。

 この頁の二酸化炭素の記録は、すべて株式会社ユー・ドムの測定装置による実験データに基づくものです。

 手引きの教科書ですが、驚いたことに何と物持ちのいい弟でしょう、四十年以上も前の高校・大学時代の教科書・参考書を、気前よくタダでわけてくれました

 沢山の人生経験を積んで理解力が深まったせいでしょう。

 かって開くのも苦痛でならなかった化学の教科書が何だか面白くてならず、測定器で刻々出てくる実験結果もはらはらどきどきの連続で、推理小説を読むよりも遙かに興奮しています。長い人生のうちには不思議なことがあるものです。

 というわけで、何だか楽しい老後が送れそう。昔の教科書を譲ってくれた弟に、感謝、感謝の毎日です。

 それでは手始めに、

 @1日に1人の人間が一体どれだけの量の二酸化炭素を吐き出し、同時に大気中の酸素を消費しているのか
、を実験記録から算出してみましょう。

 A合わせて世界中の人間(現在65億12百万人余)が呼吸で吐き出している一年間の二酸化炭素の量と、それと同時に消費している酸素の量も計算してみます

 B植物が大気中の二酸化炭素をどれだけ固定しているか(これはすでにインターネットでも検索できますが、その計算があまりにもお粗末に過ぎました。数学が不得手な私がこんな偉そうなことが言えるのもエクセルが使えるようになったお陰です)についても、取り急ぎ再計算してみました


 C閉ざされた部屋のなかに1人閉じこもって二酸化炭素の増加量を計ってみると、その増加値が、経済学でいうところの「収穫逓減の法則」に似た動きをするのは、どうしてなのでしょうか。その理由を検討してみました。

 Dエアコンや除湿器からの排水に、あまりに無関心過ぎはしませんか?

 Eセロファン・シリコン膜で二酸化炭素を捕まえる実験



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