楽してギターテクニックをアップする??
・・・てな事出来る訳ないでしょうかね (^^;)
寝る前、or 朝起きたら10分間でもギターを触ってみてはいかが
仕事もギターもコツコツ、ボチボチと・・・
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ギターを弾きたくてもなかなか練習時間の取れない人は多いでしょう。 かくいう私も年々体力と共にギターテクニックの方も下降気味・・・。 おまけに仕事が忙しく、休みにギターばかり弾いていると家族からブーイング。なかなか思うようにはなりません。 そこでなんとか効率よくギターの演奏技術を維持or上達する方法はないだろうかと色々練習方法を考えてみました。当然ながらココにご紹介した方法がベストだとは思っておりません。その人のレベルや一日にギターの練習に当てられる時間がどれだけあるのか等によっても練習法は違って当然でしょう。自分がこれまでやってきた方法を取りあえず参考までにアップしていますのでココを見られた方でお気づきの点やこうしたら良いのではとかあるいはここは間違っている等の忌憚の無いご意見をお寄せ頂ければ幸いです。 ・・・とこんな具合でこのコーナーほったらかしにしていたんですが^^; 実はここにあげた練習法は僕が比較的自由に練習時間が取れた頃、学生時代のメニューなんです。 時間に余裕があった頃は、スケール一つとっても全ての調に渡って右手の運指を変えながらメトロノームに合わせすこしずつスピードを上げて弾く練習を飽きもせず延々とやっていました。それを全てやるのでなくアルペジオ、スケール、スラーの要素を毎日練習時間に合わせてピックアップして限りある時間を有効に生かそうと考えたのが以下のメニューです。 現実はギターを触る時間を確保するのもままならず楽器に触れても基礎練習は一切なし、爪磨きも、指鳴らしもせず、いきなり曲を弾くというのが、ここ1〜2年のパターンです。HPに1000曲アップするという目標が僕をギターに向かわせている一番のモチベーションになっているのかもしれません。 そんな訳で忙しい社会人にとってこのコーナーは余り役に立たないかなと最近思い始めています。 ある程度基礎が出来ている人ならいきなり曲を弾いてもそれなりになんとかなるというのが最近の僕の実感で、むしろ限られた時間内にどれだけ集中できるかということの方が大切だと感じています。それには録音という自分を追い込む方法がかなり有効です。人前でなかなか演奏するチャンスの少ない社会人にはマイクに向かってミスの許されない状態で集中して弾く訓練がステージで弾く練習にもなるし、何よりも録音を聴くことで自分の演奏を客観的に聴くことが出来とてもよい勉強になります。弾きながら自分の音を聴くというのは実はかなりレベルが高い人でないとなかなか難しいと思うのです。自分の演奏を冷静に聴いているもう一人の自分を意識すること、ステージで普段の実力を発揮するにはこのことがとても大切だと人前で演奏する機会の少ない僕ですが、過去の経験からそんな気がしてなりません。またHPに自分の演奏を公開すれば色々な方から批評やアドバイスを受けることもあるでしょう。聴き手の反応が自分の励みにも繋がるというメリットもあります。 ギターの技量や練習に割ける時間や目標等人それぞれ違いますから、誰にも通用するベストな方法というのはなかなか無いでしょう。ギター愛好家の永遠の課題かもしれませんね。 何はともあれ皆様のご意見ご感想をお待ちしています。 |
大切なことを忘れていました。それはギターとのインターフェイス・・・どのようにギターを持ち、どのように左右の手、指が弦に触れるかという点です。結局ギター独習者の方はここが間違っている為に変な癖がついて上達が妨げられている人も少なくないのかもしれません。僕も独学でしたが幸い中学校の先生がギターを習っておられたお陰で爪を伸ばして磨くこと、足台を使うことを教えてくれました。もっとも足台は中学時代には殆ど使わずストラップで首から下げるか、脚を組んで弾いていました。(最初の頃は長谷川きよしやパコデルシア、バーデンパウエルの演奏スタイルの影響やフォークソングの伴奏としてのギターが僕のギターの全てだったからでしょう) |
練習の基本は・・・・ゆっくりと大きな音で力を抜いて弾く♪ |
アルペジオ | @まず最初はアルペジオで右手のタッチとフォームの基礎を固める。 アグアドのアルペジオの練習曲をベースに右手の運指をpima、piam,pmia、pmai、paim、pami の順で右手パターンを変えて練習します。練習パターン1譜面 pはアポヤンド、imaはアルアイレ。 Aビラロボスのエチュード1番をメトロノームを使って108から142までスピードを徐々にアップしながら練習します。 Bアグアドのアルペジオを全てアルアイレで行う。(弦を弾く指の動作と同時に次に弾く指を次の弦に添えておく・・これを連続して行う。具体的には6弦を親指pではじくと同時に人差し指 i を3弦に添える。iで弾くと同時にmを2弦に添える・・mで弾くと同時にaを1弦に添える・・aで弾くと同時にpを5弦に添える・・これを繰り返す。いわゆるプランティング奏法(高田さんレッスン) |
トレモロ | アルハンブラの思い出を使って、右手を pimi、pmim、piai、paia、pmam、pama、最後にpomiと変えて練習する。例えば 曲中の構成毎にT(pimi)→T繰り替えし(pmim)→U(piai)→U繰り返し(paia)→T(pmam)→T繰り返し(ama)→V(pami)と右手のパターンを変える。 鎌田先生お奨めの右手の練習方法。結構難しいが、右手指のバランスが良くなるしトレモロの粒がそろいます。とにかくゆっくりしたテンポで練習するのがコツ。 |
スラー | @6弦から始めます。右手は6から4弦までは親指で3弦から1弦はim、ma、ia、mi,am aiで演奏します。メトロノームは必ず使用。練習パターン2譜面 |
スケール | @セゴビアの音階をハ長調からロ長調まで右手をim,ma,ia,mi,am,aiと変えて練習する。時間が無いので大体ハ 長調で右手のパターンを変えて1クールでお終いにしている。メトロノームを使用し、ff、p〜fをつけて弾く。 A独自パターン スラーの練習にもなる以下の音形を左手12、23、34で行う。 練習パターン3譜面 (ホルヘフレスノのレッスンの中で昔現代ギターに掲載されていた練習方法) |
スケール&スラー〜右手はアポヤンドとアルアイレ両方行う。 左右の指をばたばたさせない。特に左手の指先は弦から出来るだけ離さずに予め次に押さえるポジションに移動しておく運指を工夫。 半音階のスケール練習を例に取ると左手1234の指を上昇時は1を押さえたまま2を同様に1、2を押さえたまま3を、1,2,3を押さえたまま4を押さえてポジション移動を行う。要は無駄な動きを極力しない意識が重要。 アルアイレのスケール練習に音をスタッカート気味に切って弾く練習を入れる。→右手指のばたつきを押さえる練習になる。 スラーの練習は上降スラー主体で下降スラーはやり過ぎない事。(腱鞘炎予防) 姿見等、鏡を前にして左右の指の動きを確認しながら練習するのは自分の演奏フォームやタッチを改良する上で大変効果的。 弾けない個所はごまかさず確実に弾けるテンポまで落として反復練習。ミスを身体に覚えさせない! 常に脱力を意識する!両手に力を入れ過ぎない。 おそらくどんな楽器演奏にも言えることですが上達への近道です。 練習する時は、とにかく集中して行うべし。だらだらと長時間やっても効果は上がらない。 上と全く反対(?)のアドバイス〜福田進一さん〜テレビのボリュームを落として見ながら基礎練習メニューをこなすと良い。 時間の無い人向けの練習方法。野球中継等なら音が出なくても支障無いし時間が惜しい人には効率的な方法。 |
脱力の薦め+α | 特に重要なポイントです。小澤征爾さんの著書「ぽくの音楽武者修行」より引用させて頂きました。 |
練習時間一考 | アンドレスセゴビアの練習の仕方、名バイオリニスト達の練習時間についての考え方を紹介。 |
爪の手入れ | まず爪きりは使わない。美しい音と上達への第一歩は紙やすりを使うことから。 |
周囲への騒音が気になる人へのアドバイス | ギタークロスで弦をミュートして基礎練習すると、右手のとても良い訓練になります。周囲への騒音の配慮だけでなく右手のタッチの安定化に役立ちます。 |
左手の練習 | つり革にぶら下がる時左手の中指と薬指の間につり革をはさんでぶら下がると指を開く訓練になります。(個人差があるから効果の程はわかりませんが私はやってます) 急にやり過ぎないこと。つり革につかまれない程混んでいる時はどうしょうもないけど。 中指と薬指(人差し指と薬指or中指と小指等バリエーションを変える))でチョキを作りパーとチョキを繰り返す。(お布団ジャズHPのヒントを参考)右手でも同様の練習可能。 |
右手の練習 | ラスゲアードch、a,m,i,pを繰り返す。身体の腰や足を弦に見立ててゆっくりと等間隔に指を動かす。連続してこの動作を行えるようになるまで繰り返す。当然普段練習しないラスゲアードの練習にもなるが、真のねらいはスケール等のスピードアップ。結構疲れます |
曲の練習 | 当然ですが譜読みは大変良い練習になります。楽器を持たずに譜面を読むのは案外自宅ではやれないものです。出張時の新幹線や飛行機内での格好の暇つぶしにもなります。 |
コタツで出来る練習法
やっぱ冬はこたつにみかんでしょう。
でもこたつでギターは腰に良くありません。
両手指の練習 その1 |
ボールを抱えるように左右の指先の先端をつける。(右手親指は左手親指、右手人差し指は左手人差し指というように)鍛えたい指だけ先端をつけずに交差しかいぐりかいぐり(分かるかな?)をする。指の神経の独立性を養うのに有効。やってみると分かるけど薬指や、小指でやるのは結構難しい。(かま先生のお弟子さんの須賀君に教わりました) |
両手指の練習 その2 |
両手を開いて右手と左手で1つずつ指をずらしながら順に握っていく。片手が全部握ったら今度は同様に順に左右1つずつずらしながら指を開いていく。この動作を繰り返す。(これまた須賀君から教えてもらった方法です)築地の仲買人さんや昔の証券取引所の立会いみたいですが。 |
両手指の練習 その3 |
左手を1,2,3,4指だけテーブルに指先をつけて1,3指と2,4指で交互にテーブルを叩く。このパターンはバリエーションが色々つけられる。例えば1、2,3指の指先だけテーブルにつけて4指だけを叩く動作では、1、2、4の指先だけテーブルにつけて3の指だけ叩く動作等組み合わせが色々作れる。 |
社会人の人にお奨めしたいのが、最寄のギターアンサンブルへ入団することです。勿論プロに付いて習うのが一番だと思いますが、お金の問題もあるし何よりもどこで誰に習ったらいいのか特に初心者の方の場合は、判断がつきにくいでしょう。ギターや音楽を通じて友達の輪を広げるのは大変楽しいものです。アンサンブルに参加するメリットは沢山有りますが、特に独習者の場合音量が小さくなり勝ちですが合奏に参加することで大きな音を出す訓練になります。又、正しいテンポやリズム感を身に付けることも出来ると思います。それに第三者に自分の演奏を聞いてもらうことで初めて気づく発見って結構多いと思いますよ。 私の場合はインターネットで神奈川県座間市に拠点を置くギターアンサンブル「アルペジオ」を知り入会しました。 ギターの練習に行き詰まっている方、お近くにギターアンサンブルのサークルがあったら一度覗いてみてはいかがですか? |
使用体験レポート
携帯用ギター(ソロエテギター)の使い心地について
私は仕事柄出張が多く、極力日帰り出張を心がけるようにしていますがそれでも泊まりの出張が避けられないケースがあります。大抵は、会社の同僚や顧客と会食しホテルで寝るだけというパターンが多いのですが、たまに出張先のホテルの部屋で独りテレビを見ながら時間をつぶさねばならない時があります。そんな時、部屋にギターがあればなと常々思っていました。たまたまアメリカ製の携帯用ギターの事をファナのHPで知り、果たして実用に耐えるものなのかどうか一抹の不安はありましたが出先でギターが弾けるという誘惑に勝てずとうとう注文してしまいました。この携帯用ギターの使い勝手について思いつくまま独断と偏見で感想をアップしていこうと思います。 |
第一印象 | とうとう買ってしまった・・・(^^;) |
Photography | ケースに入った状態から組み立て完成まで |
Coffee Break
ギターで楽しむ瞬間芸
練習に疲れた時や、友達に自分の演奏を聞いてもらうチャンスがあったら是非覚えていて損の無い技をお教えいたします。知ってる人は知ってる・・当たり前か・・瞬間芸。 皆様の十八番、レパートリー(瞬間芸でなくても可)、新ネタ等ありましたらお知らせください。 |
踏み切り | 譜 面 | MIDI | 右手は imでも何でも弾きやすい運指でどうぞ。 | 難易度〜A(易しい) 〜上級者まで |
我が小田急線が誇る開かずの踏み切りといえば、町田駅近くにある二ヶ所の踏み切りが双璧でしょう。 いらいらせず急ぐ時は面倒でも地下道を渡りましょう。 |
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カブトムシ | 技術不要 | ギターをサウンドホール側を背中に向けて背負い背中を曲げて徘徊・・背負えるケースでも可・・くれぐれもギターを落とさないように | 難易度〜AAA(超易しい) 〜上級者まで |