2006年 OB鳥見行
(2006年10月12日更新)

同好会のOB仲間での鳥見行の記録(2006年版)です。

「伊良湖岬&汐川」

日時: 2006年9月29日夜〜10月1日

参加者: 小高、割田、上野、大場、高野
9月29日(金)夜22時過ぎに小高車と大場車で、首都圏を出発、東名高速・富士川SAで待合せ、豊川経由で伊良湖岬に向かう。
9月30日(土)
岬の駐車場には朝3:30頃到着、車中で夜明けを待つが、明け方は激しい雨。
7時過ぎようやく雨は止んで、薄日も差すようになってきたもののタカはオオタカの若が木の上にとまっている程度で、サシバはなかなか現われないので、岬の灯台のほうに行き観察。
大鷹
蜂熊 上:オオタカ(若)、左:ハチクマ
下:サシバ  photo:Takano サシバ
エゾビタキやハチクマ2、ハヤブサなどが見られたものの、相変らずサシバは現われず、ヒヨドリの姿も少ない。
ただアサギマダラが多く飛んでいて、そのうち1頭は羽にマーキングが。撮影して帰宅後調べたら3日前に三河湾を挟んで北20kmほどの幡豆町で鷲塚さんという方がマークされたものと分かり、ご本人に連絡した。
浅黄
恋路が浜の駐車場に戻り、昼食を挟んで午後2時近くまで観察したが、チョウゲンボウ、チゴハヤブサ、ミサゴ、ハイタカ(アカハラダカ若?)などが1羽ずつ通過するが、サシバは昼前後に最大でも6羽が通過したほかは、1〜2羽が現われる程度。
カケスの群れやコムクドリの群れも現われるが、海を渡るのに踏ん切りがつかない様子。
サシバ サシバ photo:Ohba
今日は本格的な渡りは期待できないので、昨年までオオアジサシが来ていた馬草海岸に行き、周辺を探したが杭にとまっているのはウミネコとカワウばかり。
同じようにオオアジサシを期待して来ていた人も数人居たので聞いてみたが、汐川のシギチも寂しいとのことで、今夜の宿「白さぎ」に向かう。
伊良湖
10月1日(日)
小潮の引き潮が早朝なので、まず汐川の干潟に向かう。
広い干潟のはるか遠くにホオロクシギが降りているほかはシギチの姿はほとんどなく、サギとカモがパラパラと居るだけ。ただ畑にはアマサギが多く、また干潟のカモの中に妙に首の長いオナガガモが居た程度。
一度宿に戻り、雨が降り始めた中を汐川干潟の東寄りの、紙田川河口へ。 少ないながらシギがわずかに残った干潟に下りていて、オオソリハシ、ソリハシ、ホオロク、クサシギ、トウネン、ダイゼン、コチドリを観察。
次第に雨が激しくなったので、観察を切り上げそのまま帰京した。

「渡良瀬遊水地探鳥行」

日時: 2006年2月19日10:00〜17:00

コース: 渡良瀬遊水地==>多々良沼==>渡良瀬遊水地(天候:晴れ時々曇)
参加者: 小高、上野N、割田、たにし、大場K、川島、高野
小白鳥
アメリカコハクチョウ(大場)
紅猿子
ベニマシコ(大場)
小長元  
コチョウゲンボウ  photo:大場&高野 
渡良瀬  
渡良瀬遊水池にて。後に広がる葦原にはコチョウゲンボウが8羽。

観察した種類:48種

カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、 オオハクチョウ、コハクチョウ、アメリカコハクチョウ、マガモ、カルガモ、 コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ミコアイサ、ミサゴ、 トビ、オオタカ、ノスリ、ハイイロチュウヒ、チュウヒ、コチョウゲンボウ、 チョウゲンボウ、オオバン、シロチドリ、オオハシシギ、セグロカモメ、 キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、メジロ、ヒヨドリ、 ジョウビタキ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、ホオジロ、オオジュリン、 ベニマシコ、シメ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、 ハシブトガラス
渡良瀬遊水地ではチュウヒやミサゴ、ノスリなどのタカ以外は、ベニマシコの群れが見られたほかは小鳥類は寂しく、しかも湖の水が抜いてあって、カモ類は遠くにマガモを中心に下りているだけであった。
そこで、昼過ぎから館林市の多々良沼に行き、オオハシシギ2、アメリカコハクチョウ、カンムリカイツブリ、ミヤマガラスなどを観察。
再び遊水地に戻ってハイイロチュウヒやチュウヒ、ノスリ、コチョウゲンボウを観察。特に夕暮れ時に8羽ものコチョウゲンボウが葦原に点在する木の枝にとまっているのが圧巻であった。


「西印旛沼探鳥行」

日時: 2006年1月22日

コース: 佐倉駅8:15(快晴) -> 西印旛沼 -> 13:35(曇り) 臼井駅
参加者: 上野N、山田、井上H、たにし、大場K、奥村、真柳G、日比、今村
真柳さんの呼び掛けで西印旛沼で行われた新年探鳥行。探鳥後新年会を行いました。
隼
 オオジュリン          ハヤブサ(幼鳥)  photo:大場 
印旛

観察した種類:50種

カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、 マガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、スズガモ、ミコアイサ、 ミサゴ、トビ、ノスリ、チュウヒ、ハヤブサ、チョウゲンボウ、クイナ、バン、オオバン、 ユリカモメ、セグロカモメ、キジバト、カワセミ、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、 ヒヨドリ、モズ、アカハラ、ツグミ、メジロ、ホオジロ、ホオアカ、カシラダカ、アオジ、オオジュリン、 カワラヒワ、ベニマシコ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
関東地方は前日何年ぶりかの大雪で、雪の中のラッセルという体力的には厳しい条件でした。
ただ、風もなく、むしろ雪の反射で鳥の色が鮮やかに確認できたのは思わぬおまけでした。(真柳)
印旛沼探鳥会は前日の大雪と打って変わって好天に恵まれ、楽しい一日でした。
一面の雪野原を見た時には、今日は鳥は駄目だろうと思いましたが、案に相違してかえって鳥が見やすくなり、普段ですと声はしても葦原に潜っていてなかなか姿が見られないオオジュリンを容易に見ることが出来ました。
クイナ2羽も収穫でした。雪の反射でキジバトやアカハラの色彩がとても鮮やかでした。(上野)


過去のOB仲間の探鳥の記録

2005年探鳥行(佐渡ほか)
2004年探鳥行(白樺峠ほか)
2003年探鳥行(彩湖、伊豆沼ほか)
2002年探鳥行(丹沢、蓼科etc)
伊良湖岬探鳥行 '02.10.(小高、上野ほか)