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●「本だらけの家でくらしたら」● ★★ |
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2009年12月
2010/02/07
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11歳の女の子ファーンの周りには、不思議なことがいろいろと起きてばかり。コオロギの本からコオロギが飛び出したり、道を歩いていた修道女がいきなり街灯になったりと。 でも、生真面目な両親はうそは嫌いだとファーンを叱り、ファーンの唯一の楽しみは本を積み上げて部屋中いっぱいにすること。 ある日、突然に現れた見知らぬ男性と男の子。 ファーンが生まれた病院で赤ん坊の取り違えがあったのだと主張し、ファーンはその男性ボーンと一緒に家を出ることに。 ボーン、ファーンは不思議な能力をもつ<ダレデニアン>の血を引いているという、さらに亡き実母エリザが持っていた「<ダレデニアン>になる方法」という本を悪人マイザーが狙っているのだという。 本探し、<ダレデニアン>の謎探し、そしてファーンにとっての自分らしさ探し、自分の居場所探しストーリィ。 ※引用された児童名作で私が既読だったものは次のとおり。 |