3・11の東大震災は、、とりわけ津波によって多くの生命と財産を奪いました。また、福島原発の事故は、数十年そこで暮らすことさえ許されない状況を生み出しました。被災された方々に対して、私たちで何が出来るのか、末永く行っていくためにはどうすればいいのか、悩みながらこの一年、試行錯誤で活動してきました。多くの皆様方からの御支援、ご寄付を賜りましたことを厚く感謝申し上げますとともに、この一年間の活動を報告させていただきます。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

活動報告 収支報告

地域学習サークル「金沢・森は海の恋人」
代表世話人  佐野 新一 (北陸大学)
金森 俊朗(北陸学院大学)

<お問い合わせ先> 佐野 新一
〒920-1154 
金沢市太陽が丘2丁目134
携帯 090-1396−1230



 東日本大地震および福島原発事故災害は、史上空前の深刻な事態に至りました。
 森は海の恋人運動を1989年以来、気仙沼大川流域を中心に進めて来られた畠山重篤さんご一家も大津波の直撃を受けられました。幸いにもご自宅は高台にあり、浸水を免れ、3月15日には自宅にも戻られたことを知り、先日、取り急ぎ、皆様からいただきました救援物資を持って、畠山さん宅を訪問いたしました。しかしながら、心の支えになっていたお母さんを失われ、カキやホタテガイの養殖筏、5艘の作業船、陸上の養殖施設、加工場などは壊滅状態でした。
 畠山さんが提唱された「森は海の恋人運動」は、小学校の社会科の教科書に掲載されるほど全国に広まりました。私たちも気仙沼の牡蠣の森を2度訪問し、この運動から実に多くのことを学び、地域学習サークル「金沢・森は海の恋人」を18年前に立ち上げました。
 私たち個々にできることは限られていますが、今こそ人と人のつながりの力でこの難局を克服するための支援を行いたいと願っています。この趣旨に賛同いただき、募金いただければ大変ありがたく存じます。
 皆様から頂いた支援金は、畠山重篤さんへ直接お届けいたします。
2011年7月
地域学習サークル「金沢・森は海の恋人」
代表世話人  佐野 新一 (北陸大学)
金森 俊朗(北陸学院大学)

<お問い合わせ先> 佐野 新一 〒920-1154 金沢市太陽が丘2丁目134
携帯 090-1396−1230