98年10月のMac日記です。

10月4日10月9日10月13日10月18日10月19日10月20日10月28日10月30日


【Mac日記・10/4】「Apple」感想

「Apple」をやっと読み終えた。とてもおもしろく、時間かあるといつものめり込むようにして読んだ。
ただ、読んでいて面白いということと、内容について賛同するかどうかは、また別の話^^;
うーん、やはり私もマックのfanaticなのかなあ、ずいぶんMSにたいする評価が甘い、と感じたのが一点
それから、Appleの迷走に理由付けをするのに性急になっているせいで、「負け組」にたいする評価が一面的な 感じもする。たとえばマイケル・スピンドラーなんて、もうぼろくそにけなされているしね。
TOP of PAGE


【Mac日記・10/9】「MdN」など

雑誌「MacWorld」が消えてから、この発売日に買う雑誌は「創」だけになってしまった。
が、この「創」も先月から発売日が遅れるようになっていて、今月もまだ出ていなかったため、代りにというのも変だが「MdN」を買ってきた。
「MdN」は、Photoshop関連の特集が組まれている時だけ読んでいて、今月もたまたま「選択範囲」特集だった。
いつもは斜め読みなんだが、改めてきちんと読んでみると、高いだけあってよくできているなあ、と感心した。
特に「ウェブページ批評」は、短い記事ながら、凡百の「ホームページ」紹介雑誌などとは比べ物にならない、よい記事であると思う。

先月のiMacにかんする日記を読んだ方がメールをくれて、スパルタカスのメーリングリストに記事を転載したいと言って きてくれていた。で、どうぞどうぞと承知していたところ、MLに載った記事を昨日また送ってきてくれた。
まあ検索で引っ掛かったのだろうが、それでもこんなページを読んでくれるひとがいるっていうのは何だかうれしいもんだ。
環境ホルモンの話については、自分でも勉強してみようと思っていて、今のところ新書を2冊読んでいる。
ただ、このあたりの話になると、マックの話題から果てしなくずれていってしまうんで、新しい動きが出るまでは、この話題はここではなくここで展開するつもり。

TOP of PAGE


【Mac日記・10/13】・あらためてCyberStudioに感心

先月買ったGoLiveのCyberStudioは、仕事などあってなかなか勉強できないんだけど、それでもたまに時間を取ってマニュアルを読むと、うーんとうならされることがしばしば。
前にも書いた通り、操作体系が独特なので、最初にはとっときにくいのだが、慣れてきて、使いこなせるようになったら、これはかなり手の込んだウェブページができそうだ。
今日見つけて感心したのは、フレームからリンクをはる場合、ターゲットの設定ができる、ということだ。
これって、従来の「ホームページ作成ソフト」で、私がいちばんいらいらさせられた点だった。確かPagemillの2.0には搭載されていない機能だと思う。
具体的に言うと、通常フレームになっているページからリンクをはると、フレームの内部だけがジャンプする。つまり、フレームの外形が保持されたままのため、何だか窮屈なスペースで、他人のページを眺めることになる。
これがCyberStudioでは、別のページを開くか、フレームをすべてリフレッシュしてあらたにリンク先へジャンプするか、選ぶことができるようになっている。もちろん、フレームを保持したままジャンプも可能だ。
pagemillに失望してから、後発の同種ソフトには全然手を出さなかったから、あるいはこの程度の機能は最近のソフトには当然ついているのかもしれない。が、これはたぶんCyberStudioの特質のほんの一部でしかないはずだし、価格からいってもこれはかなりお得なソフトだと思う。
こんなに気に入ったソフトも久しぶりだ。

TOP of PAGE


【Mac日記・10/18】・MacOS8.5はまだまだ

昨日、発売日にMacOS8.5を買ってきた。
また午前零時から発売のカウントダウンとか、イベントをしたらしいが、 さすがにそんな雰囲気は、もう午後の三時ともなると全然なかった。
まあイベントで盛り上げたいのは分かるけど、そういうのはもういい加減にしたら、とも思うな。
販売価格は、どうもAppleがホームページで提示している価格で販売する様、ショップに指導しているみたいだ。 ソフマップもLAOXもツクモも、そしてV2Cまで、横並びの13,800円。
中には13,000円とか12,980円の店もあって、私もそういうところ(MacAcademy)で買ったのだが、 後でそういうショップに圧力かけたりしないだろうなあ(笑)
さて、実際の中身だが、結論から言うと、仕事で使っているひとたちには、まだまだ薦められないと思う、 このMacOS8.5は。
そのことについて、順を追って書いていこう。
まず、必須容量200MB程度、というのを「上書きだからいいか」と無視して、100MB程度しか空いていない 起動ディスクにインストールした。
これがそもそも無謀だったのかも知れないが、200MBってのは、けっこうきつい要求だと思う。
で、インストールそのものはうまくいったが、さて使ってみようと再起動したところ、アイコンパレードの ところで止まってしまった。
しょうがないのでpower+command+controlで再起動すると、起動中にDiskFirstAidが立ち上がり、 ディスクのチェックをかけてくれる。これは今回からの特色のひとつだが、これも状況によってはうっとうしいものだと思うし、この場合、まさにそれだなあ、などと思いながらいらいらしていた。
そのあと、今度はなんとか起動が成功したが、NetscapeからSimpleTextから、ありとあらゆるアプリ がタイプ3のエラーで頻繁に落ちるようになった。また、手持ちのエディタ・ワープロは全滅状態 で、既製のファイルをドラッグ&ドロップで開くことができないばかりか、 修正や新規作成文書を保存することができなくなっていた。
たぶん何かと当たっているんだろうとは思ったが、なにぶんにも機能拡張が多すぎるため、いちいち検証 していくわけにもいかず、どうしようもないので外付けディスクに新規インストールして、そこから起動するようにすると、ようやくちょっとは安定するようになった。
でもふだん使っているエディタYooEdit(1.63,1.64とも)では、やっぱりドラッグ&ドロップができないし、 IMのEG-Bridgeは、キーの押下に変換が追い付かない感じで頻繁にうち間違いをしてしまう。
これはとりあえずいずれ出るだろうアップデータを待つことにして、ことえりに入れ替えた。

今の所、当たっているんじゃないかと思われるのは、前述のEG-Bridgeの他にB'sCrewとか、メーラーの Dolphinとかが怪しいと思ってる。マック関連雑誌やショップの言うように、たいていのソフトの互換性は 保たれている、というのは疑わしいんじゃないかな。少なくとも、古いマックほど、色々問題があるんじゃないかと思う。
それから、インターネットの接続設定では、普通に使おうとするとInternetExplorerが勝手に動き出すようになっている。これは大変大変いやなので、すぐに変えようとおもったのだがどこで変更するのか 非常に分かりにくかった(アップルメニューのインターネットアクセスの中のWWWブラウザからできると後で 分かった)。

そうそう、さっそく8.5のアップデータが出ているそうだ。アップルのサイトからダウンロードできる。
一部IMの不都合に対応している、ということだから期待したのだが、これを入れても我がEG-Bridgeの不都合は 改善されなかった。

TOP of PAGE


【Mac日記・10/19】・川崎さんの謎めいた言葉

雑誌「MacPower」での川崎さんの発言には、当惑させられた。
とにかく自分が今批判しているのがiMacであることを明言はしたものの、環境ホルモンの問題だけで否定して いるのではない、ともいっている。
じゃあ具体的に何が気に入らないのか、という話になると、デザイナーの見識として認めがたい、といい、否定する 理由をしばらくはあいまいにしておきたい、と言う。
それはなぜ? という疑問も、おそらくその理由の中に含まれているのだろうから、訊ねても無駄なのだろう。


8.5は、昨日入れたパッチのおかげもあって、少し安定してきた。でもまだまだ8.1の安定度には比べるべくもない、 といった感じだ。6,7回にいっぺんは、起動の時に固まるし、YooEditが使えないのも相変わらず。しばらくは 仕方ないのかな。
で、忘れていたのだが、私のマックは233/604eを入れて、さらにクロックアップしているのだった、もしかしたら それも関係しているのかもしれない。だとすると、ソフトのパッチやアップデータを待っても無駄、ということになってしまう・・・。

あんまり大きな声で言いたくないが、8.5を買った時に、一緒にPowerPC/Linuxを買った。
なぜあんまり言いたくないのかというと、Linux関連の出費は、いつも興味本意で費やされるものばかりで、実際に 試すにまでいたっていないものが多いから、恥ずかしいのだ。
これも「 今度こそ」とは思っているけれど、実際に使えるようになるまでは、あんまり大きく取り上げないようにしようと思っている。

TOP of PAGE


【Mac日記・10/20】・Linuxやはりだめ

PowerPC Linux導入に際して、まずはPCIマックたるわが7500の確認を しようとcommand+control+O+Fで起動し、OpenFirmwareの画面を表示させようと考えた。
HappyMacが出る前の、マウスポインタが出ているだけの画面から先に進まなくなった。 再起動を繰り返しても変わらないどころか、そのうち再起動のキーも受け付けなくなってしまったため、仕方なく本体の電源を落とした。

ちょっと間を置いてまた起動し、PRAMのクリアをした。内蔵ハードディスクから起動してしまうため、 最初にインストールした内蔵HDのシステムを読み込み、アイコンパレードまでいったものの、そこでやはり 固まる。

もう一度パワーキーを押して起動し、CD-ROMを挿入してOS8.5のCDから起動しようとしたが、これも効かず。 この時点で少しあせった。各種ケーブルのゆるみを確認し、もう一度起動。やはりだめ。CD-ROMも 排出されないし、ピンで強制排出もきかない。

茫然としていたところ、ふとトランシーバの送信ランプが点滅し続けていることに気づき、ルータを確認すると、 データ通信ランプが点滅している。これも関係ありそうだと思い、今度はトランシーバのケーブルを抜き、再再度本体の電源を押す。

やっと起動に成功。しかし、いったいなぜなんだろう。わかるのは、これで7500にLinuxを導入するのが 難しくなった、ということだけだ。初期型だからボードに問題があるのかも知れないし、6410ならちゃんと 使えるのかも知れない。けれど仕事で常に使用中の妻の6410に、そんな冒険を試みることはできないし、 原因もはっきりしないまま、7500に入れるのも無謀だ。

TOP of PAGE


【Mac日記・10/28】

特に付け加えることもないが、・・・そうそう、EG-bridgeは9.0でのMacOS8.5対応をあきらめたようだ。
10.0にアップグレードしないと使えない、とのこと。残念だ。

8.5に関しては、そろそろバグ情報が出てきている。ハードディスクが消えてしまう、というのが一番恐怖だが、 どうも一部の機種のみのようだし、いつ生じるか分からないところがまた恐い。

ひさしぶりにダウンロードしたシェアウエアはMonicaで、 これはWindowsでいうGetRightのようなソフトらしい。ダウンロードに使ってみようと思う。

それにつけても、最近Appleがどんどん某巨大OSソフト会社のようになっていくのが悲しい。そして、それを みんなが支持しているんだものなあ・・・。

TOP of PAGE


【Mac日記・10/30】

今頃になって各種アップグレードのお知らせが転送されてきた。
ひとつはNorton Utilitiesで、まあこれは必須だろう。HFS+とMacOS8.5に対応しているというし。
あと、ALPSから、年賀状作成向けソフトの案内、それとFAXstfPROの案内がきていた。
ALPSのセットの中にはPhotoshop4.0LEが入ったものもあって、五千円程度とかなり安いので少し食指が伸びている。

時々読む週刊アスキーの「電脳なをさん」、今回はiMacと環境ホルモンに関するねただった。
このマンガ以外にも本誌で「iMacを買ったら何が必要か」などといった特集を組んでいた。
そうなんだよなあ、と思った。あの本体だけならまだしも、あれだけスタイリッシュなパソコンだと、当然それにあわせた周辺機器やインテリアがほしくなる。
で、そういったものもスケルトンである場合が非常に多いし、素材もiMacと同じ原料である場合もまれじゃないだろう。かくして家中にポリカーボネイトが氾濫する、というわけだね。

TOP of PAGE



随時続く・・・


過去の日記

98年5月

98年6月

98年7月

98年8月

98年9月

日記目次にもどる

ホームにもどる