98年8月のMac日記です。

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【Mac日記・8/2】

「AppleDesign」日本語版をソフマップで購入。7冊もあり、当初一部ウェブで喧伝
されていた入手困難、との情報は誤りであることをしった。
そのとき一緒に落雷対策用のコンセントアダプタを三つ買った。ルータになって一番
怖いのは瞬間停電だから。でも落雷の電気は電話線からも伝わってくるらしいので、
これだけではまだ不十分ということになるな。
いずれにしても、気休めではあるけれど。いろいろ試してNetscapeのメール設定を行った。
どうにか読んだり送ったりはできるようになったけど、まだまだ使い勝手に戸惑っている。

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【Mac日記・8/3】BetterTelnetでパソコン通信

Better Telnetを落としてきて、デジタル回線上でもパソコン通信が楽しめるようにしたいと思ったのだが、最初に落としたオリジナル版は英語版だったため、日本語表示をさせるのことができなかった。
設定によってできるようになるのかもしれないが、手っとり早く日本語版を使った方がいいと思い。オリジナルBetterTelnet(オリジナル、というのも変な感じだけどね。
そもそもこのソフトはNCSA Telnetの改良版だから)ウェブページのFAQで得た情報からアドレスを探し、日本語版をここで入手した。

これはうまく使えたのだが、今度は改行のためのリターンキーが、一回の押下で二回分認識されている、というトラブルに出くわした。
この状態だとログを読むことはできても各コーナーに書き込みをすることができず、どうしようかなと困惑していたんだけど、一時的にアナログ回線を使い、モデムで接続して、PeopleのMacpで質問コーナーに書き込んだところ、すぐに教えてくれた親切な人がいたおかげで、メニューのsessionで「BSD 4.3 CR Mapping」を選択することで解決する、と教えていただいた。
その通りにしたところ、この問題は解決した。やれやれ。

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【Mac日記・8/6】iMacのカラーリングをThink Different

iMacのカラーリングが青だけ、というのはつまらない。
いくらコストを下げるためとはいえ、もう少し選べた方が面白いのになあ、と思っていたところ、やはりそういう風に考えるひともいるみたいで、こんなページがあった。

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【Mac日記・8/7】QT Pro

やっとQuickTimePROのアップグレードに成功した。
そもそもアップグレードのページにどうしてもたどり着けず、原因をAppleに尋ねてもさっぱり要領を得ないものだから、半ばあきらめかけていた。
それが今になって成功したのは、Netscapeの認証が期限切れになっていたのに気づかなかったのが原因だ。この現象に遭遇するのはIEかMozzilaの3.0を使っているひとだけで、ほとんどのユーザは4.0を使っていてこのトラブルとは関係なかったのだろうから、余計に目立たなかったのかも知れない。
だがこの告知を朝日ネットからのメールで教えてもらえてよかった。
その認証の更新はここで行うことができる。

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【Mac日記・8/8】

ページに少し手を入れてささやかな飾りつけをした。
さらに、日記の目次の内容概略をクリックするだけで該当日の日記に飛べるような工夫を追加した。

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【Mac日記・8/14】Windowsのマニュアルは親切か?

ページのレイアウトなどをいじったついでに、表紙にある
「わたしがマイクロソフトのことをどう思っているか」についてのgifアニメも、ずいぶん長いこと同じものだったから変更しようと思い立ち、簡単かつブラックなgifアニメを30分ぐらいで適当に作った。

が、どうも偶然というにはあまりにもできすぎているんだが、その翌日に会社のwin95の端末がひとつ、完全に死んでしまった。

どういう状態かというと、起動するとscandiskが走り、途中で青い画面になり、再起動を促してくる。で、また再起動するとScandiskが走る、・・・といった無限ループに入ってしまったのだった。
起動時にf7キーを押し、メニューを出してDOSを選び、そこから起動することは何とかできるのだけど、win95を立ち上げることは、どうしても無理のようだ。

会社で使っているアプリは当然95の上で走るものだから、もうこのディスクはあきらめ、一からすべてをインストールしなおす、ということになってしまった。

しかし、この端末のローカルディスクの中にも、わりと重要なデータが入っているものだから、このまま「パソコンを振り出しに戻す」わけにはいかない。
で、dosしか動かない状態で、何とかデータのバックアップをとるために、今日は一日MS-DOSのガイドブックとにらめっこしていたわけだ。

それにしても、Win95にも富士通のマニュアルにも、MS-DOSの解説がほとんどないのはいったいどういうわけだろう。
Win95のヘルプをみると、DOS-IMEに関してはMS-IME95のヘルプを参照せよ、と書いてあるのに、それがみつからない。
また、富士通の「パソコンを振り出しに戻す本」は、「自分のデータを保存する」の項目で「ここで説明する方法は、win95が起動している場合のみ行えます」と書いてあり、dosから入ってデータをフロッピーに落とす方法については全然記されていない。これはあんまりに不親切だと思う。

だいたい「パソコンを振り出しに戻す」時ってのは、win95が普通に動作しない場合がほとんどなのだから、そういう場面に出くわしたら、常日頃からデータのバックアップにとっても慎重になっていないひとだったら、つまり、ほとんどのひとは、データをあきらめなきゃいけない、ということではないか。
馬鹿げている。
f7キーを起動時に押して、メニューからdosを選択さえできれば、dosimeを起動し、copyを繰り返していくことで、少なくともフロッピーディスクに入る程度のファイルはサルベージできる可能性が大いにある。
それなのに、そのたった数行の記述がないがために、win95の画面しか知らず、dosをほとんど意識しないで使っていたユーザは、みんなデータの復活をあきらめているんだろうか。これはひどいと思う

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【Mac日記・8/15】BeOS3.1・MKLINUX DR3

家具を見に新宿に行ったが、そのついでに秋葉原により、CD-Rのメディアを買った。例によってKODAK製品。10枚で2190円。
turboLINUX for PowerPCが出ている、と噂があったので、「ぷらっとほーむ」に立ち寄ったが、それらしきものがなかった。でもせっかくだからとMKLINUX DR3のCD-ROMを買った。2800円。もとはただなのだから、高いといえば高いけれど、インターネットでダウンロードする手間と時間を考えたら、安い買い物かもしれない。このディスクは、つねづね使ってみたいと言っていた妻にやるつもり。
ところで「ぷらっとほーむ」では、古いバージョンのBeOSなんかもまだ売っているんだけど、そこの能書きに「Beに投資すると思って買ってください」とあったのがちょっと気に入った。
で、Beの最新版を買ってみようかな、という気になったので、Beの3.1を買った。ただし別の、もう少し安い店で^^; 8980円だった。
BeもMK-LINUXも、興味があることは事実なんだけど、なかなかやってる暇がない。ハードディスクの空きも多少は確保しないといけないし。そうそう、まだSoftWindowsの新しいやつもインストールしてないや。
買っても、使わないのでは意味がないし、これからは少し自重しようか。

InfomacよりThe Mystery God Gameをダウンロード。よくわからない占い系ソフト。

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【Mac日記・8/17】

会社のDeskpower、とうとうハードディスクがいかれてしまった。交換ということになる。
SEがきて、色々ためしてくれたのだが、やはりどうしてもうまくいかなかったのだった。
しかしこのパソコンは、導入当初からキーボードの不良などもあったし、まったくの「はずれ」だった。
富士通のパソコンがみんなこうだとは思いたくないが、これほどトラブル続きだと、さすがに考えるところがあるなあ。

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【Mac日記・8/19】iMac

日本版iMacは178.000円で、29日に発売されるそうだ。
ちょうど17日ごろから一斉に発売された今月のマック雑誌でも、ほぼ絶賛状態。フロッピーディスクがないこととか、USBポートにすっかり依存していること、拡張性の貧弱さなどは、もう些細なことだと思われているみたい。発表された当初の論調とは微妙に違う気がする。
ただ、それがライター諸氏を、一ユーザとして興奮させているがゆえの現象だと考えれば、納得はいく。
確かにマックのみならず、パーソナルコンピュータとしても、画期的なデザインの機種であるし、価格も手ごろだ。それだけでも誌面を大きくさいて取り上げる価値はあるんだろう。
そんな調子だから、雑誌「MacPeople」での川崎和男さんの意見がとても目立ってみえる。
氏はiMacを酷評していて、「粗大ごみ」とまで言い切っている。うーん。
川崎さんはInterTopとかEIZOのモニタをデザインしているひとで、そういった作品とこの発言を照らし合わせ、翻ってiMacを見ると、氏のデザイン観とでもいうべきものが、見えてくるような気がする。
これは完全に推測なのだが、ようするにiMacを必然性のないデザインだと言いたいのではないだろうか。あの色と形は確かに耳目を引きつけるが、意地の悪い言い方をすれば、「客寄せパンダ」と見なすこともできるし、事実そういった効果をもたらしてもいる。
あと、あの色とスケルトン仕様とでもって、これもうんと悪意に傾いた表現ではあるけど、「ごまかし」をしているような気もする。あの形でも、色が従来のマックと同じで、素材も透明でなかったとしたら、これほどまでに支持されただろうか、とも思う。
色というのはけっこう大きなポイントだ。この色を同じ色として認識できないひとにとっては、なんの意味もないことであり、そのことだけで、ユーザを選別してしまいかねない。つまり、障害者に対する配慮のことを言っているんだけども。
ただ、こういう否定的な意見を書くのにも、自分でもちょっと無理をしているのが分かる。正直にいって、私もかなり惹かれているのだ、このiMacには。
まあ世間が色々褒めそやしているのにたいして、ちょっとあまのじゃくを気取ってみたいだけなのかもしれない。個人的な事情で物入りなため、この価格はとても微妙な値段ではあるんだが、もしかしたら買ってしまうかもしれないなあ。

Download.comで入手したアクセサリのバーチャルバイアグラはジョークソフト。「しょーもない」と苦笑しておしまいのソフト^^;
BeOSでのブラウザNetPositive2.0のベータはフレームへの対応が改善されているそうだが、まだBeOSをインストールしていないので使えない。でもいずれはこのウェブページもきちんと表示されるか検証するためにも、ためしてみたいと思う。
BeOSといえば、この3.1では-3.0からそうなんだけど-PowerPC版とIntel版が同梱されて販売されるようになってる。
だが、たとえばSCSIディスクが使えないなど、まだまだIntel版には不備が合って、このNetPositive2.0も、PowePC版のみだそうだ。

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【Mac日記・8/20】・互換機のちょっといい話

久しぶりにEvangelistネタ。
StarMaxのユーザが、CD-ROMドライブの故障でモトローラに出張修理を以来した時の話。
その修理人の女性が、CD-ROMをドラッグでごみ箱に移動すれば排出できる、ということを知らなかったらしく、そのやり方を教えてやると、彼女は「マックの修理も訓練したんですが、何しろ故障しにくいものだから、実地で修理したことがなかったんです」と答えた、とのこと。
もっともStarMax自体、数が少ないから修理の件数も少ないのでは、というつっこみもできそうだが^^;

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【Mac日記・8/21】・WIRED休刊

WIRED日本語版が休刊になるそうだ。愛読していたので残念だが、前回の漫画特集は最低だったし、エディトリアルの斬新さも少し落ち着いているようだったから、必然なのかもしれない。

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【Mac日記・8/25】・MacAddict

雑誌MacAddictの九月号を買ったところ、WORD98に関するトラブルの話が掲載されていた。MacInTouchでも話題になっていたそうだが、全然気づかなかったし、今サイトに飛んでも、すでに見つからない。
具体的にいうと、WORD98で作成した文書をBBEditなど別のエディタで開くと、その文書を作ったマックのハードディスクに含まれている個人情報などが読めてしまう、というもの。
それはURLとかファイルサーバネーム、所有者の名前、といったものだそうだけど、ただそのマックを使っただけで、プライベートな情報がもれてしまうというのは気味が悪い。

それからMacAddictに掲載されている広告は比較広告が多いのだが、その中にあったMicroMatの広告が面白かった。「Fix Different」と書かれていて、かたつむりの写真が真ん中にある。そのかたつむりの背中にはPIIではなく、Norton Utilities for Macのディスクが^^;
これはMicroMatが自社製品TechToolsPRO2を宣伝するための広告なんだけど、いちいちAppleの広告のパロディになっているようで、笑える。

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随時続く・・・
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