中華料理が食べたいな。

はい、そのような時、上手に美味しく、リーズナブルな料金で食べるには

それなりのテクニック?が必要です。

さて、ケース・バイ・ケースで考えてみましょう。


接待、またはそれに準じたフォーマルな場合

予定がたったなら、とりあえず、予算と人数を目的の中華料理店に知らせることが第一です。美味しいものを食べるには いきなり行くようでは、絶対ダメです。だって、お店のほうにも材料をそろえる都合が有ります。突然行けば、言い方は悪いですが ありきたりの通常在庫している材料で作るしかないのは当たり前ではありませんか。

それなりの金額を支払い、美味しいものを食べようとするならば、予約しなければなりません。だって美味珍味に類するものは おおむね仕込みに手間がかかるものが多いのです。高価で美味しいフカのひれ、熊の手、鮑、ナマコなどなど、下拵えに1,2日またはそれ以上かかるものはざらにあります。

日時、人数が決まったなら、いよいよ予約にかかります。接待等で利用する場合、ある程度に規模が有り奇麗なお店を選ぶことでしょう。 そのようなお店には大体、金額によるコース料理が用意されてます。コース料理は、そのお店の顔で、ある程度料金的にも優遇されており、手慣れた料理類ですので、大きな失望を味わうことは少ないと思いますが、そこで一押し。

満足、不満足の一番大きな要素は量的に満足がいったかどうかにあります。

違います?

であるならば、「7000円のコースにしたいけど、若い人が多いから、量が多くなるように」などと依頼すれば、ではこの料理は止めて 大量の焼きソバをいれましょうとか、炒飯をいれましょうなぞと代案がだされるはずです。ヤキソバ、炒飯と馬鹿にしてはいけません。本格的な中華料理店のそれはなかなかどうして美味しいのです。私見では、そのようなごく一般的な麺、飯が上手でないお店は何を食べても美味しくないと思っています。

勿論、逆のケース、「量はそれほど必要ないから、美味しいものを」、う〜〜〜ん、こわいですね、こういうお客さんは。きっとお店のほうも根性をいれて力作を出してくれることと思います。それでも、料理が余った場合、遠慮なく「残ったものは、包んで下さい」です。大皿から料理を取り分けるのがほとんどの中華料理の場合、余ったものを持ち帰り、もう一度楽しむのは当たり前、お店のほうもきっと嬉しいことだと思います。

いずれにせよコース料理はあくまでも一つの目安、そのメニューを貴方のご希望に合うようカスタマイズしてもらうことが大切です。余程の知識をもって前菜から一つ一つ選んでいくよりも、比較的安あがりで、間違いのない食べ方がコース料理のカスタマイズなのです。


家族で食事

家族でとなると、本当の身銭を切ることとなりますので、より懸命になりますよね。

うふふふふ。

お店の選び方は二つ、店舗のみてくれはともかく、特徴のある料理をだすお店を選ぶこと、もしくは接待等で使われることが多いお店の暇なときを狙うこと、ではないでしょうか。

特徴のある店を選ぶのは、勿論、雑誌などで紹介されてあったり、口コミなどで普段から情報を仕入れておくことが大事なのは言うまでも有りません。美味しいものを食べるにはそれなりの努力も大切なのです。

「そんな〜〜、忙しくてそれどころでは・・・・」

では、私の場合。日頃、外食にはランチ・タイム・サービスで日替わり定食のメニューを出す中華料理店をあちこち食べて回ります。そのうちの美味しいと思った店を何度も利用し、お店のメニューやパンフレットを見て、コース料理の内容、金額をチェックしておきます。 メニューを見るということは結構楽しいのですが、皆さんは如何ですか?

ランチ・タイム・サービスを貴方が美味しいと思ったお店は、きっと、コース料理もそれなりにいけるはずです。


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