私と同じように食いしん坊の貴方にお応えします。

お前がお勧めのお店は何処?

味についての好き嫌いは人それぞれですが、
価格と満足度のバランスがとれているかどうかについては
それほど決定的な違いはないのではないかと思います。
そして私がお勧めできるのが・・・・・・・


新橋亭

下記のバイキング、残念ながら平成10年の年末で終了してしまいました。
う〜〜ん、残念!!

そして行きそこなった皆様、お気の毒。

まずは、超目玉、考えただけでも食欲がうづくのがここ。
華僑二世仲間の経営する店だからといって紹介するわけではありません。食事に関しては義理もへったくれもないのが私の考えで、 我々、華僑の世界は皆そうではないかと思います。味に定評があるのは、華僑関係の組合の会食に良く使われること、そして私も参加している華僑二世の会(TJC=台湾・ジュニア・クラブ)でも毎回、ここを利用するのでも分かります。味にうるさい我々は、不味いところは、例えタダメシでも文句をいいますからね。それが身銭を切って食事をし、不味かったら・・・・・・・・・・、 二度と行くか!!!!
ここは、立地的にも会社、官公庁関係の会合に良く使われますので、逆に言えば土、日、祭日は昨今の不景気な社会情勢には厳しいものが有ることだと思います。そこで、考案されたのが

土・日・祝スペシャル
オーダーバイキング

このすごさは、通常使われているメニューの、どれをどれだけでも食べて良い、というところです。ちょっと聞くと

”フーン、そう?”

くらいにしか感じないかもしれませんが、中華料理をある程度分かる方ならばビックリするはずです。店側が用意した料理をバイキングで食べるのではなく、メニューに載っているもの、どれでも、なんていうのは、う〜〜〜〜む、すざましい。

料金は一人7000円(税、サービス料、及び飲み物代は別)...2名より

高い?・・・・フカヒレ料理の2つもとれば元はとれます。
まさか餃子、饅頭、春巻などの点心類を連発しないでしょうね!

では私が友人(出来れば可愛い女性で、沢山食べられる人がいいなあ)と食事をしたならば、

三色垪盆....地鶏、あわび、くらげの盛り合わせ(5,000円)(垪は手偏が本当です)
紅焼排翅....ふかひれ姿煮(10,000円)
鮑魚海参....あわびとなまこの煮込み(4,500円)
豆鼓龍蝦....イセエビの黒豆合わせ炒め(5,000円)
芙蓉青蟹....渡り蟹の淡雪煮(4,000円)
干貝油菜....貝柱と青野菜の煮込み(3,000円)
東坡扣肉....豚肉の角煮野菜添え(2,800円)
蟹肉魚翅湯....蟹とふかひれのスープ(4,500円)

ネッ!、すぐ元をとれるでしょ。

でも、この企画自体、余りにも安すぎ、無理があるので、いつまでもこのサービスが続くか保証の限りではありません。できれば早いうちにどうぞ。

新橋亭...JR新橋駅から2,3分。03−3580−2211


興華菜館

横浜の中華街、3,40年前にはよく出かけました。奇麗な店は少なく、そのへんのラーメン屋さんに似たような 店構えが多かったと記憶していますが、いつのころか、そう同発別館などが出来た頃、昭和40年くらいから、奇麗な大きな店構えが 増えたような気がします。香港から優秀な調理師を呼んできて、本格的な中華料理を日本に提供してきたパワーは素晴らしいものです。

が、なんとなく昔のボロ家のほうが、もっと美味しかったと思うのは・・・・・
多分、私のノスタルジーのなせることでしょう。

家族で、麺類もしくは炒飯と料理の何品かをとり、食べた思い出は味とほのぼのとした温かさで、より昇華されているようです。現在の中華街の圧倒的な華美と力強さには敬意を表しますが、あまり私の好むところではありません。そして横浜ならば中華街を離れた山下橋のほとり、興華菜館がおすすめです。

このお店、最初に飛び込んだのは、海釣りの帰りでした。この店の隣から海釣り、特に船での釣りをする東京、神奈川の方なら知らない人がいない、山下橋の船宿群が続いているのです。何気なく飛び込んだこの店、本当のところ味には期待していませんでした。おっ、美人がいるなあ、が第一印象、そして食べた炒飯が、なかなか美味かったのです。
それから、はや20数年、あの美人も少々とうが立ってきましたが、味のほうはあいかわらず、気取るところがなく、いけますね。ここも、仲間内の宴会に利用できますが、その際は勿論、予約が肝要です。値段も極々安く、私は家族でちょっと食事、というならば一番お勧めで、原宿の我が家からはるばると出かけるのは、食いしん坊の根性です。ちょっと気取って、という場合には向きませんが、私の子供の頃の「中華街で食事を」は、気取らないこのような店だったのです。
牛バラご飯、五目炒飯、麺類、その他一品料理も、勿論、いけます。そして大好きなのがメニューにのっていない「牛モツ」です。これは牛のハチノス(内臓)を煮込んだもので、その薄い塩味は絶品。辣油をちょっと垂らしていただくと、

ああ、ビールが飲みたい。

我が家でも真似して作ってみましたが、

う〜〜〜む、とてもかなわん。

中区山下町1−3−12
045−623−5001


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