3.酒を買う
…ぬふふふ。新潟といえば、米所。米所といえば、やっぱし酒でしょう!
と、いうことで、村上市内で酒蔵を探したのだが、時間が遅かったせいもあってか見つからなかった。
「仕方なく」といった感じで、やっと見つけた酒屋さんに入ったら、そこが大当たりだった!!
『酒道楽 工藤』 新潟県村上市堀片4−8
…そこのご主人、工藤さん(写真左)の面白いこと!すっかり話術にはハマってしまった。
もちろん話術だけでは食べていけない。…本職の酒屋業も、素晴らしい。
メジャーなお酒はもとより、自分でプロデュースしたお酒も置いている。そのお酒というのも、瓶の帯(ラベル)のデザインを書くことから味のイメージまでと、余念がない。
すっきり系から濃厚な味のもの、微発泡の日本酒まで、種類は様々。好みや希望に応じて、じゃんじゃん試飲させてくれる。
…というか、この工藤さん、人に酒を勧めるのが好きらしく、ホントあれもこれも試飲させてくれる。
「好みもいいけど、色んなものを飲んでみてピンとくるものがあったら、それが出会い。」と、言ってすっきり系→→濃厚な味わいのものと、順を追って何種類も飲ませてくれた。
段々舌がバカになってくるし(笑)、どれ飲んでも美味しいし、ほんとに困っちゃった。
さて先程書いたように、工藤さんはラベルのデザインも手がけている。
…だけでなく!絵も達者!!その場でさらさらと色紙を3枚書いてくれた(写真は、優しい顔のだるまを書いてくれたところ)。1枚1分足らず。早い。
聞くところによると、工藤さんが書いた絵付きカレンダーが「近くのジャスコで売ってるよ」とのこと。…と、言われてもね。この辺のジャスコってどこ??
この辺りでは、有名な人らしい。村上市内にある「瀬波温泉」にも、彼が書いたと思われる数々の絵が、相田みつお氏のオヤジの小言のような格言とともにぺたぺたと貼ってあった。