またまた予定変更です。羽幌から焼尻・天売島に行くはずが、時化のため船が欠航してしまったんですねぇ。
　急遽、旭川に向かうことになりました。

　今、旭川に向かう途中の「霧立峠」で、メールを書いています。酔い止め飲んで、車の揺れと闘いながら書いているわけです。

　酔い止めが効いている状態のことを、私は「無敵期間」と、呼んでいます。ちょうど、マリオがスターを取ったときの状態(ゲームやらない人には分からないか…)。

　どんなに揺れても、酔わないので、手元の細かい作業が、これでもか、と出来るというだけの事なんですけどね。

　ノブ、おもむろに車を止めて、釣りに行ってしまいました。
　ここは、今年の７月くらいの長雨の影響をもろに受けた地域らしく、川の様子は、めちゃめちゃになっている。
　素人の私にも分かるのだから、相当なものだ。

　木々はなぎ倒されてあちこちに束になって転がっているし、河原には、不自然に大きな岩だらけ。川が流れるはずのないところに、水が流れた跡がはっきり残っていたり。…ひどい。

　ノブは、そんな荒れてしまった川に、魚がいるか(生態系がどの程度破壊されてしまっているのか)を確認しに、釣りしに行った。

　…ニジマス１匹ゲット。生態系は破壊され尽くされてはいないらしい。

　さて。旭川に着く前に、幌加内(ほろかない)町に寄り、幌加内温泉に入る。500円。

　内風呂５つ(普通の湯船、寝湯、ジェットバス、泡風呂、水風呂)と、露天風呂１つ。サウナもある。

　…しかし、アメニティーが、ボディーソープしかないし、子どものマナーが最悪で、私の評価は低く、コストパフォーマンス的には○(まぁまぁ)と、いう感じ。

　泉質は、中性中張性温泉(冷泉)。…言うなれば、薄い食塩水が涌いていて、それを暖め直して供給しているわけです。

　…で、温泉に入って、更に南下。

　PM５：00ごろ、旭川に到着。

　駅に行き、駅地下街にある「蜂屋」というごはん屋さんに行く。
　ここは、旭川出身の人に教えてもらった、美味しいラーメンのお店(ラーメン以外にもメニューあり)なんです。

　出汁は、鯛と鰺の削り節で取ったものと豚骨を短時間(３時間)に混んだものを、半々にしている。味はしょうゆ味。かなり濁ったスープである。

　独特の匂い(ちょっと焦げ臭いような、魚臭いような匂い)がする。麺はそんなに細くも太くもない。あまり縮れていないが、ちょっとざらざらしているので、スープと良く絡んでいる。

　癖があるけど「おっ」と、思うと、なかなかハマる味。常連多し。

　チャーシューは、脂身のないものなので、さっぱりしていて、歯ごたえがある。メンマの歯触りすごくいい。
　ゆで卵(トッピングで60円)の、半熟加減は絶妙。

　…これで、ラーメン600円(チャーシューメンが800円！)というのは、安いと思う。
　鯛で出汁取ってて、その値段でやっていけるのか？と、いつも他人事ながら心配になってしまう(笑)。

　ま、とにかく美味しかったです。

　駅を出て、旭川近郊のキャンプ地でビバークの予定。