第49回静岡ホビーショー 一般公開日レポート
秋晴れの好天の下、第50回という節目を迎えたホビーショーは、土曜の開場から入場を待つファンの列に熱気を感じました。まだまだ頑張る模型業界です。今回も、模型のみならず、ツールのハイテク化や、作りやすさの追求とリアリティーという命題に向けて、さらなる進化が見られる展示でした。
ハセガワブースで気になった目玉は、護衛空母ガンビアベイ
1/350スケールの新製品(製品ナンバー:Z27)は、レイテ沖海戦で栗田艦隊と戦ったカサブランカ級の艦ですが、模型として見た時に、艦載機も映えるコンパクトなサイズの船体は、結構魅力的に映りました。
別売りパーツは、艦載機セット、エッチングパーツ2種、木製甲板がありますが、こちらにはドライデカールが付属しており、通常のデカールだと気になるクリア部分が無いため、塗装で難しい白線や艦のナンバーなどは、簡単にリアルな仕上がりとなります。もちろんレーザーカットされた木製甲板でなくとも、筋彫り彫刻は細かく出来ており、ドライブラシなど、塗装テクニックを駆使するのも楽しそうです。
小売価格9,870円(本体価格 予9,400円)
艦載機セットは、エッジもモールドもシャープな出来で、写真のSBD-5のエアブレーキ孔など、特徴を良くとらえたスケール感ある仕上がりです。飛行機モデラーは、これだけ作ってみても良いかもしれません。
HONDA RS250RW 2009WGP250 CHAMPION
バイクモデルは、ミリタリーミニチュアの1/35しか作った事は無いのですし、車はF1が好きなのですけど、このキットは、なかなか美しく精密感たっぷりの魅力を感じました。そもそもバイクはメカが見えていますから、F1のようにカウルを外さなくても、模型としての見せ場がたっぷりなので良いですよね。
予価3,990円(本体価格 予3,800円)
FW190A-8 ハーゲコルン
1/48のドイツ戦闘機は、爆撃航空団所属機を想定した、試作滑空爆弾Bv246を搭載した試験機が展示されていました。当時の技術では、命中率は期待出来なかったでしょうけど、なかなか模型映えする組み合わせです。
アイドルマスターシリーズ
かなり人気が続いている様子のアイマスジェットシリーズですが、1/48でタイフーンIIやラファールM、1/72ではF-22ラプターも登場します。Su-47も1/72で出るので、1/48ではちょっと大きすぎるかなと感じていた方も、さくっと楽しめるようになりますね。そして、さらにはキャラが増えるようなポスターが・・・
ラファルM
タイフーンII
Ma.Kシリーズ ナッツロッカーP.K.H.103
未来のドイツ軍的なネーミングや塗装に思わずニヤリとしてしまうシリーズですが、完全新金型で登場です。